散歩(文京朝顔・ほおずき市)~サブウェイ飯田橋東口店~萩尾望都SF原画展 | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

 

  散歩

 

昨日時間がおして行けなかった「文京朝顔・ほおずき市」を回る形で散歩してきた。

例によってGoogleMap先生をお借りした。

 

回った場所を拡大したのがこれ

スタートはいつもの如くマルエツ江戸川橋店(ルート図は途中から)。

神田川を渡って巻石通りに入って、安藤坂を上っていくと春日通りにぶつかる。その正面に見えてくるのが伝通院(でんづういん)

 

参道になるであろう道路の脇には朝顔・ほおずき市の提灯。

 

中では朝顔が飾られていた。けれどまだ朝早い時間だからか、数が少なかった。

 

伝通院をでて次は澤蔵司(たくぞうす)稲荷。こちらは小学生が育てた朝顔の展示らしい。鉢に番号をつけて人気投票をしていた(ので写真は割愛)。

 

次は月参堂 善光寺。こちらでは大輪朝顔、変化朝顔の展示。

 

変化朝顔と言うのは、ちょっと奇形になったものを掛け合わせ、ユニークな朝顔を作るものだという。雌蕊(めしべ)や雄蕊(おしべ)すら変形して種を残さないくらいのものが成功だという。奥の深い趣味のようだ。

 

糸柳と言うらしい。葉が変形していて、もうこれだけで成功。花が咲かなくても大満足らしいよ(違っていたらごめんなさい)。確かにきれいと言うか、注目浴びるよね。

 

花の形も葉の形も「これ朝顔?」と言いたくなる…

 

源覚寺(こんにゃくえんま)

余談だけれど、この最寄りの交差点で昔(2015年頃)信号待ちをしていたら2トントラックに追突されて、未だ後遺症に苦しんでいる。この辺りを通る度にそれを思い出しちゃうよ。

 

閑話休題

 

 

参道を見ると、何か机を並べたりしている人はワシャワシャいるけれど、肝心の朝顔やほおずきはどこに行った?

 

因みに…こんにゃくえんまと言うだけあって、こんにゃくを奉納する人が多いようで。

 

「なんで『こんにゃくえんま』?」と思った方はこちらを参照。

歴史ありますという割にバーチャルだの色々先進的なものを取り入れているようで…

 

でも、朝顔もほうずきもないじゃん…と思っていったん外に出て、改めて振り返ってみて気が付いた。うん2枚前の写真にも写っているけれど、ほうずきが吊り下げられているじゃん。

 

見つけた2つの内の1つは少し元気がなさそうだったので、元気な方を写真に収めていたら…

 

昨日の内にかなり売れてしまったらしく、今現時点で残り2つしかないという話が聞こえてきた。

 

折角の縁だから買って帰ろうかと手を伸ばそうとしたら、どこぞの若いお父さんが後ろから割って入って、子供に「これがいいかな?」と語りかけるように、子供を出しにして奪って行っちゃったよ。唖然…ま、いいけどさ。

 

取り敢えず今日の散歩の目標、朝顔市とほおずき市を見ることはできた。

 

 

  サブウェイ…の前に…

 

後はリニューアルしたというサブウェイ飯田橋東口店に行って朝飯にしようぜと言いたいのだけれど、開店時間は10時。今はまだ9時を過ぎたばかり…と言う事で、ラ・クーア内のタリーズで少しばかり休憩でもしようって事で移動。

 

よく大きさを表す単位で、昔なら「霞が関ビル何杯分」とか言っていたけれど、今は「東京ドーム何個分」って言うよね。

 

野球場なんて似たような大きさだろう…と思うけれど、フィールドの大きさは似たり寄ったりでも観客席の規模が違うと大きさはかなり違ってくる。東京ドームってここにしかないから、この辺の人じゃないと、大きさなんて分からないよなぁ…ってか、実際こうやって目の前にしても、全容が見える訳でもないし、「これ何個分」とか言われても分からない。確実に分かるのは「東京ドームは、東京ドーム1個分だ」って事だろうな…そんなくだらない話をしながら歩く。

