昨日「作った」と書いたKabagのウェストバッグ改外付けポーチ(以降ポーチと書く)、早速手直しを入れた。
ストラップがあれこれ入り組んでいるので色分けして整理をしてみると…
ピンクで囲んだのが右ショルダーストラップ
緑で囲んだのが左ショルダーストラップ。今回ポーチを縫い付けたところだ
黄色で囲んだのがウェストバッグだった時代にウェストベルトについていたバックル。今はポーチを上に引き上げて止めるために利用している。
青で囲んだのがショルダーベルトについているチェストベルト。左右のショルダーストラップを胸の高さで連結し、バッグが暴れないようにするベルトな。
で、赤で囲んだのがポーチの下部分のベルトであり、今回改造したところで、四角く囲んだところにアジャスタがある。
昨日は、ここはポーチから伸びたベルトを単純に左ショルダーストラップに縫い付けていた。
下の写真は昨日アップした昨日時点での完成図な。
昨日作成した時点では、ポーチしたから伸びたベルトはそのままショルダーストラップに合流し縫い付けられている。
今回はここを解いて、元々ウェストバッグに装備されていたアジャスタを付け足して、ベルトの長さを調整できるようにしたんだ。
ポーチしたから伸びるベルトの中間あたりに、折り返したベルトに隠れて見にくいがアジャスタが追加されている。
縫製直後(接着剤乾燥待ち中)のアジャスタ部分の写真。
アジャスタをショルダーストラップにアジャスタから左上に伸びる短いベルトを縫い付け、ポーチから伸びるベルトをアジャスタに回して長さ調整ができるようにしたんだ。
ついでにポーチから伸びるベルトの端はこのように2回折りたたんで接着し、木綿糸でぎっちり縫い込んだ。
ほつれ防止及び、アジャスタからの万が一の抜け落ち防止目的かな。
端をこんな形に処理しておかないと、何かの拍子にストラップが緩んだ際、アジャスタからベルトが抜け落ちる可能性がある。が、こうしておくと、アジャスタをこの折り返した部分が通り抜けられないため、最悪ベルトが伸び切った状態で止まるんだ。
何を想像してくれてもいいけれど、輪っかになって落下を抑えている物の結び目が解けたり、紐(*1)が切れてしまったら「いや〜ん」となってしまうのは想像に難くないだろ。伸び切っても輪っかになっていれば引っかかってくれるか(*1)もなんだ。
長さ調整ができるようになったので、いろいろな長さを試せるようになった。
で、あれこれ試して見た結果、昨日時点で「よかっぱい」と決めた長さはちょっと長過ぎたかも。
昨日も書いたけれど、下側のベルトが短すぎると腕を動かす時にポーチ本体が邪魔になる。
なので、腕の動きを邪魔せず、かと言ってぶらぶらし過ぎないちょうど良い長さを改めて探した。
今は室内で多少動いてみての調整なので、実際に長時間歩いたり、カメラを構えたりしたらまた不便を感じるかもしれない。
調整はこの程度にして、これ以降は改めて外に持ち出して最良点を探していくつもり。
調整できるのだからそんなに神経質っぽいことしなくていいじゃんって思うかもだけれど、上の写真を見れば明らかなようにストラップ(ベルト)にバックルが入り乱れている。実際、ポーチの長さ調整アジャスタは左ショルダーストラップの長さ調整アジャスタ及び、調整して余ったベルトの下に隠れるような位置にあるので、「簡単に調整」って感じではないんだよ。だからある程度「ベストポジション」を探って調整しておいて、それで妥協できる時は妥協するというのが正解だろうと思っているんだ。
1stポーチも修理した
1stポーチはポーチとKabagのショルダーストラップを繋ぐおもちゃカラビナを取り付けていたストラップ部分がちぎれてしまって使用不可と判断した。
Kabagへの固定でおもちゃカラビナ2つを1つにまとめる形でKabagに取り付けていたのだけれど、捻れたり引っ張られたりでかなり大きな力が加わっているようだ。
結果「修復は諦めた」となったのだけれど、上記2ndポーチを作った時に、アジャスタ部分につながるベルトが余ったんだ。
「これを利用したら治せんじゃね?」と思えたので試してみたよ。
失敗したって、元々が修理を放棄した物だから惜しくはないよね。
ってことで、2ndポーチのウェストベルトの残りを1stポーチのちぎれたストラップの幅と長さに切り出した。
性格が雑なのでまっつぐきれていないのはご愛嬌。自分用だとどうしても適当になっちゃうんだよねぇ。
ライタで炙って切った部分を溶かしてほつれ防止。そして一端を折り曲げて接着して本体に縫い付けた。
これで本来ストラップが縫い付けられている上下2箇所の両側から新旧ストラップが伸びる形になった。
このストラップに接着剤を塗って軽く固定。
接着剤がある程度乾いたら、木綿糸でかっちり縫い込んだ。
出来上がりはこんな感じ。
2ndポーチ、本日2度目の機能追加
これ、何しているところかわかる?
