アンチエイジングという言葉を意識し始めて何年過ぎたことだろう。

 

何ヶ月か前から"I'm pinch"という美容液を使っている。

改めて考えると緊迫感を醸す、すごい商品名だ。

ただ、果たしてアメリカ人が実際こう言うのかどうかは、疑問だ。

 

広告を見ると、この商品を利用した確か40代後半の女性が20歳くらいの息子と歩いていたら恋人と間違われたなどという声が!

「はあー、ということは、I'm pinch美容液を使うと20代のような肌になれると言うこと?」

くすみやたるみに悩みつつも、普段は甘い文句には懐疑的な私なのに、

明るくほほえむ女性の写真を見て、「これは試さない手はない」とお得なお試し(半額だったかな)キャンペーンに申し込んでしまった。

当時は夏だったため、不必要なくらいに潤いが感じられ、「継続すれば20代の肌が?」と

期待は否応なく高まった。

 

あれから半年くらいは過ぎただろうか。20代に間違えられることはまだない。

真冬は例年通りかさつきが発生したが、肌の調子は悪くない方だ。

おそらくかの美容液は威力を発揮してはいるのだろうが、それを上回る衰えが

私を20代から遠ざけているのかもしれない。…当たり前か。