 

タリーズのアイスコーヒーで喉を潤して時間を調整しサブウェイに向かう。

 

東京ドーム前の道(牛込小石川線と言うらしい)は最近道路を拡幅した。筈だったんだけれど、拡幅された部分は自転車専用道と路肩の駐車スペースとなり、この近辺の生活道路として使う人にはものすごく不評を買っている。拡幅する前より道が狭くなっている。東京ドームにおもねって、道路に駐車スペース作るんじゃねーよ!と声を大にして言いたい。でも、多分かなり上位の納税企業だろうからゴニョゴニョ…

 

飯田橋に向けて牛込腰石川線を歩いていると、こんな風景があった。

 

店の駐車場などでもよく見る光景なんだけれど、バイク1台で駐車スペースを占拠している。

バイクって駐車する時は自転車とかと同じ扱いだよね。

このバイクは置こうと思えばどこでも置ける。なのに、自動車はこのバイクが占拠しているために注射駐車(*1)するスペースがない…本当迷惑な話だ。

中には自転車・バイク駐輪場とあっても、「こんなところにとめたらバイクが傷だらけになっちゃう」と叫びたくなるような、バイクの事を全く考慮していない場所を用意しているところもあるので、一概には言えないけれど…まぁとめる人には止める理由があるのだろうけれど、私は個人的に困ったもんだという目で見ているって事。それだけだからね。

 

さらに歩くと、見えてくるのが「東京新宿メディカルセンター」。昔の人は「東京厚生年金病院」の方が分かり易かろう。平成26年に名称が変わったとの事。

 

義父が何度か入院しているし、明日も義母が検査でお世話になる。とても身近な病院なんだけれど…

 

今の名称になってものすごく納得いかない事があってね(あまり詳しく見ていなかったけれど)。

 

「東京新宿メディカルセンター」と言う名称なのに、略称が「JCHO」…

東京=T

新宿=S

メディカル=M

センター=C

Cはあるけれど(でも並びから推測して多分「センターのC」ではなかろう)、後は1つも要素がない。

JCHOって何の略なんだろう?

 

略称が理にかなっていないので、どうしても名称が覚えられない。今でもうちでは「厚生年金病院」が通名になっている。

 

普段は車で来るのでゆっくりじっくり見る事が叶わなかったが、今日は歩きなのでじっくり調べてみようと思ったんだ。

 

で、まじまじ看板を眺めて分かった。

「東京新宿メディカルセンター」ではなく、その前に小さく書かれている「地域医療機能振興機構」の略がJCHOなんだね。

 

Japan(日本)Community(地域)Health care(健康管理)Organization(組織)…あれ?なんか違う。日本語と英語があっていないだけか?

ま、兎に角「厚生年金病院」で通じている間はそれで良いやって事で決まり。

 

 

  サブウェイ

 

厚生年金病院のほぼ正面にサブウェイ飯田橋東口店がある。

行ってみたけれど、正直な話「え?どこをリニューアルしたの?」と聞きたくなるくらい何も変わっていないように思う。

本当どこが変わったんだろう?

 

で、今日の獲物はチリコンカン&チキンとBLT、そしてポテト(オリジナル)(S)とウーロン茶。サンドイッチは妻と半分ずつ食べているんだからね。

 

チリコンカンを見ていたら、無性にウェンディーズのチリを食べたくなってきた。

とは言っても、今のゼンショー・ウェンディーズではなくて、昔のダイエー・ウェンディーズ時代の味が懐かしいんだけれどね。

ウェンディーズもバーガーキングも、一度撤退して、日本人好みに合わせて再上陸?と言う感じだけれど、どちらも昔の方が私は好みだよ。バーガーキングのわっぱーなんて、本当セロリ臭が強くて、「これは好き嫌い分かれるぞ」とにんまりするような味だったし、ウェンディーズもバーガーがすごく大きくて「ワイルドだぜー」って感じだったしね。

