トーハクの《博物館に初もうで》に行く | Lunaのブログ

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東京国立博物館で開催中の
《博物館に初もうで》
謹賀辰年
〜年の初めの龍づくし〜
に行ってきました。










 


十二支にあてられた動物を十二支獣と呼び、

辰には、龍があてられます。

辰年だけは、架空の動物になります。

この龍をモチーフにした作品を一挙に集め、

辰年を寿ぐ展覧会です。



多くの龍を見て、

たくさんのパワーを頂きましたよ。


























































一番見たかったのは、

こちらの

《龍濤螺鈿稜花盆》

(りゅうとうらでんりょうかぼん)


螺鈿が、それはそれは見事でした!





龍の目線の先にあるのは、

“火炎宝珠”(かえんほうじゅ)


宝珠は、

願いをなんでも叶えてくれる宝の玉。





螺鈿の色も良く、

最上の螺鈿を使っているのでしょうね〜




一番気に入った作品は、

狩野栄信(かのうながのぶ)画 

成島司直(なるしまもとなお)書の

《芝園臥龍梅記並詩歌》

(しえんがりゅうばいき ならびにしいか)


芝園(浜離宮)に在る梅を描いたこの巻物。

梅が、

龍が伏せてるが如くのさまから

その名(めい)に。



淡く柔らかい色合いの絵からは、

なんともいえない

優しいものが伝わってきます。

芳しい梅の香りも届くよう…


巻物の

紙裏の金箔や、表装も含めて全部が

素敵な逸品でした。ホォ〜❤︎❤︎




 


















展覧会後は、

本館脇のカフェで

お抹茶とぜんざいを頂き

帰路に着きました。












雨をつかさどると言われる龍。

おかげで帰りは

雨まじりの雪になりました。




これは予報の範囲内だったけど、

なんと雷まで鳴りましたよ。

さすが龍神様!



見せてくださったそのパワーに

おもわず曇天を見上げ、

御礼を申し伝えましたよ。

まるで龍が居るような空でした。


おや、龍神様 いらっしゃいますね!