今の日本って幸せな国なの? | **ハナの徒然日記**

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自分が本当にしたいことって何だろう?
どういう暮らしがしたいのだろう?
そんなことを考えながら、日々生きています

こんばんは^^
 
本日は最近読んだ本について
思ったことを書いてみます。
 
 
 
とあるきっかけで
「日本より幸せなアメリカの下流老人」
という本を読みました。
(珍しく真面目な本)
 
 
 
難しい内容で
なかなか頭に入って来ず
半分も理解できたかわかりませんアセアセ
 
 
 
でも、社会の在り方について
とても考えさせられました。
 
 
 
内容についてざっくり説明すると、
アメリカと日本
それぞれの貧困層に対して、
幸せだと感じている人が
どれくらいいるかを調べるという
研究があったそうです。
 
 
 
その結果、
日本よりもアメリカの方が
幸せだと感じている人が
多かったそうです。
 
 
 
この理由については、
アメリカと日本の
貧困層に対する保障や、
 
 
フォローの手厚さの違いが
大きいのではないかと
著者の方は語っております。
 
 
 
例えばアメリカでは、
もし病気をして資金が底をついてしまっても
寝る場所や食べ物を確保してくれる
制度が整っており、
申請自体も比較的容易に可能。
 
 
 
 
日本には生活保護があるが、
申請が下りにくくハードルが高い。
不正自給の問題や周りの目が気になる
といった人も多い。
 
 
 
また、高齢者に対する扱いも
大きく違っていて、
アメリカでは定年はなく
(医者やパイロットなどは除くそうだが)
どんなに高齢であっても
能力があるなら働ける。
 
 
 
一見、
もう身体にガタが来ている爺婆に
いつまで働かせるんだという
反発も出てきそうではありますが
 
 
社会に貢献しているということは
生きるモチベーションを維持するために
必要なことだというのが
アメリカの考え方。
 
 
 
反対に働けず、
家からもほとんど出られない
という高齢者には、
ボランティアで活動している団体が
身の回りの手伝いをしてくれたり
話し相手になってくれたりするそう。
 
 
 
日本はどうかというと。
一人暮らしの高齢者は
少ない年金を切り詰めながら
静かに生活している人がほとんど。
 
 
 
外部との交流ができる機会も
さほどなく、
就ける仕事は限られている。
 
 
 
その結果、孤独死といった
問題が起きてしまっているんですね。
 
 

この本を読んだあと、
日本って一体…
とちょっと考え込んでしまいました。
 
 
 
まぁここに書いてあることが
すべてではないと思いますし、
アメリカの制度だって
問題点はたくさんあるのでしょうが
 
 
セーフティネットが多いアメリカと
日本では雲泥の差だなと思いました。
 
 
 
海外の人たちは、
日本は高齢者に冷たいんじゃないか
とすら思っているようです。
よくありませんね。
 
 
 
老後2000万円問題とか
少し前に出てきましたし。
 
 
ちなみになぜアメリカは
貧困者へのフォローを
手厚くできるのかというと
寄付金が多いことも理由のひとつだそうで。
 
 
 
資産家たちはもちろん、
個人での寄付も積極的な人が
たくさんいるとのこと。
 
 
 
自分もいつお世話になるか
わからないから、
といった意味合いでも
自然とお金が集まるのかも
しれませんね。
 
 
 
日本でも、
一人ひとりできることがないか
考えていくべきなのかなと感じました。
 
 
 
というか、
誰かのためにとかっていう気持ちが
無くなってきてるのが
日本の悪いところなんだろうな。
みんな自分のことで手一杯だろうし。
 
 
 
みなさんは
今の日本についてどう思いますか?
 
 
 
ここまで読んでいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m