ルータ交換してメッシュWi-Fi化してみた | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

先月末、auに申し込んだルータと子機が送られてきた。

親機はNECのAterm BL3000HMで

 

子機はNECのAterm WWX5400HP。

 

今回はこれでメッシュWi-Fiにして使ってみるつもり。

 

うちは3階にONUなどを設置しているので、親機は3階にあって、1階と2階は1階洗面所に設置した別ルータから無線LANで接続するか、必要に応じて各部屋のLANコネクタからケーブルを引っ張るなり自由にしてくれという形にしている。

 

そんな中で1階ルータ付近での無線Wi-Fi接続の回線速度がこれ。

 

元が10Gbps回線だから遅い!

でも、一般的にはそれほど見劣りする速度でもないと思う。

 

3階のWi-Fi環境でルータ設置の隣の部屋での回線速度はこんな感じ。

 

壁1枚隔てているので多少速度は落ちているかもしれない。

1階は10Gbps対応ハブからカテゴリ6のケーブルを経由して1階に繋いでいるため、10Gbpsの恩恵は受けられない。カテゴリ6Aのケーブルなら恩恵が受けられるんだけれどねぇ…速度差はそのためと思われる。

 

3階のMacBookProでの有線接続の速度。

こちらは部屋までは10Gbps回線が来ているのだけれど、MacBookProの受け口が2.5Gbps対応のハブで、10Gbpsの恩恵は受けられていない。

 

ルータを交換し、子機を接続してメッシュWi-Fi用の設定を行う(と言っても切り替えスイッチをメッシュにして、LANケーブルで接続して電源を入れただけだけれど)。

5〜6分くらい待つと湯気が立ちのぼって…なんてことはなく、LEDが点灯して終了を通知してくれる。

その後、LANケーブルは取り外して、子機を2階に設置した。

 

今まで1階洗面所に置いていたのは、そこに3階のルータから有線で配線がされていたので、その端子からLANケーブルでルータに接続していたんだ。でも今回はメッシュWi-Fiということで、親機と子機の間は無線で繋がる。つまり、無線が届く範囲でなければ意味がないし、無線の強度が貧弱になったところでもあまり意味がない。

3階に設置したルータからの電波は1階で受信するともう途切れる寸前。通信速度を同じFast.comで計測すると30Mbps程度しか出ていない。これを受信して配信しても意味ないよね。なので、2階に設置して1階まで届いてくださいと祈るんだ。

 

結果、1階ではこんな感じの速度がでた。

 

とは言っても、結構速度が安定していなくて、遅い時は350Mbps程度まで落ちてしまう。350Mbps程度だと、今までとあまり変わっていないので恩恵は少ないかな。

 

3階のWi-Fiはめっちゃ速くなった。

 

旧ルータの有線接続より速いぜ。

では有線接続も期待できるかな?

 

ってワクワクして試した結果がこれ。

 

先にも書いたけれど、MacBookProはアダプタを介して2.5Gbpsの通信が可能となっている。なのに2.2Gbpsってロスが少なすぎません?

 

ではWindowsではもっといい結果が出るんじゃね?

と思って試したけれど、同じような速度しか出ていなかった(写真撮り忘れ)。

 

これは古いパソコンの限界なのか、それとも何か設定を間違えているのか?

一応通信プロパティをみると、10Gbps通信環境っていうのはきちんと認識はしているようなんだけれどねぇ。

まぁ、こちらは使用頻度も少ないので、ゆっくりおいおい解決していく予定。

 

おうち何ちゃらというメッシュWi-Fiの申し込みをしたけれど、そんな設定をするより、この子機を子機としてではなく単独で使った方が効率いいんじゃないだろうかと疑問が湧く。

 

 

  まとめ

 

結果として、3階は機器を刷新した結果が現れたね。

Wi-Fi接続でさえ1Gbpsを超えているのだから、快適という以外の言葉はなかろう。

 

