義妹からLINE
「会社で差し入れされたクッキー食べたらゴルゴンゾーラ味。食えん!」
「え?うまそうじゃん?」
「なら持って帰る」
タダでもらうのは申し訳ないと思って、お礼に亀田製菓のサラダホープを渡しクッキーを受け取った。
それはCHEESE CAVERYの「CHEESE SAND Parmigiano Reggiano & Gorgonzola」というもの。
義妹は大きく書かれた「CHEESE SAND」のみ見て(パルミジャーノ&ゴルゴンゾーラはパッとみてわからなかったので無視し)、普通のチーズ味だろうと食べたらしいのだけれど、口に入れてみたらゴルゴンゾーラのカビの味が広がって…という事らしい。
食べてみたけれど、ゴルゴンゾーラの風味が口に広がりと〜ってもおいしかった
しかし、ゴルゴンゾーラが好きではない人には拷問かもしれないとは思った。
義妹に「好き嫌い激しいかもね」と言ったら「こんなもん、土産に持って来んな」と息巻いていた。
というのも、同じCHEESE SANDでもゴルゴンではなくあまおうもあったのだ。
「どうせ持ってくるならそっちにしろよ!」というのが義妹の意見。
うん、至極真っ当な意見。
好きな人にはたまらないって言わせるほど美味しいと思うけれど、やはりゴルゴンゾーラは好き嫌いが分かれるよね。土産にするならもっと汎用的な味を選ばないとな。あまおうなら好き嫌いはあるとしても、もっと穏やかだろうねぇ。
観光地に行くと「△※へ行ってきました」といかにも観光地に行ってきましたっていうタイトルのお菓子とか、地名だけ変わって中身は一緒みたいなお菓子が溢れている。
今までは「そんなつまらないもの買って、何が土産だよ!」と思っていたけれど「過激な攻めた味の菓子より、無難でつまらない味の方が喜ばれることもある。『無難』って良い言葉なんだな」と思った。
義妹には「こんなお土産だったらいつでも大歓迎だからね」とは伝えておいたけれど、果たして…
って事で、営業さんなどさほど親しくもない人へお土産を持って行かざるを得ない立場の人は「無難(平凡)こそ正義」…これが絶対正義だって覚えておくといいと思うよ。