とあるフェスにボランティアとして参加して改めていろいろと感じたことがあったので書きとめておきます。
私がおこなったのは、ゴミの分別ボランティア。
ゴミ箱の側で分別を呼びかけ、お手伝いするというお仕事でした。
そのフェスは、ゴミの分別を通じて来場者の皆さんが「環境」を考え「より環境を考えたより良い世の中」を創ることを目的としていたようです。
こんな目的があったことをどれだけの人が知っていたのかな～？^^;
でね、
ゴミ箱にはそれぞれビン、カン、ペットボトル、可燃、不燃などと見ればすぐわかるように書かれているんだけど。。。
可燃と不燃の分別がなかなか厄介でね（笑）
でも捨てに来た人に「ビニールは不燃ですよ～」とか声かけすれば大抵の人はきちんと分別してくれました。
コンビニの袋なんかにビン、カン、食べ残しなどまとめて入れて、口を縛って捨てようとする人にも
「ゴミの分別にご協力お願いします！」って言えば、ちゃんと開けて分別して捨ててくれたり。
でもね、声をかけてこっちを見てるのに平気な顔していろんな物が入ったコンビニ袋をポイっと捨てていく人もいたり。←ちゃんと聞こえてるはずなのに
(￣＾￣)
そんな時、その人が着ているTシャツを見てしまう。
「あー、あのバンドのファンなんだ。。。」┐(´д｀)┌
何となく納得しちゃうことも。
でもね、
ゴミを捨てに来た時に
「お疲れ様です！」って声をかけてくれる人もいたり。
「わたしもフ◯ロックでゴミのボランティアしたことあるんですけど、大変なお仕事ですよね。頑張ってください！」って話しかけてくれる人もいたり。
(*^▽^*)
そんな何気ないひとことが働いている者にとっては、とっても嬉しいし励みにもなるものなのね。
そんな時もつい見てしまうのがTシャツ。
このフェスには、たくさんのバンドさんが出場していたんだけど、今回出ていないバンドのTシャツを着ている人もいて。
印象のいい人たちはだいたい決まって
東北ライブ大作戦のリストバンドしてる系の人やRX系の人が多かったように感じました。あくまでもわたしの個人的な感想ですが。
いろんな人の行動を見ていたら、そのバンドとファンとの関係もわかるような気がしてね。
すごーく勉強になりました。
ライブ終わりにコンビニ袋やらペットボトルやらをたくさん持ってきた子たちがいてね。
分別を呼びかけたら目の前で快く行ってくれました。
おそらく自分たちのゴミではなく、ライブ終わりに会場に散乱していたものを拾い集めて来てくれたみたいなんだけど。
誰が捨てたかわからない汚いコンビニ袋のゴミをひとつずつ開けて、素手で分別してくれました。
きっと自分の好きなバンドのことを思っての行動なんだと思うんだけど、こんな素敵なファンがいるバンドは幸せだな～って思ったよ。
きっとそのバンドも自分たちのファンのことをとっても大切に思っているんだろうなぁ。
そんな関係って素敵だね。
:*:・(￣∀￣)・:*:
多くの人はファッションでバンドTシャツを着てると思うけど、そのバンドのファンですよ～！って主張してるんだから、少なくともそのバンドに恥じないような行動をとらないとね。
着ている人の心無い行動で、その大好きなバンドのイメージを悪くする事もあるということを自覚してください。
その逆で愛のある行動をすれば、それはいつかそのバンドに、そして自分にその愛が帰って来るはずだから。
バンドTシャツってさ、
それを作るに当たってのそのバンドの様々な想いがこもっていると思うし、
着ているファンだって、そのバンドを大好きな気持ちや思い出やいろんな想いがこもっているものだと思う。
だから、バンドにとってもファンにとってもとても大切なものだよね。
もちろん、
私が持っているバンドTシャツにも
それぞれにステキな思い出やその時の大切な想いがいっぱい詰まっています。
だからこそそのTシャツを着る時には、それなりに覚悟があります。（笑）
たががバンドTシャツだけど、
されどバンドTシャツなのです。
着ているそのバンドTシャツに誇りを。