時間ができたので、春の京都へ行ってきました
お目当てはふたつ。
京都文化博物館で『特別展 挑む浮世絵~国芳から芳年へ~』を見て
二条城で桜のライトアップを見る!! いざ、Allez y!
「歌川国芳(1797-1861)は、ダイナミックな武者絵やユニークな戯画で、幕末の浮世絵に
衝撃をもたらしました。国芳のもとには多くの弟子が集い、新しい画題や表現に挑みました。中でも月岡芳年(1839-92)は近年再評価が進み、浮世絵のイメージをくつがえす絵師として
知られています」(フライヤーより)
髑髏の絵があったり、緊縛されてたり、首が切られてたり、血がどばーってなってたり
結構スリリングなテーマも多くあったけど、そんなおどろおどろしくはなかったし
雀や将棋が擬人化している作品などはコミカルで面白かった(蛙の絵も!)。
個人的にびっくりしたのは、シャンデリアを描いたものや西洋風の浮世絵もあったこと!
明治になっても浮世絵が作られていたことにもびっくりした。
浮世絵、て今のわたしたちから見るとクラシカルの中のクラシカル、て感じだけど、
当時の絵師たちは最先端のテーマも取り入れていたんだな、て思うと胸熱である。
ここ数年ふんわり刀剣乱舞にはまってる身としては、
曽我兄弟が戦ってる絵や(その刀はもしや髭切と膝丸!)、村正とか青江とか描かれていて
Σ(゚∀゚ノ)ノキャーてなりました(笑)。 なんか思いがけず推しに逢えたみたいな?
文博は常設展も結構楽しいんですけど、浮世絵展がかなりの充実度だったので
こちらはさらっと(絵を見るのってわりとエネルギー使う)。
近くの六角堂で桜をみて、二条城へ。 思ったより時間があったので、カフェで休憩した。
しかし休憩しながらふと二条城前をみると、もう並んでる⁈
びっくりして並びに行きましたよww
二条城でみたのは、NAKED FLOWERSというイベント。
まぁ、わりと早い時間に入ったので、
プロジェクションマッピングは正直よくわからなかったんですけど
桜はほんとに綺麗だった!!!
二条城、何度か行ってるはずなんだけど、こんなにたくさん桜があるって知らなかったし
日が暮れてくると本当に幽玄で。 感動しましたね。
桜がたくさん植わってるお庭も素敵だったし、
立派な桜が一本だけある離れ(素敵なお庭つき)も良かったし、
桜並木というか桜の森というか、そんな感じになってるところも本当に素敵だった。
明るい時間に見る桜も華やかで好きなんだけど、
夜に見る桜は、人には聴こえない歌を空に向かって歌っているようで大好きなのだ。
存在が詩的というか。
今年も桜が見れてよかった。 来年も楽しくお花見したいな。