言葉というものは面白い。

自分自身を表す言葉だけでも幾つも種類があったり、
同じ意味でも印象が違ったりして、
それで人となりが推しはかられたり、自分を表現したり演出したり、
立場や場面によって使い分けがあったり、
性別によっては使うと違和感を持たれるものもあったり…


最初に興味をひかれた言葉が「ヤバい」だった。

「すごく良い」「すごく悪い」「綺麗」「汚い」「かっこいい」「かっこ悪い」「感動する」…その他、想像をこえること・感情を揺さぶられるような状況でならどんな意味でも使えるらしい。汎用性の高さがヤバい!

「本来は悪い意味なのに」「なんでもヤバいというのはいかがなものか」と「ヤバい」という言葉・その使われ方にネガティブなイメージを持つ人も多いらしい…

 

けど、私は好きだ。


「本来は悪い意味」という点では、「すごい」も同じじゃないか。

「すごい」は元々ぞっとする感覚を表す言葉で、「恐ろしい」「寂しい」という意味から「(ぞっとするほど)素晴らしい」という意味でも使われるようになった。

今では程度の甚だしさを表す言葉で良い意味でも悪い意味でも使われるが、高い評価を表す使われ方が多い。これと同様の変化なのではないか。

どういう意味かは言わずとも分かる状況・言い方で言うから、意味の良し悪しの使い分けは必要なかったのだろうし、
「感情を揺さぶられる感覚を共有したい」という気持ちから生まれた使われ方で、あえてその詳細は言わないことで共有している感を強めているんじゃないだろうか。

「言わなくても相手も分かる」「分かち合いたい」って気持ちが、なんかもうエモい…!✨

 

「エモい」は古語の「あはれ」とほぼ同じで、 平安の世に使われた言葉と同じ意味を持つ言葉を人々が求めてまた生み出したというのもエモい…!✨

がいたときにそう言ったら、「“エモい”!?“エモい”って…;」ってこの言葉を使ったことにちょっとびっくりされたんだが、言葉って変わっていくものだろう?

こういう流行り言葉は来世では見聞きもできないかもしれない。来世人間に生まれるとも限らない。

この言葉が多くの人に使われているということは、多くの人が表現したいものがそこにあるということで、今の時代を象徴しているんじゃないか。

私は今使える言葉は今使って、今の時代を感じて楽しみたい。

「草」とか「ぴえん🥺」も使える状況が来たら使ってみたいぴかぴか(新しい)


「草」って最初見た時、「込み上げてくる笑いを瑞々しい植物の生命力に例えたのかぴかぴか(新しい)」とか思ったら全然違った。

(笑)→ w → 草 なんだな。

「笑い」という意味では共通しているけど、「(笑)」より「 w」の方が、ウケてるとかふざけているようなニュアンスになるとか、「w」を絵のように見て「草」という言い方が生まれたというのが面白いw

 

 

 

 

今日は彼氏が誕生日祝いに焼き肉ご馳走してくれた!美味しかった!

 

隣のテーブルのお姉さんと、その後ケーキを食べに行ったカフェの店員さんの話し方が柔らかくて可愛かった!

 

なんか、ほわんとした話し方って和むな…目指そうかな…!