9月22日はなんの日?
「焼いてるふたり」12巻とか「成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです」20巻などの発売日だよ。
え?もっと他の?
そうだね、義父を東京江東高齢者医療センターに連れて行って受診させた日?
それとも、その後自分のリハビリに出かけて「痛みがまだ続いているなら、ここではなく大学病院で検査し、必要とあらば手術をするのが適切と思われます」と陰道引導(*1)を渡された日。ついでに傘も持って行かなかったのに雨に降られ、仕方なくコンビニでビニール傘を買ったんだけれど、傘を刺差(*1)しながら松葉杖をつくのが大変で、タクシーに乗りたいと思ったけれど、そういう時に限ってタクシーは全然来ない。「東京はなんて田舎なんだぁぁぁ」と毒づきながら、タクシーを呼び出すアプリなんか使って迎車料金支払うのも勿体無いと泣きそうになりながら歩いて帰宅した日…そんなプライベートなことを指摘できる人がいるとは思えないし、じゃあ、一体なんの日だろう。
言っとくけれど「iPhone15が発売された日」なんていう人がいそうだけれど、それは却下である。
自分の手元に来ていないのに、そんなお祭り騒ぎに便乗したくないんだよぉぉぉぉ。
と言いつつ、ついついYoutubeなどでレビューを覗いてしまう悲しさよ…
整形外科の先生曰く「自然に治るものでもないし、おっきな病院で検査して、必要と言われたら手術しちゃうのがいちばん手っ取り早いよ」と。
でもさ、今まで手術って言ったら盲腸くらいだし、あとは肝生検でお腹をちょっと切って内視鏡を入れたくらいしか経験がない。
でも、膝の半月板を縫合する手術ってなんかもっと大仰な手術って感じしない?
肝生検の時「部分麻酔にしますか?全身麻酔にしますか?」って選択ができたんだよ。
全身麻酔なら、寝ている間に全て終わっちゃう。
部分麻酔なら、経過を自分で見ていられる。けれど、場合によって気分が悪くなったりすることも?
四半世紀以上前の盲腸の時、手術の腕が日本で5本の指に入るって言われている先生の執刀だった。
手術をしながら「僕の手術は筋に沿って最小限しか切らないから、しばらくしたら傷跡が見えなくなるよ」って言われた。うん、確かにその通り。グラビアとかの写真で手術痕が目立つ人がいるけれど、じじいのそれは殆どの人が気付かないレベル。さすがだわ。
で、盲腸を切り取ったら「君の盲腸は一般より長いね。見て見て見て」と内臓を引っ張り出された感触で吐きそうになっている私に嬉しそうに告げてきた。
見せられても、祖父には比較対象がないから驚ようがない。仕方なく「うまそうなので、今日の夕食に焼いて出してください」くらいに返した。
そしたら「塩焼きがおすすめだよ」とにこやかに…
そんな経験しかなかったので、全身麻酔で寝たままで何もわからず終わっちゃうのは勿体無いって考えちゃったんだ。
本来肝生検って、麻酔をしたら直接肝臓に針を刺して組織を採取するみたいなのだけれど、私は「どうせなら協力して」という依頼が担当の先生からあって「内視鏡を使ったなんちゃら」っていう実験に実験体として参加することに了承したんだ。
これに協力することで危険が増すわけでもないし、時間も10分程度しか余分にかからないというのなら、大学病院のお世話になっている以上協力することが患者の努めかなと思ったんだ。
そんな訳で肝生検なのに、なぜか腹に2本内視鏡(カメラとマニピュレータ)を入れ、腹の中に麻酔注射の針が突き刺さるところ、麻酔薬を撒き散らすところ、内視鏡が入ってくるところなどの他、内蔵をカメラでみながら先生の所見を聞くことができたのは貴重な体験であった、これは全身麻酔では体験できないことだよね。
そんなのを体験して見たい人は迷わず部分麻酔を、何も見たくない人は全身麻酔を選ぶと良かろう。
そんな体験を踏まえつつ、もし膝の手術ってことになったら、私はどうするんだろう。でも流石に膝の手術とかになったら術部は私の目で見ることはできないカーテンの向こうとかになっちゃうのかな。
そういえば、私の友人の女性(当時35歳)が運動中に突き指をしたと思ったら左手小指の腱が切れていて、その腱を縫合する手術を受けることになった。
その日までは「痛いんじゃないかな」っていうのが話題だったんだけれど、術後というか術直前に「左手小指の手術なのに手術着に着替えさせられた。両脇空いていて上下2本の紐で結んでいるだけ。パンツ丸見えだよぉぉ。もっと綺麗なの履いてくれば良かった。この格好で更衣室から手術室まで廊下をしばらく歩かされたよ。待合室突っ切る時いろんな人にジロジロ見られた気がする。めっちゃ恥ずかしい」って興奮気味にメールしてきた(まぁそんな時代だ)。その恥ずかしさで吹っ切れたのか、術後の感想は、それまで「それが本当に必要かしらんけど、やたら手を握ったり触ってくる先生」って不快感を垂れ流していたのに「先生が『綺麗な腱だね』って訳のわからない褒め言葉をくれた。結構ノリの良い先生だったわ」と関西人らしいコメントをして、それ以降はお気に入りの先生になったみたい。痛みはどこかに行っていたようだ。病は気から…って事なのか?
先生がそういう人だと、痛みも忘れられるのかな…(*2)
今からそんな心配をしても仕方がないけれど、そういうことを考えちゃうっていうのは、生来の怖がり気質が出てきているってことだな。そう本来は「注射嫌〜!痛いのいや〜!」な性格だからな。
なんてことを書きながらネットを徘徊していたら、半月板損傷には手術のほか再生医療という方法もあるらしい。
状況に応じて、そちらも考慮してみようかね。
できれば手術はしたくないからねぇ…
*1:2023/09/23 21:45 誤字訂正
*2:2023/09/23 22:05 文章挿入(書いたはずの1節がまるまる消えていたので挿入)