感謝の気持ち、もう伝えた?

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島根県に移住するにあたり、年老いた母から たくさんの和服をもらいました。

もう着られないし、着るようなことはないから とのことでした。

 

母の着物一式に加え 祖母の着物や 祖父の姉の着物まで大事にしていたようです。

すべて持っていきます。

 

私は着物初心者なので、簡単なことしか わからないのですけど、

小物も3人分、2重3重に同じものがありましたので

少し整理しておくことにしました。

3人分の歴史があり、

一生着られない数の肌襦袢や、衿芯、足袋、帯板、帯枕、伊達帯など

きれいなもの、同じもの、汚れているもの、

昔すぎて どうやって使うかわからないもの、

を寄って、分けて処分して。。。。

それが引越し前にものすごく、ものすごく大変だったので、

着物はとりあえず中身を見ずに松江にもっていくことになりました。。

 

ゴールデンウィークで

松江の引越しが落ち着てきましたので

さあ、着物を確認してみます。

 

あらあら、

帯は あんまりないようです。

 

長襦袢は、3人分と私と姉の振袖用も入れて、

10着以上 見つかります。

小物と同じように、

汚れがひどいものは処分して、

よって、分けて、

いくつかクリーニングね

ふう、やれやれ

 

さあ、

着物を見てみましょう。

着物は ほとんど母の物のようです。

実はとても楽しみ。

母の和装はほとんど見たことがありません。

 

なんと!!黒留袖と色留袖が2着出てきます。

着るかしら?

母も黒留袖しか着ていないようです。

姉と私の結婚式かな?

黒留袖のもう一着は 祖父の姉おばさんのもの

メモがあります。

1着にしたいなあ、こっちは渋くて好みだけど

母の黒留袖にしておきましょうかね??

こっちは、処分しましょう。。。

 

でも、

おばさんの顔が浮かんで 私の世話をしてくれた思い出の笑顔が浮かんで、 捨てる手が止まります。

 

次に 色留袖2着 濃い色の着物と薄い色の着物

どちらも仕付け糸がしたままです。

ちょっと 色々思うことが 浮かんできましたが、打ち消します

 

まあ、なかなかねえ、

これを着られる式典に呼ばれることって 今では難しいからねぇ

と 言い訳しながら、、

 

小紋と無地が出てきます。

これは 普段に 着てみましょうかね?

こちらも仕付け糸が付いたままです。

 

そして、

ふふふ、気合入っていたのですね

浴衣まで作っている!!

こちらも たとう紙に一緒に入れている 半幅帯ともども未着用です。

 

母と父は、

父の仕事柄、、

ずっと父は単身赴任で、母は母の実家で 仕事をしていました。

 

祖父祖母の世話と私たちの世話で

あんまり父と一緒にいることができない 現役時代で、

いつも不機嫌に過ごしていました。

 

母が仕事を辞めたのち、父はまだまだ働いていましたので

父と 何かしら どこかに行くことができなかったようです。

 

たくさんの未使用の着物を 手に採って

さっき、頑張って 打ち消した気持ちが溢れてきます。

 

母はどんなシチュエーションを想像しながら この着物を作ったんだろう?

まあまあ地位のある忙しい父と時間作ることは ほとんどできなかったけれど 

色々なところに行く想像して 一番母がきれいに見える

柄や色味を選んだんだろうな

 

素直じゃないから、父にも直接いうことが出来なくて。。

と 想像して

 

たくさんたくさんお金を掛けて、

望みは 叶わなかったのね

せめて、

浴衣ぐらい一緒に着て、お祭り行けたら 良かったのに

地味な色味が好きな母に 似合わず 

しつらえた とてもきれいなたくさんの柄の浴衣を、

母が美しく見える明るい色味の浴衣を

そっと撫ぜながら、

なんだか、悲しくて かわいそうで 涙が出ました。

 

 

たくさんの着物に囲まれて

せめて 私が しっかり、たくさん着ますからね

着物が喜んでくれたらいいなあ

ただし、街歩きになりそうですよ、留袖どもも覚悟なさい!

 

と、関西の母を思い 少し悲しい気持ちになるのでした。