古いテントを数年ぶりに点検したら… | lummoxの長い1日

lummoxの長い1日

駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

千葉県の某キャンプ場へ行ってきた。
 

平日だけあってだーれもいなくて気持ちいー!

 

こんな感じよ。

 

どこのキャンプ場と自慢したい気持ちはいっぱいなんだけれど、今回はまだ伏しておく。
今日はテントとタープのチェックだけだったので、このキャンプ場の良し悪しはよく分からない。炊事場もトイレも何も使っていないからね。
でも、キャンプ場自体は多少の傾斜はあるものの広々していて(当然利用者数に応じるけど)、感性な場所で、気持ちよかったことは間違いない。
 
また利用することがあれば、その時に名前を大々的に宣伝させてもらうことにする。
 
今回持ってきたものはこんな感じ。

 

あれこれあって、写真をあまり撮れなかったのが残念だけれど、上の写真の車内左手前「Eureka!」と書いてある灰色の袋がEureka (ヨーレイカ)のテント「WindPass」。

そしてその上がアライテントの「ライペンドーム」。

どちらも購入してから40年近い時が経過している。

 

これくらい古くなると、テントの布地が触った瞬間にボロボロに崩れたって文句は言えないよね。

北海道に行ってからそんな目に遭うのは勘弁してほしいので、事前にテントの状態を確かめておこうというのが今日の趣旨。

 

ついでに、目立たないけれどこの2つのテントの下に鎮座してあるのがSnowPeakのヘキサゴンタープ。

これはまだ購入してから7年くらいだと思うんだけれど、一応確認しておこうって思って持ってきた。

本当は1997年くらいにYAMAHA TTR250Rで妻とタンデムで北海道旅行をした時に購入した、SnowPeakの1〜2人用タープの状態も確かめたかったのだけれど、なぜかあるべき場所にない。もしかして余りにも使ってやらないものだから勝手にどこかに旅行しているのかもしれないってことにしておく。そのうち見つかるでしょう。

 

室内右側の下になっている紫のバッグは何も入っていない。

その上のトートバッグとライペンドームの間の薄い灰色の袋2つはWindPassの前後入り口につける前室。これらのテントは倉庫の日は当たらないけれど風通しの良い場所に置いていたのだけれど、なぜか袋が日焼けして、更に1つの前室を収納する袋の底が抜けていた。布が脆くなっているのだろうか。ドキドキだよ。

この他、後部座席には前述のバイクでのキャンプ旅行時に使ったストーブやランタン、炊事道具類などを詰めたツーリングバッグも持ってきたけれど、多分こちらは今日は出番がない。間違えて積んできちゃっただけ。

 

写真を撮れなかったけれど、最初にライペンドームからチェック。

なぜライペンドームからかというと、Eureka WindPassより数年早く購入した一番の古株なんだよ。

年齢から言って、壊れるとしたらこれからじゃねえかなという心配。

一応ね、7年ほど前に使った時に出入口のファスナーが壊れていたので3年前くらいにメーカーへ修理に出した。その時にある程度は見てくれているから問題なかろうとは思うけれど、購入して40年弱だからな。油断はなんねえよな。

 

案の定、テントポールからしてトラブル。

このライペンドームの良いところは、ポールを2本スリーブに挿して、ポールの端についている突起をテント本体四隅のグロメットに嵌めれば組み立て完了となる手軽さ。

 

テントは狭いし、設計があまりよろしく無く、雨が降るとベンチレータから雨がテント内に流れ込んでくる事も(一度経験したら、ベンチレータを外に出して、さらに紐で結んで絶対に内側に入ってこなくする工夫をするようになるけれどな)。

不満もあることはあるけれど、そこは大ベストセラーテント。総合点数は常に及第点以上なんだよ。

 

しかし、今回はその2本のポールにトラブル。

ポールは全部で8分割されていて、それがバラバラにならないようにショックコードで連結されているんだ。今回広げてみたら、そのショックコードが伸び切ってしまっていた。

「きれてる?」

「キレてなーい」

ってな会話じゃないけれど、切れている訳じゃないからバラバラにはならないけれど、伸び切ったショックコードは連結していくと縮みきらずに余っちゃうんだ。デブのお腹の如く…で、それをポール内に引っ込めようとしても無理なんだ。ポールの内径にそんなに多く余裕がある訳じゃないからね。

 

今回は仕方なくショックコードを切って、短くして結び直してポールを接続して検査を続行した。

幸いなことにテントに異常はなかった…と言おうとしたら異常発見。

 

テント本体というより、その上に被せる雨よけのフライシート、畳もうと思って触っていたら、何やら見慣れない白い紐…「奥さん、ブラ紐解けてますよ?」って状況でもないし、一体なんだろう?