 

まぁ、そんな昔を懐かしいと思い出すような味だったんだろうね。これはもう一度食べてみたいな。

 

 

  萩尾望都SF原画展

 

店内でのんびり食べながらtwitterを見ていたら、目に飛び込んで来たのが「萩尾望都SF原画展」の宣伝。

 

今日最終日。400点の原画等を展示…こりゃ行くしかないでしょ。

場所は千代田区…ちょうど御徒町と秋葉原の中間位。

ここ(飯田橋)からなら、JRで秋葉原まで行って歩くか、大曲まで歩いてバスに乗って上野広小路にでて、そこから歩くか、はたまた全行程歩くか…歩けない距離ではない。時間にして40分程度だ。けれど、気温は既に31度を超えている。この暑さの中歩くのは辛いかな。と言う事でバスで行くことにした。

 

中は殆ど撮影禁止だったので、会場の外面だけ写真に残した。

 

元は中学校だった建物なので、結構広い。

1970年代の少女コミックに掲載された作品などいろいろ食い入るように眺めてきた。

「ユニコーンの夢」「6月の声」「精霊狩り」等、70年代初期の原画を堪能し、次は「11人いる」…これはちょっと悲しかったな。

 

「11人いる」自体は、萩尾望都さんの作品の中で一番好き。

 

 

 

 

なので、原画自体は見ることができて眼福なのはまちがいない。しかし、部屋の真ん中に壁を一枚立てて、その裏表に原画を額装して飾っているんだけれど、まず、どこから見ていいのか分からない。片方を便宜上「表」ということにすると、表の側は宇宙船白号へ移乗する場面から始まって、一応ストーリーを追いかける。裏面は「1人多いぞ。11人いる」から始まるんだ。

どっちから見ても良いようにしたのかもしれないけれど、分かり難くてウロウロする人続出だった。そしてなぜか11人いるのストーリーの中に1枚だけ「続・11人いる 東の地平西の永遠」の原画が紛れ込んでいた。何の意図なんだろう。理解に苦しむ。

 

扉絵では「11人いる」も「続・11人いる 東の地平西の永遠」も両方飾ってあって、「シュシュ姫さまを見れたぜー」と鼻の穴が広がったし、どの絵も、本当何時間でも見ていられる美しさに見とれていただけに、あの不可解な並びだけが納得いかなかったよ。

 

そして、その次に展示されていた「スター・レッド」、個人的に萩尾望都さんは、(専門の方が何をどう言おうと)ここまでが1つの時代なのかなと思っている。この時点でもかなり柄が変わってきているのだけれど、個人的にスター・レッドまでが許容範囲で、これ以降の絵は全く別物みたいに変わっているんだ。

何年も書き続けていれば、それなりに柄が大きく変わる人もいる。だから絵柄が変わってもおかしくもなんともないし、これ以降も「さすが」と思える漫画を発表し続けていらっしゃるわけだけれど、(しつこいけれど)個人的に「スター・レッド」で1つの時代に区切りをつけたんだなと思っちゃっているのだ。そういう区切りの一番最後の作品って思うから、このスター・レッドの絵は私個人としては萩尾望都さんの全ての作品の中で一番美しいと思っているんだ。

 

今日も、結構な時間、その原画を眺め続けていた。

 

その後も、様々な名作の原画がこれでもか!と飾られていて、結構時間を忘れて見入っていた。

 

次は9月9日から19日まで大阪 あべのハルカス近鉄本店 ウィング館4階第2催事場で開催するのが最後だそうだ(詳細は8月上旬に公式サイトにて発表との事)。

 

twitterの情報によると、今回の東京の階乗会場(*1)は広かったので結構展示点数が多かったけれど、大阪の会場ではどれだけ展示されるか分からないそうだ。そういう意味では今日見ることができて幸せだった。が、大阪にこれを見るのを口実として久し振りにいくのもありかなと真剣に考え始めている。

 

 

*1:2022/07/25 12:12 誤字訂正