BelkinのUSB-C to 2.5Bb Ethernet Adapterが届いた。

 

今までにも何度か書いているけれど、うちはauひかりの10Gbps回線を引いていて、Windows機は対応するI/Fカードを入れて10Gbpsでの通信を行っている。

家の通信環境は、家を建てた時代は多分に100Mbpsが主流で、その中でカテゴリ6のLANケーブルを取り回し1Gpbsに対応できる環境を整えていた。

 

10Gbps回線導入に伴い、ホームゲートウェイ脇に10Gbps対応のスイッチングハブ(TP-Link TL-SX105)を設置し、そこからじじいのパソコン直近の壁コネクタまでの配線をカテゴリ6Aに交換した(配線長が55m以内ならカテゴリ6でも10Gbps通信は可能という事なので、今後は壁内配線のやり直しはしない方向で進める予定)。

 

兎にも角にも、ホームゲートウェイ脇に5ポートの10Gbpsハブを設置した事で(それ以外に16ポートの1Gbps対応ハブも設置している)、要望があれば他の部屋にも10Gbps環境を構築できる様になっているという事だね。

 

 

じじいの部屋には壁に10Gbps回線の環境が来ているので、Windows機1台ならその壁端子からLANケーブルを直接Windows機に繋げばよかったのだけれど、MacBookProを購入しUSBハブを導入する事で1Gbps通信が可能となった。

 

先にも書いた通り、じじいパソコン直近の壁コネクタは10Gbps対応。ここに1000Base/T (1Gbps)対応のハブを繋いでしまうと、10Gbps対応にした意味がなくなってしまう。

結局、10Gbps端子はWindows機に直結し、MacBookPro用には部屋の別の場所にあるテレビ機器用ハブ(1000Base/T)から長いLANケーブルを取り回して接続する事で対処した。

 

今回「将来的に10Gbps (以上を)標準に」という希望と「折角BlackFridayセールで安かったから」とTP-Link TL-SX105を買い足したので、無駄に長いLANケーブルでの接続をやめ10Gbps対応ハブからWindows機とMacBookProへLANケーブルを分岐できる環境、そしてBelkinのUSB-C Ethernet変換アダプタによって2.5Gbps通信の環境が整った次第。

 

 

※回線速度については基本Fast.comを使わせていただいた。

 

  Windows機

 

 

Windows機はTP-Link TX401をPIC-Eに入れている。

 

回線速度を計測した結果はこんな。

 


ダウンロードは早いけれど、なぜかアップロードが遅い…

 

  MacBookPro

 

翻って、Macは無線接続を前提としている為、折角の環境を活かすことができていなかった。

 

Wi-Fi環境(IEEE802.11.a)

 

 

USBハブ(有線1Gbps)

 

 

Belkin(有線2.5Gbps)

 

 

Fast.comは数値が大きく表示される傾向にあるかな。

大体2.5Gbpsの回線環境で2.1Gbpsなんて余程のことがなければ出るはずがない数値だろう。

 

計測した時間は12月5日の12〜13時の間で、この数値が最大という訳でもない。というか、計測の都度数値はそれなりに上下する。

 

他計測サイトで測ると大体1.1〜1.2Gbpsを示している。

そんなことを踏まえて、もう一度計測してみたらこんな数値になった。

 

 

Belkin(有線2.5Gbps)再計測

 


じじい自身もこんな数値だと「妥当かな」と安心する。

 

これくらい通信環境には波がある。

そんな程度の参考値なんだからね。

 

 

Windows機で「10Gbps回線なのに2.9Gbpsしか出ていないの?」っていう疑問があるかもしれないが、回線が専用線でもなければこんな程度じゃないかな。もしかしてパソコンの性能が低いというのがミミズの爪先ほど影響しているかもしれないけれど、余り関係ないと思うんだ。

 

また、10Gbps対応のWindows機と2.5Gbps対応のMacBookProの数値がほとんど変わらないっていうのは、じじいにも説明がつかん。

何度か計測してみて、確実にWindows機の方が高い数値は残しているので、一応「10Gbpsの方が速いんだからね!」と対面は保っているけれど「50kg100kg程度の差」というのは否めないかな。

 

2.5Gbpsの2度目の数値(1.2Gbps)なら10Gbpsの数値と比べ納得できる速度っぽいね。

 

まぁ、実際1Gbps環境下でもストレスを感じたことはなかった…というより、Wi-Fi環境下でも動画はスムースに再生されるし、ストレスを感じることは余りなかったので、普通に生活をしている中で「2.5Gbpsになってよかった」「10Gbpsで本当よかった」と思うことは余りなかろう。

 

強いて言うなら、OSアップデートだとかアプリのインストールで巨大なファイルが短時間でダウンロードできるという恩恵かな。

後は、音声ファイルのやり取りにクラウド環境を利用している。なのでまとめてギガバイト単位のファイルをアップロードしたりダウンロードしている時には恩恵を感じざるを得ない。けど、これWindows環境なのでMacBookProで2.5Gbpsが使える様になったこととは一切関係を持たせられないんだよな。その内、編集をMac側で行う様になったらその時こそ…

 

じじいの場合は外出前にYoutube動画をダウンロードしてオフラインで視聴することが最近は多い。そんな時に恩恵を感じる…ことはないかな。

Youtube動画は然程長時間ではないのでファイルサイズも高が知れている。だからWi-Fi環境下でのダウンロードでもストレスを感じたことは殆どないんだよね。

急いで出かけなければならない時に大きなファイルをダウンロードしたいと条件が揃った時には感謝することがあるかもしれないね。

 

 

 

折角買ったアダプタ。USB-CでiPhoneやiPadにも利用できるらしいので、ついでに試してみた。

 

  iPhone15ProMax

 

4G通信

 

残念ながらうちから数十m近辺まで5Gは届いているのだけれど、うちでは入らず。あので4Gで確認した。たまに入ることもあって、その時にテストをすると50Mbpsくらい出ている様だ。知らんけど。

 

Wi-Fi (IEEE802.11.a )

 

 

 

Belkin (有線2.5Gbps)

 

 

Wi-Fiと余り変わらない様に見えるかもしれない。

確かにダウンロード速度は余り変わらないけれど、アップロード速度は3倍以上の差がある。

 

 

  iPad Pro

 

Wi-Fi(IEEE802.11.a)

 

 

なぜかiPhone15 ProMaxの倍近い速度が出ている。なんで?

 

 

Belkin(有線2.5Gbps)

 

 

MacBookProに繋いだ時より速いじゃん?

2回試したけれど、ほぼ数値は変わらなかった。

時間を変えれば成績も変わるだろう。

 

うちで一番Belkinの恩恵を受けられるのはiPad Proだわね。

 

ほぼほぼ最新機種同士なのに、なぜこんなに通信速度に差が出るのかは全くわからん。残念ながらこの辺は専門外。いつかどうにかして調べてみたいものだ。

 

兎にも角にも4G通信と比べてしまば、Wi-Fi環境でさえ「それ以上贅沢を言うことは許しません!」ってくらい恵まれているのが納得できるだろう。上を見ればきりがない。でも下を見てもきりはない。だから適当なところで納得することが重要だ。

 

後は昨年からずっと「やらなければ!」と思いつつ手を出していなかった、auひかりのホームゲートウェイを新しいWi-Fi 6E対応の物に交換に着手したい。

ついでにメッシュWi-Fi化することも検討…そんな時間があるか不安…でもやらねば!