着心地 | ☆猫とDahlalと舞莉亜☆

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アイスクリームを食べながら薔薇の香りにつつまれて
Dahlal個人用ブログ
踊ること。猫のこと。

衣装の着心地。

始めてEmanZakiの衣装を着た時、あまりの着心地の良さに感動しました。


それまでもエジプト製のブランド衣装を着ていましたが、

デザインは素敵でも蹴回しが広すぎて足に纏わりついたり、

重すぎたり、かっちり着ようとすると動きが制限されてしまう。


でも、EmanZakiはまるで水着を着て居る様でした。


衣装の着心地は踊り易さ。

動きを制限されず、踊りをより美しく見せる。

良い衣装はダンサーを助けてくれるもの。


例えば、燕尾服。

結婚式等で着るものと、社交ダンスや指揮者の人が着る物とは

あきらかに仕立ては違っています。


エジプト製の衣装は割といい加減(日本人から見ると)と思って居ました。

かなりアバウト。。


でも、昨日EmanZakiの衣装をひっくり返したり色々して、

しげしげと見たら、きちんと型紙を取って洋裁のセオリーに則って作成されて居ました。

生地の目とかもちゃんとしていて、

決して、トルソーに巻き付けて「ここはこんな感じ~。」では有りません。

最小限の生地で、でもちゃんと生地の目を合わせ、美しく仕上げる。

工房にも行きましたが、モチーフ等のデザインをする方(男性)と

お針子さん達(女性)と居て、フィッテイング後の仕上げも早いし、

凄いなぁ~(当たり前かもしれないけれど。。)と思いました。


私はゴテゴテした衣装が好きでは有りません。

踊るときに邪魔になる様な装飾は不必要。

胸の脇まで装飾が付いて居て腕を動かすと引っかかるとか、

ずり下がったり、ヒラヒラしすぎてベールに絡まるアームとか、

踏むたびにイライラする裾の装飾とか、

衣装では無く、ダンサーのスタイル自体を美しく見せてくれるものが一番だと思って居ます。

自分の体型で気になるところを、気にならなくする。

「足が~。」とか「お腹がぁ~。」とか思わずに自信を持って踊れる衣装。

そういう衣装を選んで来たつもりですが、

もっとここがこうだったら。。とか

こういうのが欲しいんだけど。。とか

思うことが多くなり、見た感じが素敵で好みで、これならと購入しても

やっぱりもうちょっとここが。。とか思うことが多くなりました。

多分・・自分の踊り方に合って居ないんだと思います。


売り物として作るなら、柄物もヒラヒラも有りですが(踊り易ければ)、

個人的には柄物やヒラヒラは好きじゃない。



今、衣装を自作しようとお勉強中。

目指すは・・きちんとした型紙で、スタイルを良く見せてくれるカッティングで、

セクシーで、私の拙い踊りを美しく見せてくれる衣装。