こんにちは。
小坂久美子です。
朝晩かなり涼しくなり、長袖でないと寒いくらいですね。
お変わりありませんか?
昨日は、看取り学講座 初級クラスを開講させていただきました。
こうして毎月看取り学講座を開講でき、共に学べることは、感謝の気持ちでいっぱいになるのと同時に、
日々の生活を見直し、背筋を正し気持ちが引き締まります。
看取り学という名前から、難解な学問というイメージを持たれる方もおられるかもしれませんが、初級講座で述べられている看取りの場面における礼儀作法は、看取りだけでなく、日常生活においてもとても大切なことが書かれています。
とてもシンプルで、一見簡単なことに思われますが、実際にそのように日々を生きているのか振り返ると、時間に追われたり、感情の波に飲み込まれて雑に生きているなぁと感じることが度々あります。
先に「看取り学講座をすると、気持ちが引き締まる。」と書いたのは、そのことに気づかされるからです。
今回の受講生の中にも同じように感じてくださった方がいらっしゃいました。
受講生のご感想を紹介させていただきますね。
「今まで家族の看取りの経験もなく、あまり看取りへのイメージができず恐怖心がありました。今回、看取り学を受講して「最期の良い時間になる」というプラスのイメージができました。言葉や触れる事などに気をつけて、人生の最期の1%を良いものにしていきたいと思いました。今までは「死=わからない・暗い・恐い」と思っていましたが、少しずつプラスのイメージを持てるようになりました。」
「看取り士として備えるべき精神にある、「はい」という素直な心を持つ、ゆっくりゆっくり丁寧にと心掛けるという事は、看取り士においてもそうですが、日常生活においても大事で必要な振る舞いだと思いました。今回の講座を思い出して、看取りの際には家族様の不安を取り除いていきたらと思いました。「死に様は生き様」というように、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」といえるようになりたいです。
受講生の皆様、ありがとうございました。
看取り学は人間総合学とも言われます。
看取りという観点から、今をどう生きるか、生まれて来て生きる意味を知ることができます。
ぜひ、一緒に学びませんか?
対面講座では、コロナウィルスの感染予防に努め、少人数で開催しております。お気軽にお問合せください。
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