例えば、スーパーで普通に売っている食塩と、どこぞの海水からナンチャラの製法で作った自然塩、その味の違いって分かる?
「機械的・電気的に作り出された塩と違って、天然で作られた塩はいろいろなものを含んでいて、それが旨味になりますよ」と言うような能書きを見る事があるけれど、もし立場が逆だったら「雑味ばかりはいっている天然ものより、機械的・電気的、に作り出した食塩は純粋な塩ですよ」となる訳で、宣伝文句としては同等。どちらが貴重と思われているか、どちらが好感を持たれているかの違いにしかならない。
で、うちはそのスーパーで普通に売っている食塩、アルペンザルツ、おろし金で削る岩塩、波照間島の塩、与那国島の塩、南大東島の塩などをストックしている訳だけれど、確かに個々に味比べをすると微妙に味が違う気がする。食塩とその他はそれなりに味が違うけれど、それ以外は微妙な違いかな。まぁそれこそ、機械的・電気的抽出と天然物の違いってところ?知らんけど。うん、本当に知らんけど!なんだからね。
で、個々に舐めてみて「なんか違う気がする」って程度の物を、例えば煮物…1リットル近い水や出汁やみりんや砂糖などの混合液の中にほんの少しの塩を入れて、その塩の味の違いって分かる?
特にうちは塩分を控えめにしているので、1リットル程の煮汁に使う塩は小さじ1/10もあるかどうか。お湯の中でも「ん?塩味付いた?」程度だ。その微妙な味が天然物が否かなんて違いが分かると思えないんだ。
って事は、1㎏110~120円位の塩と100g500~1,000円の天然塩、同じ味なら安い方が良いよね。
私はアルペンザルツ以外は確固たるこだわりがある訳じゃなく、たまたま旅行した時のお土産気分で買った物を使っているにすぎないけれど、こだわりがあるつもりで高い塩を使っている人は、今一度見直してみるのもありかもしれないよ。いや、拘り続けるのも有りだけれどね。
因みにアルペンザルツは、例えばおにぎりに塩のみというような単純に塩だけの味付けをするものには普通の塩を使うよりアルペンザルツの方がおいしいと思うので、それはそれで選んでいる。それも有りだと思う。
で、そうやって考えるとさ、一応拘りがあるように思って使っている物も「なんでそれにしなきゃダメなの?」となっちゃうものがあるかもしれない。
最近うちの「見直したら後悔?」で急浮上しているのは、正月に買ったMacBookProとUS配列キーボード。
Qadra700やPB550Cから初代iMacの時代にとても良かったから、あの時の気持ちよもう一度と思ったような感じでWindowsではなくMacを買ってみたけれど、正直Windowsのパーツを買い集めて組み立てた方が良かったかもと非常に後悔している。
その理由は
- ノートブックを使う場面がほぼない。
- Windowsでなければ使えないアプリを手放せない。
- Windowsで使っていたアプリの代替が見つからない。
- Windows自作なら費用1/2~1/3くらいでできた。
- Windowsの方が拡張性が高い。
- 現状MacBookProで10Gbpsの通信環境を実現できない。
うん、殆どは事前に分かっていたんだ。
それでもMacを買ってしまった自分を小一時間問い詰めてやりたい。
最近、iPadを刷新する話が急浮上している。
今使っているiPadPro9.7は2016年発売なので7年ほど使った事になる。
今度買う物も長く使いたいので、買うなら世代落ちの安価になった商品ではなく、新しい世代の物を買っておこうと思う。
具体的に言えばiPad AirかiPad Pro 11インチにしたいと思っている(12.9インチを選ばないのは、そのサイズのiPadを寝転がって使えるとは思えないため。MacBookProのサブ画面として使う事を考えたら、ほぼ同サイズである12.9インチも魅力的なんだけれどね)。
iPadのCPUもAirがじじいのMacBookProと同じM1、Proにしたらそれより新しいM2だよ。
それにキーボードを付けたらもうMacBookProの出番ってなくない?
特に最近はMacBook専用だった映像や音楽編集ソフトもiPad対応版が出るようなったので、iPadの利用価値はうなぎ登りだわね。
更にWindows機なら10Gbpsの通信環境を安価で構築できるのに、MacBookProではかなりの出費を覚悟しなければじつっ減が実現(*1)できない(Mac miniなどデスクトップ系ならオプションで選べるんだけれどね)のは、家の通信環境が10Gbpsのじじいとしてはかなりのマイナスポイントだった。
iPadAirやProはUSB-C端子を備え外部ストレージで拡張しやすいので、メモリも128~256GBもあれば十分だろう。
であれば、このiPadと補器類を購入しても、MacBookProとその補器類購入金額との差額で、Windows機用パーツのほとんどを買う費用が捻出できたのではなかろうかと思えるんだ。
MacBookProを外に持ち出すより、iPadを持ち出す方が楽だよね。
また、今現在悲しい事に「MacBookProを買ったから実現できた何か」が全くない。逆に「Macにしてしまった為にできなくなった(未だWindowsでやらざるを得ない)事」の方が多いのも残念。
まぁ「いくつか不便もあるだろうけれど、久し振りにMac所有してみたい」と言う気持ちで買ったんだから、ネタにする程度には不満に思っていても、十分楽しんでいる…と言う事にしておく。
が、そうするとそしてもう一つ(*3)困っちゃうのが、遺書一緒(*1)に買ったUS配列キーボード。
機械式タイプライターから入った私は、US配列キーボードもそれなりに普通にタッチタイプはできる。うん、昔は(*2)できていた。
で、忘れていたのが「もうじじいだから、物忘れもあるし、対応力もじじい並み」って事。
アルファベットと数字の配置は一緒だとしても、記号の位置がJIS配列とUS配列では(*2)結構変わっているんだよ。
若かりし頃は、打ち始めてすぐに頭が切り替わって、どちらも同じような速度で迷うことなく打つことができた。
でも、ここ20年くらいずっとJIS配列しかいじってこなかった間に私はじじいになって頭も固く対応力がなくなった結果、US配列自体は覚えているのだけれど、なかなか指が付いて行かない。漸くUS配列に慣れた頃にWindows(JIS配列キーボード)(*2)に切り替えると、今度はJIS配列の記号入力にあたふたする始末。
自分がじじいだ!ってしっかり自覚して、辺変(*1)に拘ることなくJIS配列にしておけば良かったよ。
ま、こちらも「戸惑うから嫌!」ではなく「老化防止に丁度良い」くらいの気持ちで楽しもうと思えているから良い事にするけどな。
予算がどれくらい貰えるかに寄るけれど、妻には「iPad miniを買いましょう」と誘惑をし、それを餌にじじい様にiPad Pro 11インチ+Apple Pencil、そしてWindowsのパーツ分の予算を確保しようと画策している。そしてMac上でWindowsを実行するParallelsを導入するための費用まで捻出出来たら100点かな。
iPad Proにキーボードを買わないのか?…MacBookProを持っているなら不要と考えた。もし、キーボード魔ま(*1)で付けちゃったらMacBookProとの差別化をするのが難しくなるよね。もし必要と感じたらその時に買えば良い。最初はキーボードなしで行く予定。間違った判断かな…
*1:2023/09/17 09:34 誤字訂正
*2:2023/09/17 09:25 文章挿入
*3:2023/09/17 09:28 文章訂正