Nikon ZfかZ5か…

昨日は妻のiPhone15、テプラプロ、PC用スピーカーなどがまとめて手元に来たため、自分のために買ったiPadAir(メモリ64GB)になかなか手をつけられなかった。

 

寝る間際に開封しようと思い立ち、今使っているiPadPro9.7の情報を覗いてみたんだ。

 

じじいとしては、こいつは基本ブラウザ用途なのでメモリは128GBかもしれないが、ほとんど使っていないと思っていた…が、現実はメモリ256GBモデルでその大半を使っていたよ。

 

だめじゃん!

これではまともにデータ移行できないよ。

 

仕方ない。明日、交換に行こう。

でも明日は友人が遊びにくる。

Nikon Zfを自慢しつつも、それまで使っていたZ5を貸し出しても良いし、買い取ってくれてもいいよと優しい言葉をかけてくれていた。

 

普通、中古というと、誰がどれくらい使ったか、どんなふうに使ったかわからないというものだよね。

 

綺麗に磨かれているけれど、壊れる寸前のものもあるかもしれないし、汚れているけれど新品に近いものがあるかもしれない。

外観と触ってみた感触などで推測するしかない。

でも、この友人のZ5は春先に買ったばかりで、傷もなければ、ほとんど新品と言っても良い状態…車で例えるなら「走行距離200kmの中古車」くらいのイメージ、最も辛辣に考えても「走行距離1,000km」位…つまり、ほとんど新品じゃんって事なんだ。

 

右がZfで左がz5。 

 

どちらも心ゆくまで触らせてもらったけれど、操作性だけでいうならZ5の方が良い。

と言うのもZfは新しい機種ではあるけれど、フィルムカメラ時代のボディを踏襲した形にこだわったため、Z5と比べると一目瞭然だけれど、グリップ(ボディ右側の張り出し…右手中指から小指でここを握って、人差し指をシャッターに添えるんだ)がほとんどない。確かに昔のカメラにはそんなものはなかった。

なので、圧倒的にカメラのホールド感が違うんだ。当Z5の圧勝。

 

また、シャッターの前と後ろにそれぞれ人差し指と親指で回すダイアルがある。マニュアル撮影の時はこれでシャッタースピードと絞りを調整するのだけれど、これの回し心地もZ5の方が良い。

露出補正はZfが良いね。

また、動画撮影ボタンもZfの方が良い。Z5は簡単に他のボタンと押し間違えそう。

 

また、撮影の性能で言うと、画素数はほぼ一緒だけれど、やはりエンジンの差、撮像素子の性能差は歴然とあるらしい。

特に暗いところでの撮影は圧倒的な差があるとのこと。残念ながらそこまでは試すことができなかったので、これは友人の聞き齧り。

そんな暗い中で撮影することは多くないとあきらめられるかな。

 

Zfは定価で約30万円。

翻ってZ5を友人価格は買取価格相場と言うことで10万円。

 

悩む…いや、悩むか?

ノスタルジックな気持ちに浸りたければZf一択だけれど、Z5はしっかり基本を押さえていて、価格がZfの1/3。ならば迷うことはあるめえ。

 

と言うことで、速攻で、気が変わらない内に友人に10万円を押し付けた。

 

ついでに、やはり売りに出すと言って持ってきていたCONTAX Tele-tessar T* 300mm f:4も1万円で買い取り、Amazonでヤシカ-zマウント変換アダプタをポチっ。

 

このZ5はレンズセットだったとの事で、セットになっていた「Zマンウトのズームレンズ24-200mm f:4-6.3は一緒にいかがかな?」と言ってきた。顔が笑っていた。

じじいも「え?6.3って…それなんなん?」と答えた。

友人もじじいも、レンズといえば「f:1.2からf:2.8までが基本。たまにf:4なら許してやろうか」という感じでカメラに接してきた。「f:6.3って写(*2)るの?真っ黒になるんじゃね?」と暗に言いたい訳だ。

いやね、最近のカメラは性能がすごいので、f値が暗(数値が大き)レンズが暗(f値が大き)(*3)かろうと事も無げに写っちゃうのは知っている。

フィルム時代はISO400より大きくなるとザラザラノイズが乗るのが当たり前だった。

だから暗いレンズ、夜間などはストロボがなければ撮影ができないのが当たり前だった。

「ストロボを使うと不自然になるし、ノイズが乗ってもそれでも残したい風景」がある時は、覚悟を決めてISO400のフィルムを使い、ISO800に増感して撮影していた。少しでも明るい環境を求めていた。だからf値6.3なんてよほどの望遠レンズでもなければお目にかかれない数値だったんだ。(*4)