正解はこの皮を接着した後、しっかりくっつくよう圧着していたんだ。
では、この皮は何をする物?
裏側を見ると、なにやら細い皮紐を下手くそな縫製でくっつけている。
先の皮はこの革紐を縫い付けるための補強ベースなんだ。
では、この革紐は何をする物?
その答えはこれ。
先日自作したSONY WF-1000XM5のイヤホンケースカバーに取り付けたナスカンを固定する場所。
これでケースカバーを止めておけば、ファスナーを開けたら若しくはうっかり開いていてイヤホンケースを落としたなんて凡ミスをかなり軽減できるはず。
実際に使う形に小銭入れとイヤホンケースカバーを入れてみるとこんな感じ。
ナスカンが革紐を移動できるので、しまう時はナスカンが奥に、取り出してイヤホンを取り出したりしまったりする時は手前に移動してくれる。結構狙い通りで顔がニヤけてしまった。
ただ…革紐側からみると、裏側の皮の周囲を縫った跡があるのに、裏をとった写真では縫い跡がなく接着している。
それはなぜか?
裏の皮を縫い付けた場所には何が入るか?
そう、ここはiPhone15ProMaxが収まる謂わばメイン気室だ。
だからこの補強ベースを縫い付ける時は、糸の縫い始めと縫い終わりの結び目でiPhoneに傷をつけないよう、イヤホンケースカバー側に結び目が来るように気を付けて縫い付けた。
が、何を勘違いしたか革紐を縫い付ける時に逆にiPhone側に結びが来るようにしてしまったんだ。
その前に一度糸を絡ませてしまって取り返しがつかなくなって糸を切って縫い直しているため、これ以上のやり直しをするのは皮が切れそうで危険。全部を作り直すか? 接着したところもあるので、ちょっとそれも難しいかもしれない。
ということで、結び目を隠すため、もう一枚同じ大きさで皮を切って上に貼り付けたんだ。
皮が厚く重なってしまったのがiPhoneに傷をつける原因にならないか心配だけれど、まぁ糸の結び目よりは良かろうと思うことにした。
革紐は倍の幅で切り出したものを2つに折って接着している。他の部分も負荷がかかりそうなところは全て縫製する前に接着剤で接着して強度を増している(つもり)。なので、実作業時間は数時間だけれど、要所要所の接着が完全硬化するまで24時間。それを時間差で数箇所接着しているので、作り始めから完成までは結構時間を要している。
できるなら、今回の工作に修正、リテイクが発生しませんようにと結構真剣に祈っている。
あと1つ。自分用だし普通には目につかない場所だからと今回もあまり深く考えず黒の木綿糸を使ってしまった。
糸の色を変えて合わせようかと一瞬間違いなく思ったのに、面倒くさくてパスしたことを少し後悔している。
*1:2024/08/16 20:47 文章追加