最近始まったことではないが、物忘れがひどい。
イヤなことも気づくと忘れているので重宝しているが、人やものの名前、単語などあまりにもきれいさっぱり忘れすぎて、自分でも驚愕することがある。
そんな中、「あなたの物忘れ大丈夫?」的はテレビはついつい見てしまう。
大丈夫な物忘れは:
・友達と会う約束を忘れてしまったが、相手に指摘されたら「ああ、そうだった。」と思い出せる。
・何かの目的で場所を移動したが、そこに何をしに来たのか思い出せない。
・夕べの夕食のメニューが思い出せない。知人の名前が思い出せない。
危険な物忘れは:
・「会う約束したじゃない!」と言われてもそのことを思い出せない。
・夕べ夕食を食べたこと自体を忘れる。その人が知人であること自体わからない。
・いつも行く場所なのにどうやっていくのか思い出せない。
という感じ。
先週見たテレビはそのどれとも違い、ある男性(30代くらい)に次のような症状が。
・仕事の会議の予定をすっかり忘れてしまう。
・お風呂のお湯をためているのに、止めるのを忘れてしまう。
・自分の娘の名前を漢字でどう書くのか忘れてしまう。
・出かけたものの、どこに何をしに出かけたのか忘れてしまう。
なにやら他人事とは思えない。そして私の方がまだちょっとましかな、とまで思えてしまう。
妻共々、さすがに不安を覚えた彼は複数の医療機関を受診したが、原因はなかなかわからない。もちろん状況は改善しない。うん、これはもう、焦りが募るでしょう。
そして、ある医療機関で名医と出会い、とうとう判明した原因が「脳疲労」。
処理すべき情報が多すぎて、脳が「もうムリだヨ!」と悲鳴を上げているような状態らしい。
情報があふれる今を生きる現代人は脳を酷使しすぎなのだ。
そこで、その番組で紹介された対策は、5分でいいのでお風呂でぼーっとする時間を作りましょうというものだった。
日頃風呂にまで本やタブレットを持ち込む私。
脳さん、ごめんなさい。