2023年5月15日に
食道胃接合部癌のステージ3と診断された
父(当時66歳)の闘病の様子を
娘目線で綴っていきます。
2月20日
父の入院日です。
この日の私は、末っ子と一緒に父を病院まで見送って、帰りのバスまでの間、長男と一緒に母と会ってランチする予定でした。
ですが、急遽、末っ子に用事が出来てしまったので、父の治療には一切関わらない宣言をしている長男が車を出してくれる事になりました。
出発前、
何故か長男が、「元気を分ける」と言って父に握手!
「ほら、ねーちゃんも!」
と言われて、せっかくなので軽くハグ
そして、10時前に出発!
11時入院でしたが、30分も早く着いちゃいました(笑)
父は長男に病院と揉めて欲しくない(以前、揉めたので)から、「車におれ」と言ったんだけど、着いてきちゃいました
「間に合いそうなら病院に行く」と言っていた末っ子が病院に来てくれて、父を受付まで連れてってくれました。
父には、「お前らはここまででかまんけん。」と言われたので、(よっぽど長男にきて欲しくないんだな)私と長男は病院を出て、母の元へ向かいました。
そうそう。
父から、「個室に入れたら写真送っちゃる。」と言われたのですが、写真は届きませんでした。
またしても、個室には入れなかったようです。
さて。
少し早めに着く事を母に伝えるため、電話を掛けたのですが母が出ない。というか、スマホの電源が入ってない
こんな事は初めてだったので、急に不安に襲われました
長男もちょっとソワソワし始めました。
母の住むマンション前に着くや否や、
「車止めるところがないから、俺は車に残る。ねーちゃんはお母さん見てきて!」
と言われ、私はダッシュで母の部屋まで階段を駆け上がりました