が、最近のカメラはISO51200とかそれ以上が常用範囲なんだよ真っ暗闇なのに昼間のように写せるカメラもある。なので、f:6.3なんで屁でもない、なんの問題もない暗さ(あえて「明るさ」とは言わない。言いたくない)なんだって分かっている。でも、分かっているのと抵抗なく使えるのは違うよね。

 

という事で「f:6.3のレンズなら定価は2〜3万円?」と思っていたのだけれど、調べてみたら125,000円くらいするレンズだった。2人で「そりゃねーよ。なんでこんなだけーんだよ」と言葉がひらがなになるくらい驚いた。

 

買取価格を調べると大体5万円。

「えふろくてんさんにごまんえん?」

どうしても「買った」と言えない。

友人も「だよね」と納得している。

 

でも、Zマウントのレンズも試してはみたい。という事で、買いはしないけれどお試しという事で借りることにした。どうせ、友人も使わないから…

 

 

iPad

友人の帰宅後、妻と丸の内のAppleStoreへ。

実は昨日買ったiPadAir、セットアップをしようとして気がついたのだけれど、今使っているiPadPro、ほとんどブラウザのような使い方しかしていなかったので128GBのメモリも持て余しているはずと思っていたのに、情報を見てみたら256GBモデルで、更にメモリはほぼ使い切っていた。で、買ってきたiPadAirは64GB。

足りないじゃん!理由は冒頭に書いた通り、データ量の見積りミス。(*1)

って事で、開封する前に交換決定。

 

買うなら256GBモデル。

としたらAirでもPro(11インチ)でも値段差は2万円くらい。どうしよう…

 

って事で、AppleStoeでAirを返品し、妻は予定通りiPad miniのスターライト、64GBモデル。じじいはiPad Pro 11インチ スペースグレイの256GBモデルを購入してきた。

 






その後秋葉原まで歩いて、ヨドバシカメラアキバ館でFマウント→Zマウント変換アダプタを購入。

 

帰宅して、Fマウントレンズを試してみた。

使えることは確認した。

後はカメラ本体の設定をするだけ。

これが結構あれこれあって大変そう。

D300の時代からかなり変わったんだなと実感している。

 

iPadProを開封するのは明日になりそうだ。

 

 

サンワサプライ MM-SPU7BK

昨日届いたサンワサプライのスピーカー。

 

今日ようやく繋いで試してみたよ。

 

値段は3,000円以下だし、全く期待していなかったんだ。

でも、繋いでみたら結構良い。

音楽を突き詰めて「音質があ」とか言う人には全然向かない。やはり低音はないしね。でも、Youtubeなどで人の話す声は明瞭に聞こえるし、音楽も聞いていて「これは違う」と不快になることはない。逆に「これ、結構いい音で聴けるね」と感心しちゃう。

 

スピーカをVictorのウッドコーンと切り替えて聴き比べるとアラが目立つけれど、単体で聴いている分にはすごく良い。と言うか3,000円未満でこの音なら十分でしょ。うちは「これならTANNOY Gold5は買わなくて良かったかもね」と真面目に考えたくらいだよ。

音の良し悪しで言うなら、TANNOYとサンワサプライは比較の対象にもならないかもしれない。が、値段が約7万円と3,000円。その比を考えたらサンワサプライに価値ももあるんじゃね?って思うくらい、じじいはこれを気に入ったんだ。

 

「安くて、良いスピーカーない?」と聞かれたら、じじいはこれをお勧めするよ。

音は聞きやすいし、小さいし、USBケーブル1本繋いだら電源も取れるし音も拾えるんだよ。

うちはWindows機とMacBookProでUSBの一部を切り替えて使っている。その切り替え機にスピーカーを繋いだのでWindowsき、MBPどちらの音も鳴らせる。すっごく便利。

 

翻ってTANNOY GOLD5を鳴らすためにはUSBからステレオミニ端子に変換するプラグを用意するか、XLRを備えたDACを用意しなければならないかな。筐体が大きいので置く場所も考えなければならないし、考えれば考える程「サンワサプライでよくね?良い音で聴きたかったらVictorあるし、Ardenも近々復帰するしな」と思うんだよ。さて、どうしようかね。

 

*1:2023/11/04 08:55 重複訂正

*2:2023/11/04 08:58 誤字訂正

*3:2023/11/04 09:00 文章訂正

*4:2023/11/04 09:05 文章挿入