自分の性格を恨んでいる。
ナルシストの如く「羨んでいる」のではない。断じて!
あまりの浅はかさに涙を流したくなるくらい反省、猛省をしつつ恨んでいる次第。
何を反省・猛省?
もう「全て」と言いたいくらいなのだけれど、今は自分の早とちりと確認の甘さについてかな。
で、何をした?
前提
Windows機を新たに組み立てた結果、不要となった旧Windows機を分解してみたら、結構使えそうな部品があったので、サルベージ部品を寄せ集めて、足りない部品を少々買い足して「サルベージ機」を組んでみようと思ったんだ。
サルベージできたのは、DDR4メモリ、80Plus GOLDの550W電源ユニット、1TB SSDそしてWindows10 ProのProduct ID。
まだマザーボードもCPU(Intel Core i7 6700K)もCPUクーラー(多分初期の虎徹)も問題なく動くけれど、前2つは既に化石化しているし、虎徹もソケット毎のアタッチメントがなくなっているので、他に応用する事ができない。メーカーがそれを売ってくれるか互換品が売っていれば使えそうだけれどね。
また、PCケースもケースファンもまだまだ使えるけれど、ケースはでかすぎるのでサルベージ機には使いたくない。ファンは流用できるならするかな。
そんな振り分けをした結果
CPU:Ryzen5 5600X
M/B:ASRock B550M Pro4
G/B: MSI GeForce GT710 GDDR3 2GB
を購入し、サルベージしたパーツと、ストックのケースを組み合わせて1台作ろうと目論んだんだ。
(*1)
第1の誤算
ストックしたケースが古すぎて使いたくない。
だって、IEEE1394…FireWireとかDV端子って言われてたコネクタついているんだぜ。
名前思い出せなくて、調べちゃったよ。多分今時の人は存在すら知らないだろう?
箱の中を開けてみると、ATOM搭載のマザボとPT/2が入っていた。
24時間テレビ録画をするために使っていたものと判明したけれど、PT/2を簡単に説明すると、受信したテレビの信号にコピーガードが付加される前の段階で録画する装置(詳細はこちら参照)。これで録画することで、制約なく編集ができる事と、PT/2の機能ではないけれど、録画機のHDD容量に制約されず、パソコンに自由にHDDを付け足して録画できることで重宝していた。(*2)
PT/2で録画をしていたのはいつ頃までだっただろう。多分2009年にタイムシフト録画機を買ってやめちゃったような気がする。
って事は15年位放置されていたってことか。
あまりにも古すぎる…それは直接の理由にはならないけれど、使うのを躊躇して先日DeepcoolのCH170 Digitalを購入したんだ。
この筐体なら、ATX電源も使えるし、接地面積も小さいし、最良の選択!って思えたんだ。
買ったケースは満足したけれど、余計な出費をしちゃったよ。
結果
取り敢えず旧Windows機のPCケースにパーツを組んで、動作を確認した。
動作を確認できたので、届いたCH170 Digitalに載せ替え…え?え??え??????
マザーボードが大きくて、入るには入るけれど、サイズが全然合っていないんですけれどぉぉぉ? なんで?
マザーボードのASRock B550M Pro4はMicro ATX規格(244mm✕244mm)。
PCケースのDeepCool CH170 DigitalはMini ITX規格(170mm✕170mm)。
合うはず無いじゃん?
なんで?
私はなぜかマザーボードをMini ITX規格だと思い込んでいた。
何度も何度も、何十回も製品ページや(*3)価格コムなどで規格を確認したはず。手にも取って触っているし、なんで気が付かない?
思い込みってすげー! 素直に感動したぜ。
どうすっぱい?
どう解決する?
改めて書くけれど、このパソコンは「サルベージしたパーツで安く組み立てる」のが主目的。
最初のCPU、マザボ、グラボで33,400円程度の出費をしているし、PCケースが11,680円。
既に45,000円の出費。これ以上は鬼の角が大きくなりそう…
対応策は3つ
- マザボを買い替える…1.5万~2.2万程度の出費
- ケースを買い替える…0.5万~1.5万程度の出費
- この計画を放棄する…ほぼ未使用のパーツも含め売っ払っちゃえ!
結論!
- MicroATXのケースを物色してみたけれど、接地面積がコンパクトなのものが少なく、あっても電源がSFX限定だったりして、条件に見合うものが見つからなかった。
- このパソコンに性能は追い求めていない。「動けば良い」…ならばA520チップセットで十分(候補に選んだケースの価格がマザボの価格と大差なかった)(*3)。
宣言!