反面、1階・2階用のメッシュWi-Fi子機側はちょっと取り付けた意味がないかな。

実際、メッシュWi-Fiの恩恵を受けるのはじじいだけなんだよね。

 

3階で生活をしていて、半身浴やミストサウナなどで長風呂をする時にiPadを持ち込む。その時、1階と3階のルータをわざわざ切り替えるのが面倒くさい。それがメッシュにWi-Fiになって解決した程度。

他の利用者は妻は3階のみだし、義家族は1・2階が生活空間で3階に上がってくる事はほぼない。

 

この子機、「子機」と称してはいるけれど、実際には「Wi-Fi6対応」「論理スループット4804Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)(IEEE802.11ax時)」「WPA3対応」って単独で使っても結構良い性能の機器なんだよね。

もう少しこのルータの性能を生かしてやることはできないだろうか。

その辺ももう少し考えてみる余地があるかもしれない。今後の課題としておく。

 

 

  ルータの交代は完了したけれど…

 

ルータの交換、メッシュWi-Fi子機の設置は無事完了した。

ほっと一息…できねーよ。

 

まず、親機を置いている3階クローゼットの中の整理。

同通確認までは、ジョイントラックは横に置いて、まず繋がるかどうかを最優先して確認をした。

 

ダイソーのジョイントラックにルータ、ONUと共にまとめているTP-Linkの10Gbpsハブの発熱がすごいため、ジョイントラックの上下にファンを装備して強制排熱を行っているのだけれど、今回ルータにONUが内蔵され、大型化したため、それを載せられるようジョイントラックの組み直しから始まった。

 

ただ、こちらはこれからもう少し頭を絞ってより無駄のない配線を考える必要があるため今は仮組みで放置。と言いつつも、この作業を行うために引っ張り出した荷物を収められる程度に片付けなければ妻が眠れなくなっちゃう(荷物がベッドの上を占拠しているので)。

 

その対比が終わったと思ったら今度はアレクサが反応しない。

アレクサもWi-Fi設定を直してやらなければならない。

アレクサのWi-Fi再設定ってどうやるの?をネットから検索してようやく解決したけれど、それが終わったと思ったら、リビングの機器をつなげているSwitchBot、寝室の機器をつなげているNature Remoも同様にWi-Fi再接続が求められる。

特にNature Remoに苦戦した。Nature Remoが悪いのではない。

単にその電源をMerossの電源タップから取っていて、Nature Remoの設定の前に、このMerossのWi-Fi設定をしなければ電源供給ができなかったのだ。

 

これにはちょっと考えさせられたよ。

ルータを変えたらこれだけあちこちで騒動が起きるって正しい姿だろうかってね。

まぁ、うちは「あれば便利」程度のものしか接続していないので、あまり深く考える必要はないと思うけれど、それでもさ、ルーターは数年程度で陳腐化していくものでもあると考えたら、数年ごとに、何をしなければならないか、どうすれば良いかを忘れた頃に定期的に交換需要が発生するとしたら、これは面倒臭いぞと思っちゃう。

かと言って、「じゃあ、マニュアルでも作っておけばよかろうもん」と考えるけれど、次回交換する頃にはこの辺りって自動化されたりする可能性もあるよね。今、将来を見据えてマニュアルか何てしても無駄になる可能性もあると思うとわざわざ時間をかけてマニュアルを作ることも躊躇してしまう。

 

どちらかといえば「わからないことはネットで検索しろ」…往年の、すでに死語となっているであろう「ggrks」は名言ということがわかってくる訳だな。

 

ついでに書いておくけれど、この苦労はWi-Fi接続だから発生するんだよね。

有線接続だったら、そしてDHCPでの発番を自動にしていれば、ルータが変わったって何も困らない。新しいルータに繋がったら、勝手にIPアドレスが振られて何事もなかったかのように通信を始める。全く手間要らず。

「やはり有線こそ正義」と言いたいけれど、無線の手軽さは捨て難い。

 

 

*2024/06/10 テーマ修正