立春大吉喼急如律令
(立春の日の0時~午後7時22分の間に書くのが正式だそうで)
今年も早起きして書いて貼りました
立春大吉喼急如律令
これは、「立春のめでたいよき日に大至急で願いが叶いますように」という意味
立春大吉とは立春の日、つまり2月4日頃(その年によって変わります)に
禅寺の門前に張り出される文字またはそのお札の事で、「厄除け」の意味のお札として禅寺の習慣からきているものだと言われています
立春大吉の由来は、
立春とは冬が終わり春が始まる
節目の日のことで、昔は立春が
1年の始まりとされていたそうです
厳密に言うと、暦の上では1年の始まりは正月で、
生活の始まりは立春と、
別のものととらえられていたそうです
なので、立春の前日である「節分」の日に豆まきをして
一年間の厄を払って新しい一年の始まりである立春の日に厄が来ないようにという願いを込めて「立春大吉」のお札を貼ったことが今も続いているそうです
なぜ「立春大吉」という言葉なのか??というと・・・
四文字すべてが左右対称になり、裏から見ても表から見ても「立春大吉」と読むことが出来ます
このお札が玄関などに貼ってあると、鬼が家に入ってから振り返っても
同じように「立春大吉」と書かれたお札が見えるため、
鬼はこの家にはまだ入っていない!と勘違いをして逆戻りしてしまう
つまり、
鬼が入ってこない⇒一年を平穏無事に過ごすことが出来るという意味で、厄除けとして「立春大吉」という言葉が使われるようになったそうです
豆まきをするご家庭は多いと思いますが、「立春大吉」のお札を貼っているご家庭は少ないかもしれませんね
*雑学豆知識 引用
喼急如律令と言うのは
今すぐそれが来るように!という意味
中国漢代の公文書の末尾に、急々に律令のごとくに行え、の意で書き添えた語。のち、呪文(じゅもん)の終わりに添える悪魔ばらいの語として、
道家・陰陽師(おんようじ)・祈祷僧(きとうそう)などが用いた。とあります
ちなみに、2019年の立春も2月4日でしたが、、2021年の立春は2月3日ですよ
間違えないでね
このお札、立春(2月4日頃)から、雨水(2月19日頃)までの間に貼り、1年間貼り続けます
2020年の場合は、2月4日(火)の立春から、2月19日(水)の雨水までの間に貼ります
私の手元に18枚ほど書いたものがあります
19日まで会える方は貼ることができるそうですよ
欲しい〜と言う方はおっしゃってください
それ以降に会う方はシステム手帳とかにはんで持ち歩いても大丈夫だそうです
お気軽にお声掛けください
差し上げます