2月のお花のお稽古
1回目は試験(研究会)の下稽古
木瓜・アイリス・紅柘植でお瓶花
何故だかやたらとアイリスが長い
うん、ほんとに長い
研究会当日もイマイチ思う様に生けれなくて、90に終わっちゃった〰️
2回目は
榛の木・椿・水仙で写景自然
お稽古の時、大先生もしくは講師の先生に1度お手直ししていただいた後は
私はいつも生け直しはせず、先生達が他のお仲間さん達のお手直しされるのを側で拝見してます。
自分のを全部抜いてまたもう1度生け直すことより、その方がよっぽど勉強になると思うから
(でも本来はね、時間があるならもう1度生け直して、そして再度見ていただかないといけない)
私がいつも生け直しをしないのはもちろん大先生も長年黙認済みなので
この時も大先生によるお手直し後、様式さん作のお花のお手直し(by 講師先生)をいつもの様に横で拝見してたら
あ、様式さん(仮名)というのは1年前からうちの教室に様式メインのお稽古に来られてる、他支部の方のことです
大先生が
「もう生け直しはしたの?
他の人の花見てんと自分の生け直ししなさいよ」
え?
いやいや、今まで許してくれてたやん
生け直すくらいならとっとと帰る方選ぶわ
ま、そうは思っても実際言えるわけないんでね
「は~い」と自分の席に戻って生け直ししましたよ
生け直しなんてしたのほんと何年振り?
ええ、長い物には全力で巻かれときますよ、ばにら
そして3回目
猫柳・菜の花・藪蘇鉄・晒しシダ
写景自然
今回も大先生によるお手直し後
前で生けてはった様式さんの木瓜の様式(中景)を講師先生がお手直ししはるのをすっごく見たくて
はい、ではここでその様式さんのご登場
↑1回目のお手直し後
ほら、前回の人のを見る前に自分の生け直ししなさい事件のことがあるでしょ?
見に行ったらまた言われちゃうんかなぁとか考えながらお手直し後の自分のお花をノートに絵書いて、注意点などもメモして
あ、説明しときますとね
うちの大先生は出来上がった作品を私達が携帯でパシャパシャ撮るのが大っ嫌い
ノートに書きなさいとおっしゃるのよ
いやいや、お瓶花なら正面からと横からの画像があれば傾斜具合もわかっていいし
水盤で写景とかなら真上からの画像もあれば奥行きや各花材の差し口や方向もわかって書くよりずっとわかりやすいよ
私はそう思うんだけどね。
書くより格段に時短だし
何せご高齢の先生だからか、今の時代に応じた意識のアップデートが中々難しい
そうこうしてたら、お稽古に来たお仲間さんがどうやら3月の研究会の下稽古をするらしい。
わわっ…それは是非とも出来上がりを見て帰りたい!!
でも、今から生けるとなると結構時間かかるやろうし、かと言って様式さんの木瓜も見に行かれへんしどうしよう
考えあぐねながら、書き終えてたノートの絵をまたちんたら書き足し始めたら
(とことん生け直しする気なし)
大先生
「そんないつまでも書いてんと生け直ししなさい!」
またそう来たか
「はい」
即効巻かれといた
「凄く不服そうな顔してるね~」
ばにら、渋々生け直し始めてるから水盤しか見てなくて、大先生ったら誰に言ってるんやろ?と思ってた
「ねぇ、聞こえてる?」
え?
私のこと?
マスクで顔半分隠れてるのに、しかも横顔やのに大先生何でわかったんやろ?
また生け直ししろ言われて私がめっっちゃむくれてること
しっかりバレてるやん
ある意味以心伝心か
怖っっ
2回目のお手直し後
様式さんの木瓜は見れなかったけど、研究会の下稽古分は何とか見れた
やっぱり生け直しするより先生方のお手直しを見たい気持ちに変わりはなくて
おばあちゃん先生とばにらの攻防戦は今後もきっと続くに違いない