Ballarini Bari フライパンがやってきた | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

先日注文したフライパンが届いたよ。
 
Ballarini(バッラリーニ)のBari(バーリ) セラミックフライパン 26cm。
段ボール箱に少量の紙(緩衝材)とこの状態のフライパンが入っていた。
まぁこんなもんか…

 

赤丸の辺りにサーモポイントという(火に掛けて適温になったら色が変わる)マーカーがあるらしい。

 

一応、「こびりつきにくい」旨のキャッチはあるんだね。

 

PFOA(Pelfluorooctonic Acid:ペルフルオロオクタン酸)不使用かと思って居たら、PFAS(Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl substances:ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)、ニッケル、重金属不使用だった。

詳しくないので間違っているけれど、より厳しい規制を施しているのかな?

 

知らんかったけれど、ZWILLING HENCKELS AGのグループ企業だったのね。

 

そこがゴッツいラジアル何ちゃら。ここから遠赤外線を放出するらしいよ。

 

厚さが結構ある。

持ってみると、最初に聞いていた通りかなり重い。女性だと振るのはもちろん、持つのも大変って言うかもしれない。

 

中性洗剤で軽く洗った後、水を薄く張って沸騰させた。

こびりついた余計な油分があるなら落としたかったんだ。

この作業だけでも、まぁ初回だからと言う事もあるけれど水を弾く表面処理の効果が見れたよ。

ごく少量だったので、底面全部を覆えるほどの水量がなく、どこかに水が張らない場所ができる程度だった。その水が張らない部分が表面張力で壁のように水際が立ち上がってるのが見えた。その後、水を足して沸騰させた。

 

水を入れたのにはもう一つの理由があって、そのラジエントなんちゃら(赤外線を出してむら無く熱する…みたいな宣伝文句)は信用できるのかって試したかったんだ。

 

結果はこんな。

うちのIHが26cmまでの鍋に対応と言いつつ、ヒーターは内側にしか付いていないので、外側が置いて行かれているけれど、ヒーターの内側はむら無く加熱されているようだ。

 

 

 

何の工夫もない20cm鉄フライパンに水を入れて熱するとこんな。

沸騰するのがドーナツ(オールドリング)状になっている。

翻ってBallariniのは同じドーナツ状でもフレンチクルーラー型(穴無し)になっているのがわかるかな?

 
このドーナツの内側で使っている限りはむら無しで火を入れる事ができそうで期待出る。
しかし、ドーナツの外側は温度が低そう。残念ながら温度計が無いので「○○そう」と想像しているだけで全くの無責任な言葉だからね。

 

試しに沸騰した湯を捨て、軽くペーパータオルで水気を拭き取った後、再度IHヒーターにおいて加熱。

サーモポイントが赤に変わり「適温」になるまで待ってみた…が、あまりにも時間が掛るので、フライパンの焼き面に手を近づけ「こんなくらいなら」と思った時点で卵を投下した。

写真は少し時間が経過してサーモポイントも赤くなった頃。

 

油を全く使っていないのに、しっかり焼けてる。

先に水を張った時、「その水が張らない部分が表面張力で壁のように水際が立ち上がってるのが見えた。」と書いたけれど、同じ理由で卵が無闇に流れ出さず、きれいな目玉焼きができそう(鉄フライパンで作ると、白身が流れて細長い目玉焼きになっちゃうんだよね)。

 

試しに(写真無いけれど)この横でシャウエッセンを2本入れてみた。

 

で、卵にもシャウエッセンにも言えることだけれど(そしてそんなことはたいていの人が知っていることだと思うけれど)、油が敷かれていないので、熱伝導が低い。

 

卵はいつまで経っても上側が固まらず、シャウエッセンはいつまで経っても入れた切り込みは開かず、上面は冷たいまま。

油を媒介することで熱が伝わって行くその機能をスポイルしているのでこんなもんなんだね。

これはこのフライパンに限らず「『油を使わなくても』こびりつかない」って宣伝文句のフライパンで、宣伝通り油を使わず調理をする場合の宿命だね。

 

「絶対油を使わない!」と誓うなら、蓋をして蒸し料理にして熱を回す等の工夫が必要そうだ。

このフライパンには蓋は必須そう。

もう少し使い込めば違う意見が出てくるかもしれないけれど、ファーストインプレッションとしてはそんな感じだよ。

 

このフライパンの紙包装を開けたら、中から取扱説明書と2年保証の返信はがきが入っていた。

取扱説明書の表紙はこんな感じだけれど…

 

各国語で書かれた1枚の紙を折りたたんだもので、日本語の部分を開いてみると

 

「上質の性能を長くご愛用いただくために、弊社が細心の注意を払って用意した、経験と情熱の詰まった取扱説明書を必ずご一読ください」と出だしに書いてある。

 

小さなペラペラの紙に小さな文字でぎっしり詰め込まれた、それも全てのシリーズ共通で書かれた説明のどこが「経験と情熱の詰まった」ものなのか全く理解できないけれど、一応読んでみたよ。

 

でもさ、この何ちゃら加工で「滑りやすい」加工をしているフライパンとそうでないフライパンも同列で説明しているため本当に分かりにくい。

 

このメーカーでの呼称をきちんと理解していないと、この説明が自分が買った商品に当てはまるのかどうかが全く理解しにくい。

 

確かに小さな紙に説明を詰め込むことに「経験と情熱」を詰め込みはしたのだろうけれど、その内の何割かでも「読む人」のことを考える事に回してくれたら良かったのにと思わざるを得ない。

 

結局、このフライパンは少量水を張って沸騰させ、焼き面に残った油分を取り除いた後フライパンを自然乾燥させれば良いのか、洗って乾かした後油を薄く引けば良いのか最後の最後まで分からなかった。でも「滑りやすい」フライパンなら前者が正解だろうと思うので、それに従うことにした。

 

火を強くせず使えとかく割には、中火程度の火力では中々温まらないし中々癖があるよね。

日本車のような素直だけれど面白みのない車に乗るくらいなら、アルフェッタとかカタログスペック以上に魅惑的(だけれど、どこでいつ壊れるか分からないスリルをも味わわせてくれる)イタ車の方がいいぜ!っていう人には絶対お勧めだな。

 

イタリア製品は壊れやすい…そんな言葉をよく聞くけれどさ、うちの電気ケトル(De'Longhi icona CAFE KETTLE)もイタリア製だけれど、2022年3月に買って以来故障知らずで毎日活躍してくれているよ。

 

他社製ケトルと比べると、

  • 大きく嵩張る
  • 持ち手以外のボディが、水が沸騰すると暑くなる
  • 水量計の水位は1960年代のアルフェッタの燃料系の如く読みづらい(水を入れても中々水位が上がらない。気がついたらMax以上に水位が…とか普通に)
などという「些細」ないたずら心はあるものの、そのデザインの秀逸さは3年経った今でも飽きない。もう、これだけでその些細ないたずら心など気にならなくなるよね。
温度がワンタッチで選べるのも良いしさ。やっぱイタリア製品良いよ。
 
願わくば、このフライパンもそう思えるくらい活躍してほしい。
写真の目玉焼きを作る時、フライパンの角で卵を割ったんだけれど、卵の殻にマーブル模様が写っていた。それはちょっと不安かも…