小さな幸せを数えて | 徳島☆ 看取り士、生命の樹カウンセラー、マンダラエンディングノート

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人生のゴールから今を見つめることで、希望を持って活き活きと今を生きるためのサポートを致します。
大切な人を亡くした方の心に寄り添い自分の力で立ち上がるサポートを致します。
全ての方が人生の最期に幸せだったと思える社会を創るための活動をしています。


✨🌹愛の日めくりカレンダー
「抱きしめておくりたい」
柴田久美子 愛のことば 29🌹✨

【小さな幸せを数えて】



来る日も来る日もお部屋のベッドで一日中横になって過ごされている方。


時が経つに連れ、「曜日も日にちも分からなくなってしまった」とこぼされる。


大きな壁掛けカレンダーを探して壁に掛ける。



朝がきたら、マジックで日にちをひとつ消すことにする。


3年前、父と病室で過ごした時間を思い出す。


「カレンダーを貼ってくれ」と言われて、首を傾げたら見える位置に小さなカレンダーを貼って、日にちをひとつずつ消していったことを思い出す。


「なかなか死なないもんだなぁ。」と言った父に「お迎えが来ないと行けないらしいよ。」と返して笑ったなぁ。


ひとつずつ消されていく日にちは命のカウントダウンではなくて、父と密に過ごしたささやかな幸せの積み重ねだったんだと改めて思う。


作業しながらハッと現実に戻って、、、


もう気を遣いながらコールボタンを押して、「申し訳ないけど机のカレンダーを取ってください」と言わなくても、日にちと曜日だけなら自由に好きな時に確かめられるなぁと思った。


消されていく一日一日がその方の小さな幸せに繋がっていくことを心から願う。


今朝は雨も上がって、セミたちがこれでもかというくらいに力一杯に鳴いている。


今日は看取り学講座中級クラス。頑張るぞ💪




皆さまもどうぞ素敵な1日を✨💕