前回は量子の世界の不思議さと、意識との関係を解説しました。
とても奥深い世界で、あまり分かりやすく説明できなかったかなという反省もありますので、機会があればまた記事に取り上げて行きたいと思います。
今回は、「エネルギーポテンシャル」と「エントロピー」について解説します。
メタトロンが測定しているのは、「エネルギーポテンシャル」なのですが、このエネルギーポテンシャルとはどういう概念なのでしょうか?
身近にあるエネルギーと言えば、カロリーがありますね。
みんなダイエットで気にしてますね(笑)
現在の栄養学では、その野菜の新鮮さ、保存方法、産地、栽培方法、品種などが違っても、例えば人参は100g辺り約37カロリーとして計算します。
100gの人参が持っている、この37カロリーという「エネルギーの熱量」はどんな人参でもほぼ一緒であるとして計算します。
ちなみにカロリーとは、1グラムの水を1℃上昇させるのに必要なエネルギー量のことです。
冷凍人参も、
腐る寸前の人参も、
採れたての人参も
カロリー=エネルギー量は一緒なのです。
でも冷凍人参を食べたときと、畑で採れたばかりの人参を食べたとき、何か違う気がしませんか?
やっぱり冷凍人参は美味しくないと感じて箸が進みませんし、
採れたて人参は美味しくてもっと食べたいと思うでしょう。
また、新鮮な食材を食べるとなんか元気が出てきますが、
冷凍食品やジャンクフードを食べても元気は出ないですし、
食べてもすぐお腹が空いてしまうような気がします。
「エネルギー量」は一緒なのに…
何が違うのでしょうか?
実は、エネルギーの『質』が違うのです。
エネルギーに『質』なんかあるの!?
あるんです!
めっちゃあるんです!!
あるどころか、
この宇宙はこのエネルギーの質の変化に支配されているのです。
ここで、宇宙を支配する法則=熱力学第二の法則、すなわち「エントロピーの法則」をみてみましょう。
「物質とエネルギーは1つの方向のみに、すなわち使用可能なものから使用不可能なものへ、あるいは利用可能なものから利用不可能なものへ、あるいはまた、秩序化されたものから、無秩序化されたものへと変化する」
つまり物質やエネルギーは、ほっとくと時間経過とともに、どんどん使用不可能、もしくは利用不可能なものになりますよー。
秩序がある状態はほっとくと時間経過とともに、どんどん無秩序な状態になりますよー。
という宇宙の法則があるのです。
つまり、同じ人参でも、採れたてのときは利用可能な良質なエネルギーを持っていて、
時間が経つとともに、徐々に利用不可能な悪いエネルギーへと変わっていくということなのです。
そして、生命は良質なエネルギーを摂り続けてないと、病気になったりしてその生命を維持できなくなるのです。
次回に続く…
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