 

フライシートの出入り口ファスナー部を裏から覆って水漏れを防ぐシーリングテープが取れていたよ。引っ張ってみるとぺりぺりと剥がれてくる。これはもうシーリングテープの寿命だと思うしかないね。ショックコードとシーリングテープは後からどうにかする。メモメモ…

あと、ペグを紛失していた。どこか別の場所にあるのかもしれないけれど、ペグはなくなるもの。壊れるもの。無ければ買えば良いのだ。これもメモ!

 

次はEureka!のWindPass

 

組み立てるとこんな感じ。

4シーズン対応(つまり冬山でも使える)テントなので、同時期に発売されていたファミリー向けテントWindRiverは中で大人が立てるくらいの高さがあったけれど、こちらは吹雪対策で背が低く、ジオテックス構造と言って良いのか知らんけれど、出入り口両脇の2本に加え、前後出入り口の間から更に左右に2本ポールを渡して風や吹雪に耐えられる構造にしている。

下の写真はフライシートをつけた状態だけれど、このフライシートを取っ払えば、通気性の良いテント生地と前後の入り口からの通風でかなり心地よいテントなんだよ。少なくとも真夏のライペンドームよりはね。

 

「Eureka WindPass」で検索したらこのテントを紹介しているサイトを見つけた。

より綺麗な写真とフライシートのない姿や前室をつけた姿も紹介しているので、興味がある人はどうぞ。

 

検査の結果だけれど、残念ながらこのWindPassもポールが2本、ショックコードが伸び切っていた。それ以外は問題なし。

 

少しの間、このテントに銀マットを敷いて昼寝。

気持ちよかったよ。

 

そしてテントを撤収して、最後にSnowPeakのヘキサタープ…

そう思って、一応収納バッグから取り出したんだけれど、途中でやめちゃったよ。

なぜかというと、「デカすぎる!」

 

このタープ(多分これ)、全長4.7m…でかいんだよぉぉぉ

うちのキャンプ装備はさ、先のTTR250R (4WA)、その前のHONDA XLR250BAJA(MD22)あたりから始まっていて、このバイクに妻とキャンプ装備を載せてオフロードを走り切らなければならない(当時キャンプしていた場所は、ある意味秘境で、決して平坦な道ではなかったんだ。倒木をかき分けたり、色々苦労してようやくたどり着ける場所だったの)。妻も後ろに乗せる都合から荷物はできるだけコンパクトになったし、そしてオフロードで荷物をゆすられる事から、必然的に荷物の詰め方が上達し、揺れてもバランスが崩れない、落とさない技術が身についた訳だ。

そして、それ以降車に乗り換えるようになっても、この荷物をコンパクトにというスタンスは変わらないんだ。

ま、今回は検査だけだと油断してあまり荷物をコンパクトにまとめていないけれどな(言い訳)。

 

そんなじじいからすると、このタープは巨大すぎて「ジジイの持ち物じゃない」って思っちゃうんだよ。だったらなんで買ったんだ?と思うよな。祖父もそう思う。

 

ま、そんな大きなタープも利点はあるよ。

タープを広げておけば、その下にテントを張れる。

そうすると雨の日も濡れずにのんびりゆったりできる訳だわね。

車もタープの庇護下におけばそちらとの荷物のやり取りも楽。

でも、雨の日の撤収を考えると憂鬱だわ。

 

パッと見て、全然傷んでいないし、パーツは全て揃っている。

おっけー!。うん目視確認した。

今回はそれで終わらせることにしたよ。

タープは必需品じゃないからね。ダメだったら諦める。それでいいのだ。

 

今日のおやつ。

某所で販売していたはちみつ掛けソフトクリーム。うまし。

 

その後、アウトドアショップへ立ち寄り、キャンプ用の食器などを物色。

このKUKSA (くくさ)の形が気に入って、ついつい購入してしまった。

 

ワンポイントの飾りと形が綺麗でしょ。

 

1時間くらいで帰ってくる…そんな予定だったはずなのに…いや、確かにキャンプ場にいた時間は1時間程度だった。

でも、朝6時前に家を出て、帰宅したのが午後7時前。

全然計算合わないじゃん…ま、楽しかったよ、色々懐かしい風景とか見たしね。

 

とりあえず、7月になる前に

  • テントポールの補修
  • ライペンドーム用フライシートへのシーリングテープ貼り付け及びペグ補充
  • テントに敷く銀マット刷新
  • 小さいタープを探す
  • Primus用OD缶のストックを見つける
  • GIGAPower用OD缶のストックを確認する
  • 炊事道具に不足はないか確認する
  • 調味料入れを調達する
  • キャンプ用の机購入
  • 鉈探す(時間があれば研ぐ)
これだけできれば上等。