昨日「IKEA ポエングを処分しようか如何しようか悩んでいる」ってことを書いた。
要は、実際の買値はロッキングチェア+オットマンで1.5万円くらいだったと記憶しているけれど、今ネットで調べたら2.5万円超になっている。これを置くと部屋がちょー狭くなるけれど、座るとホッとする。使い続けるか処分するか決められないので、ハードオフに持って行っていくらで売れるかで決める。
って話。
でも、ポエングを100円とか1,000円とかでは売りたくないのよね。
って最後に書いたのだけれど、実際に提示された買取価格は1,500円。
「この値段なら持ち帰ります」にべもなく…
家で組み立てるか分解したままお蔵入りさせるかはまだ迷っているけれど、少なくとも1,500円では処分したくなかった。
販売価格が5,000円程度なら、販売価格の30%程度って事である程度納得はできるのだけれど、多分売値はもっと高い…多分1万円前後。とすれば買取価格が15%。これは余りにも殿様商売過ぎんか? 実際にどうなのかは知らんけれど、ほかの人や常識は関係ない。私対お店の関係で私はそう思えたって話。それで十分。
ポエングの査定を待つ間、パソコンのジャンクなどを見て回っていた。
残念ながらめぼしいジャンクはなかった。
時間を持て余して、それ以外の場所も見て回っていたら、ちょっと気になるものが2個。
1つはBOSE Quiet Confort Earbuds
1つはSONY WH-1000XM3
どちらも数世代古いノイズキャンセルイヤホンとヘッドフォン。
BOSEははるか昔、モニターとしてスピーカーを使っていたことはあるし最近ポータブルスピーカーを1つ中古の物を買ったけれど、イヤホンは所有したことがなくて「QuietConfort」シリーズにはとても興味があったんだ。
SONYはイヤホンタイプのWF-1000XはMark4、Mark5と継続して使っているけれど、ヘッドフォンタイプの物にも興味津々。
価格はBOSEが8,800円でSONYが13,800円…だったかな?
どちらも手が出ない価格ではない。けれど、両方買うっていうのはちょっと…
より興味を引いたのはSONY WH-1000XM3だったのだけれど、よくよく考えるとさ、うちには絵メインモニターとして使っているAKG K240STUDIOとNakamichi Elite Five ANCを持っている。
3台目のヘッドホンいるか?と躊躇してしまった。
後で改めて考えると、イヤホンだってWF-1000XM5のほかにSONYのLinkBudsもあるし条件は一緒だったんじゃね?と思えた。もしかして失敗したか?
一瞬そう思ったけれど、少なくともヘッドフォンタイプを買った場合、それは室内仕様専用となる。例え外音取り込み機能が付いているとしても、私は両耳をふさいだまま外を歩く気はしない。ってか絶対にしない。それは歩く側のマナーっちゅうもんでしょ。
「ヘッドホンをして歩いて事故にあった場合は自己責任です」と明確に法で定められたら「自分の責任で」とやるかもしれないけれど、耳をふさいで歩くという愚行をしたのに、交通弱者だからと相手に責任が行ってしまう今の道交法の中では、歩行者側の矜持としてヘッドホンで耳はふさぎませんっていうのは当然だろうと思っている。
外ではイヤホンタイプを片耳につけて利用している。
バスや電車など公共交通機関に乗った時とか店に入ったみたいな自分の足で歩く必要がない場合は両耳をイヤホンでふさぐこともあるけれどね。
イヤホンなら室内・室外問わず使える。つまり応用範囲が広い。
って事を考えて今回はBOSEを買うことにした。それで良かったんちゃうかな。
買ってから、妻を迎えに行くまでの間、車の中や時間つぶしに立ち寄った漫画喫茶で充電をしつつ自前のiPhoneとペアリングを試みたけれどうまくいかなかった。
ケースのふたを開けるとボタンがあるので、多分これを長押しすればBluetoothのペアリングを開始するんじゃないかと思って試したのだけれどうまくいかない。
取扱説明書をダウンロードして読んでみたら、BOSE Musicアプリっていうのをダウンロードする必要があるらしい。
って事でアプリをダウンロードして、ユーザ登録。
その後手順に従ったらあっけなくペアリング完了。
充電も数時間で満充電になった。
一応問題なく使えそう。
後の心配はバッテリの消耗具合だね。
連続使用時間はどれくらいだろう…
帰宅して撮影してみた。
ケース外観
ケースを開けたところ
WF-1000XM5と比べると大きいねぇ
って事で大きさ比較写真
イヤホン本体の形
SONYと比べ大きいけれど、大きいだけに掴みやすい。
大きいけれど邪魔にならないし、私は個人的にはこちらに好感を持てる。
ただ、イヤホンを触って再生したり停止したりなどの動作をさせるのはかなり慣れが必要そう。
ボリュームの上下だけでも私には難しい。もう一度書くけれど慣れの問題だと思うけれどな。
音に関してはまだあまり聞けていないけれど中音域が聞きやすいし、Youtubeなどを聞く分にはこちらの方が自然に聞こえる。
自分の中のリファレンス、セリーヌ・ディオンさんの「O'Holy night」を聴き比べると、低音が結構わざとらしく鳴り(Boseらしい気がする)、中音が少し中抜け感があって、その上からまた高音にかけて補正されていく感じ。BOSEらしい「作られた音」感たっぷり。
うん、BOSEならこんな感じの音でしょってそのままの感じだった。
私がこの曲をリファレンスにしているのは、LUXMAN D-500X’ s(CD Player)/LUXMAN L-500(PreMainAmp)/TANNOY Arden(Speaker)の組み合わせで一番バランス良く音を奏でてくれる曲だから。Ardenの同軸2Wayの良さを存分に引き出してくれる曲だから。
そのある意味理想の音と比べるとやはりどこかに見劣りする部分が出てきちゃうよねぇ。
いや、比べちゃあいけねぇ。耳にはめられるサイズのイヤホンと38cm径のスピーカーから出る音をさ…それは重々承知の上で、Ardenと比べるのではなく、この音を聞いてどう感じるか…それを評としているつもり。だけれど、やはり多少は比べちゃうかな。
SONY WF-1000XM5と比較すると
- 音楽を聴く場合、全体的なまとまりはSONYの方が上かな。バランスが自然に聞こえる
- ノイズキャンセルもSONYの方が1枚上手(世代が違うからな)
- Youtubeなど話を聞く場面ではBOSEの方が自然で聞き取りやすい
- イヤホン本体を使っての機器操作はどっちもひどい出来(個人の感想)
ってところかな。
電池の持ちはBOSEは3時間程度らしい。それはこれから実証する。
取り敢えず、いろいろ使ってみてWF-1000XM5と使い分けをしていく又は共存していく予定。
買ったけれど使い物にならねぇ…じゃなくて良かったよぉ。