大学病院行ってきた | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

半月板損傷から「ちょっと歩くと痛くなっちゃって、わたし困っちゃうぅぅぅ」な状態で、なかなか痛みが治まらないので、医者から「大学病院で診てもらおう」と言われて大学病院の検査を受けて来た。

 

これまでに撮ったMRIやらレントゲンやらの撮影結果が入ったCDを持参したのだけれど、それでもまたここでレントゲン撮影。

なんでやねん!って突っ込みたかったけれど、それまでの「ひざの状態」だけのレントゲンではなく、脊椎を含めた体のバランスをみるレントゲンなどもあって「これぞ大学病院!」って思ったよ。

また、レントゲン撮影室前の待合室には「高度な解像度の高いレントゲン装置を導入しています」って事も書かれていたような気がする。知らんけど。

 

で、結果としては、半月板の損傷はあるけれど、じじいくらいの年になればみんな多かれ少なかれ損傷しているから、あまり悲観する事はない。とは言いつつ、他者と比べる物でもないし、痛いのは痛いからねぇ…と。

 

例えて言うなら、うちの車は14年間で35万キロを走っている。半年毎にきちんとメンテナンスをして、不具合が認められる部品をこまめに変えているからまだ問題なく走っているけれど、もし部品交換一切なしだったら、そこここから不具合が湧き出ているだろう。部品交換の利かないじじいはそんなメンテナンスをしていない車と同じだって事だ。

如何に若い内から大事に乗るかが長生きのコツなんだな…

 

それを前提として「今はまだ手術をして半月板を修復する必要はないと思われる」との事。

 

ただ、年齢に応じた半月板損傷やら様々な状況で足がO脚方向に引っ張られ始めている。

本来直立した時膝から骨が90度下に向かっていなければならないのだけれど、2度程傾いているらしい。

この2度と言うのはまだまだ「軽微」なんだけれど、それでもその傾きが痛みを増長しているところもあるとの事で「靴のインソールを作りませんか?」と提案された。

 

「オーダーメイドのインソールを作る事で足を正常な位置に補正し、痛みを軽減させられる」と。

 

まぁ、そう聞いたら「お願いします」って言うよね。

 

で、インソールを作るための足型を取る専門部署へ連れていかれた。

そこで「完全オーダーメイドなのでお値段5万4千円!」と告げられる。

 

 

そこまで金をかけるなら、インソールじゃなくてオーダーメイドの革靴作れんじゃね?

定価ならTANNOY GOLD 5がペアで買える値段に等しい。

ちょっと…いや、かなり躊躇するよね。

 

でも「どうしますか?」と一応聞くようなそぶりを見せているけれど、あれは絶対断らせない雰囲気(と勝手に感じた)

妻ごめん!と心で必死に謝りながら、自分の痛みを軽減して、来月から始まる妻の会社のウォーキング月間と言うキャンペーンで一緒に散歩をするためには必要な事なんだよと言い訳をしながら「お願いします」と言った。言葉と共に魂も持っていかれた感じがした。

 

その後で「でも、保険適用されますから」と。

最初に全額支払った後、保険に「療養費支給申請書」と必要書類を提出すれば、保険適用分との差額が戻ってくるそうだ。2~3か月後だけれどな。(*1)

 

足の形(輪郭)をなぞって、次は発泡素材のようなものに脚を押し付け型を取った。

これを元に完全オーダーメイドのインソールができるらしい。

 

また、先生の言う事には、足を使わないようにしていると、どんどん筋肉が固くなっていくので、歩かないまでも頻繁にストレッチをして膝を伸ばしてくださいね」と言われた。

筋肉は縮む方向に固まろうとするので、伸ばしてやることが重要なのだそうだ。

 

それを聞いただけでも今日大学病院に行って半日を費やした価値があったかもしれない。

と言うのは、そのストレッチをし始めたら、痛みが少しひいて来たんだ。

 

もしかして、最初に「半月板部分断裂」と言うちょっと怖いフレーズを聞いて、痛みを感じた結果、半月板を守らなければという気持ちになってあまり運動しなかった(医者にも止められていた)結果、運動不足や筋肉の強ばりで痛みを増長させていたのかもしれないね。

 

と言う事で、明日から無理はしない範疇で歩く練習と言うか歩くリハビリをしていく予定。

早く松葉杖から脱却したいものだ。

 

*1:2023/09/29 23:58 文章追加