2月の連休の前日に東京出張がありました。

以前の職場で とてもお世話になっていた人のところに訪問に行くので、

関西らしいお土産(551ではない)を持って参上します。

 

ひさしぶりの東京出張だったので、新幹線の車窓から見える富士山を楽しみに 往復で山側の窓際の席を予約します。

 

訪問時、昔から私をよく知っているその人は、

ひどい雨やったけど大丈夫か。今雨降ってるか?

と、私の手元のビニール傘をみて 心配の声をかけていただきます。

はあ、

駅におりたときはひどい土砂降りで、バス停から10分ほど歩くので

駅構内のコンビニで傘買ったんですが、

バス停着いたら 雨やんでました。

ははは

富士山も 雲の中で 全く拝めませんでしたわ。

 

ほんま、昨日までうららかな陽気だったのに、

この寒気とこの天気、相変わらず 不幸を背中にしょっているねえ

 

不幸の星のもとに生まれましたので、まだまだ大したことありませんよ。

苦笑いと共に 旧交を温めます。

 

ようよう、仕事の打ち合わせが終わって、

1泊し、次の日に移動して 関東に住むだんなさんと待ち合わせして

だんなさんの寮の近所を案内して貰います。

 

関東は どこもゆったりしていて良いねえ。

東京の中心街でも 公園あるしねえ。

ホッと一息できますねえ。

 

東西の都市計画を比較しながら案内を受けます。町並みは全く違います。

 

寮は立ち入り禁止なので、外をゆったり散歩しようという訪問計画でしたが

寒くて暖をとるためすぐに喫茶店に入ります。

ここでも、

ここのところ、春の陽気だったのに 

ワザワザ 来た日にこの寒さとか、

おくちゃん(私のことです)引き当てるねえ。

相変わらずひどいねえ

だんなさんに さんざん からかわれます。

 

昼から 関西の我が家に向かって帰宅の途につきます。

帰りも あいにく天気はぐずついて 当然のように 新幹線の車窓から富士山は拝めませんでした。

 

夕方に 家に着くと

あびちゃんに 小言を言われます。

昨日は どこに行っていたんですか?

1日家を空けて。

 

すいません、だんなさんの下宿先を見に行っていました。仕事もちょっぴり。。。

 

わしは、何時に帰るか 心配していましたよ。

もう帰らないんじゃないかと、心配でしたよ。

 

見つめる目が うるんで 瞳孔も大きくなり

さらに

ゴロゴロと 喉を鳴らし始めて。

1人は嫌なんですよ。 心細いんです。

Julio いつ帰るかわからないし。。

家には必ず帰ってきてください。

 

ベタベタ甘えながら 手を舐めてきます。

ああ、不安だったね。ごめんね。

言葉通じたら 何時にかえるか伝えられるのに。

ごめんね。ごめんね。

 

関東出張では 散々 ついていない 思いをし

不幸の星のもとに生まれたから 通常運転。。

と 自分を慰めていましたが

 

お家で 私の手を舐める あびちゃんの 舌の温かさに

あびちゃんの 私を思う気持ちが伝わってくるようで

私って 幸せだなあ

と 改めて気づかされる 出張だったのでした。

 

連休中はあびちゃんが嫌がるまで一緒に居て、一緒に遊んだり昼寝したりしたのでした。

 

そして、だんなさんに会える機会もあるのですが、なるべく出張は減らそうと 思うのでした。