今年、いったい何があったのか。 | 劇団 月とスカレッタ

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2019年に発足
2022年に旗揚げ公演を目指す
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主宰の小西です。

 

 

 

今年も残りわずかとなりましたね。

複雑な一年でした。

 

僕個人としては演劇で生計を立ててるわけで、作品をリリースしないということは生活できないということです。たまたま、僕はオファーされて生きてるわけでなく自分で仕事と作品を創って生きているおかげで、なんとか精神的にも腐ることなく今年を過ごすことが出来たかなと思っています。

 

もちろん、そこには家族の支えがあり、一緒にこの困難に向かってくれたという心強さがありました。

今年、変革したかったことのほとんどは、全く手つかずで、生きていくので精一杯でした。

 

来年はそこも含めて何とかしたいなと思っています。

今年起きたことはきっと多くの物を変えてしまうでしょうけど、その一方で今年を経過しても変わることのないものにも出会えたと思います。

 

 

さて、今年は本当にお世話になりました。

来年になったからってまるっと全部は変わらないし、捨てられないものも、捨てたくなるものへの予想もなかなか立たないですけど、来年も僕は僕であろうと思います。

 

 

44歳。うむ。

そろそろ目に見えた結果が必要になるなぁと思います。

そろそろ僕にうんざりする人も出てくるだろうなぁとも思います。

そろそろ本当になりたい自分にエゴイスティックにでもなろうとした方がいいなぁとも。

人生、一回ですからね。

僕らのいる世界は、今日出来なかったことが明日には急にできるようになったりする世界じゃないので、だからこそ、日々、どうなりたいかを真剣に考えてストイックなんて当たり前で、それでいて世の中の仕組みや、在り方や、マーケティングに明るくなくてはいけないのだといつも思います。知らなかったでは済まされないのだと思います。

 

コロナの勉強、めっちゃしましたよ。衛生面での工夫と勉強もめっちゃしました。

そこは評価されても意味ないんですけど、そこを通過しないといけない世の中になったんです。

もっと、大胆で繊細な作品を創りたかったし、お客様にかぶりつきで観て欲しかったけど、それ以上に安全で安心に運営できるロールモデルになりたかった。

そういう一年でした。

 

応援してくださったり、温かな言葉をかけて下さったお客様、本当にありがとうございました。

このご恩に報いるためにも、来年から何年かかけて、変わらなきゃいけないなと思います。

 

 

あー

長くなった。

 

 

来年もよろしくお願いします。

僕だけじゃなく、劇団のみんなの活動も、ユニットも、研究所も、そこを卒業して活躍しようとするたくさんの僕の教え子たちも、よろしくお願いします。

 

 

明日は師匠の誕生日なんです。

亡くなって12年です。

なんかね、大みそかはよく思い出すんですよ。

年始によく2人で箱根駅伝みたなぁって。ほんとは二回くらいなんですけど(笑)

全ての人の期待のも応えられるわけないし、全員を裏切れるわけでもない。

そういう年齢になった僕の今後を見ててください、色んなとこから、色んな風に。

 

 

 

では、よいお年をお迎えください。