みなさま、ごきげんようバラ

 

 

いつもありがとうございますらぶ

 

薔薇の季節ですね。

 

ということで、薔薇にまつわる歴史のお話バラ


あなたもアロマ美人な毎日

 

古くから愛されてきた薔薇。

 

たくさんの逸話が残っています。

 

薔薇が人類の歴史に最初に登場したのは、紀元前1500年頃に描かれたクレタ島の壁画。

 

古代ギリシア人にとってローズは、愛と美、芸術、すべての創造の女神であるアフロディーテの花です。

 

アフロディーテは、ローマ神話のVenes(英語名ではヴィーナス)。

 

イタリア・ルネッサンスの画家ボッティチェリは、『ヴィーナス誕生』の中で、薔薇の花を浴び、海の中から生まれる女神を描いていますシャコガイ

 

絶世の美女と謳われたエジプトの女王クレオパトラも薔薇を愛してやまなかった一人ですegyptian

 

何十センチもの厚さで薔薇の花に埋め尽くされた客間に、アントニウスを迎え入れてもてなしたそうです。

 

また、彼女は、薔薇の花から作られたローズオイルの愛用者でもありました。

 

古代ローマ人のバラ好きは有名です。

 

薔薇の花びらを部屋に敷きつめる、お風呂に浮かべる、水やワインに香りを移す、お菓子に使う・・・

 

もちろん香水にし、薬にも・・・贅沢に使っていたようです。

 

体内浄化をし毒素を排出させる効果があることから、二日酔いにも使われていました。

 

暴君と言われた皇帝ネロもこよなく薔薇を愛していました。

 

宴の前には、薔薇のお風呂に入ってから、薔薇の香油を塗り、神殿には薔薇飾り、バラ水の噴水、薔薇の花びらを浮かべた池で舟遊び・・・

 

宴の時には広間に薔薇の花を敷きつめ、薔薇の冠、薔薇のお酒、薔薇のデザート、さらに天井から薔薇の花びらが舞い散っていたそうです。

 

床に降り積もった薔薇の花びらで窒息した人もいるとか・・・

 


あなたもアロマ美人な毎日


 

ところ変わって、ペルシアの戦士たちは、赤い薔薇を自分の盾に飾っていたそうです。

 

薔薇は愛の花です。

 

人類の愛と神の愛、両方の象徴です。

 

初期のキリスト神秘主義者にとって、薔薇は聖母マリアの花でしたマリア様

 

キリスト教的には、神の愛、聖霊とマリアの合一の象徴です。

 

聖ドミニコ(スペイン生まれのドミニコ修道会創立者)は、聖母マリアの啓示を受け、ロザリオの祈りが始まったそうですロザリオ

 

ロザリオの祈りは、バラの香りのごとく天国に届くと言われているそうです薔薇

 

そもそも、“ロザリオ”という言葉は、「バラの園」、「バラの冠」という意味のラテン語が語源。


 




 

フランス皇帝ナポレオン1世の妻ジョセフィーヌは、世界中からおよそ250種類の薔薇を集め、マルメゾンの庭園を造り、さらに新しい薔薇を生み出しました。

 

その美しさ、香り、多才な色を持って薔薇は人類を魅了し続けてきたのです。

 

わたくしたちに美と健康を与える秘めたるパワーが薔薇にはあるようです。

 

その薔薇の花から採取されたローズ のオイルのパワーは計り知れません。

 

ぜひ、ローズ の精油を1本手にとってみてください。

 

今度の日曜日は母の日。

 

カーネーションも素敵ですが、バラの花束を贈ってみてはいかがでしょう。