この家を建てて10年を少し過ぎた。
以前の引っ越しの際にもその前の住処から持ってきたまま開けられずにそのままの形で鎮座していた段ボールがいくつか(も)あった。
以前の住処から今の家へ引っ越してきた時、それらの開かずの段ボールに新たにいくつかの「開かずの~」が追加された。
前の家はね、夫婦2人で3LDK、LDが17畳ちょっとあったので、1部屋を寝室、1部屋を私の仕事部屋にしても、リビングと隣り合った和室はほぼ物置にする事ができていたので、全く問題なかった。
一時期はソファベッドを置いていたので、寝室もほとんど使わない時期があったくらいだし、LDが17畳もあれば、基本そこで生活できちゃうよね。
翻って今は…以前の住処と比べ、大きさ的に半分くらいになっているかな。以前の住処のLDより狭いかもしれない。
まぁトイレは部屋の外に追い出しているし、風呂は別の階で義家族と共同だから、その分を差し引けはするんだけれど、以前はキッチンはLDと別で3.3畳分くらいのスペースが確保されていたのに対し、今の家はなんちゃってキッチンが寝室を侵食しているからね。
あんまり家の写真とか撮っていないのだけれど、ちょっと探してみたら2005年当時の以前の家(鉄筋集合住宅)の写真が出てきた。
上は2004年11月の写真で、下は2005年1月の写真。
ブラウン管のハイビジョンテレビが懐かしい。
このテレビ、定価だと100万円ちょっと超えるくらいの値段だったけれど、その当時懇意にしていたSONYショップから「たすけてー」とお願いされて、当時発売されたばかりで入手困難だったPS2と炊飯器をおまけにつけて60万円の1%ローンで購入したなんて記憶があるやつ。当時、ハイビジョン放送なんてNHKのBSでしか放送していないし、番組も少なくて「何が悲しくて関取の肌の艶を見るためにこんな大金払わなあかんの?」と冗談めかして言っていたな。
オーディオシステムは基本今の形ができているけれど、オーディオラック最下段にED-V9000がまだ鎮座しているのと、その2段上にはアナログのスイッチャーがあるのも懐かしいな。
そして、掃除機がDyson DC02(だったと思う。2002年に購入した物)
今は検索しても、なかなかお目に掛れない貴重品ですよww
話を元に戻すけれど、この写真の部屋にも勝てそうにない位、今の住処(の自分たち専有部分)は狭い。特に収納が少なくて困り果てている。
昨年吊戸棚を増設したりしているけれど、やはりモノに溢れてしまっていることに変わりはない。
そこで
この現状を打破するためにはどうしたら良いのか…
もし、横で「戦争です」とぼそりと呟く副官がいたら、私は迷わず戦争の道を歩んだかもしれない(誰と?)
それ位ひっ迫しているという事だ。
「少しだけ」「入りきらなかった分だけ」と言い訳してエレベータ横の凹部に積んだEpaEpa(段ボール製収納箱)は今や私のセより高く積みあがっている。その後ろに引き出し式本棚が鎮座しているのに、もうその中身を見る事ができなくなって何年経つんだろう…
そろそろ粛清の声をあげても良かろう。
- 10年(以上)一度も開いたことのない箱を処分対象とする
- 流石にPentium 4搭載デスクトップは処分しても…
- 壊れたデスクトップ筐体も処分しては如何か…
- いつか必要になるかも…な空き箱は取捨選択しては如何
- 使っていないケーブル類は思い切って…
- 古いデジカメ(DC20だとか、GX100だとか、DP1だとか)…
- 本棚を占有する本・雑誌
- 着た事もない服
- 30kg太っていた時期の背広・礼服
- 目につかないところに押しやっている何か
もし、誰かにこの基準で容赦なく整理を頼んだとしたら、もしかして、荷物は半分以下になるかもしれない。それくらい他の人からは「ゴミの山」に見えているのかもしれないと思うと、ちょっと怖いよね。
流石に、その「ゴミ」の中にも、思い出の品、歴史的価値のあるモノなどもあるので、他人にすべてを任せる訳にはいかないけれど、せめてもう少し快適に部屋を使える程度にゴミを処分してしまいたいものだ。
整理の極意とは
「全ての物を床に出して広げ、取捨選択をする事」
だと思うんだ。
今日はこの部分とかチマチマやっていると、結局「あれ、これは以前どこかにまとめた気が…」とかそんな感じになってしまう。うん、整理がうまい人はそんな事にならないかもしれないけれど、私はそうなってしまう自信があるんだ。
だから、やるなら数日徹夜覚悟で「やってやる。徹底的にな!」と無駄に格好をつけて決め台詞的ポーズと共に言い切ってやるしかないと思っている。けど、中々踏ん切りがつかない。
要は、根っからの「のめしこき(新潟方言の怠け者)」って事なんだよねぇ。
結局、そこに突っ込んで終局しちゃうんだな…
いや、でも今回はちょっとだけ本気を出して、全部とは言わずとも、今いる部屋の半分でもやってやろうじゃんと言う意気込みになっている。
だって、「全部やれなければ意味はない」なんて1か0かの話をしていたら、もう絶対一生やらない。アナログで良いじゃん。半分でも1/4でも良いじゃん。できるところから、やれる範囲からやって行こうよ。
…そう言う、結論に至ってみたらすごく簡単な答えに辿り着くまでに10年以上を要したって事だ。のめしこきってある意味最強の怠け者だな。わかっていたけれどさ
いつとは言わない(言えない)けれど、近々絶対整理を実施する。
目標は
- 本棚の本の整理(いらない本を捨てる。いる本の整頓)
- 本棚のレコード整理(LPをきちんとジャンル分けして整頓)
- 本棚のCD整理(同上。本当に取っておく必要ある?)
- ソファの裏、EV横の荷物を整理する(いらないものだらけな予感)
- 不要空き箱の廃棄
- 不要パソコン・パーツのゴミ出し
これくらいは実現したい。
本棚を整理する事で、床などに溢れかえった小物を整理する。
無駄に才数を取る空き箱(および緩衝材)を捨てる事で空間を確保。
本棚を空ける事で、余裕ができたなら、もう少し取り出しやすい場所にLPを持って行きたいね。今はパズルの如く邪魔物を排除して空でなければ目的のLPに辿り着けないようなダンジョンになっているからね。
でも…
多分、「これはいつか使うかも」「これは捨てるの勿体ない」…そんな感じで結局殆ど捨てられないような気がするんだよなぁ…
余談
ここからは余談だけれど、昔の写真を探していたついでに…個人的な2005年の出来事。
J-PhoneがVodafoneになった(んじゃないかな)。携帯電話を東芝の奴にした。昔シャープの携帯電話を買って「これは宇宙人でなければ使えない機種だ」と思って以来の大外れだった。さすがTOS(とす:その昔、TOSBacと言うゴミがあって、仕事でそのゴミに苦しめられて以来、TOSは侮蔑のローカルな言葉なんだ)だぜ。
シャープの指の関節がもう1つなければ操作できない重量バランスもSkyWebと言うインターネットの端緒な機能を搭載したけれど、何に使えるか分からず、取扱説明書に「SkyWebが使えます」としか書いてなかったという黒歴史も相当な物だと思うけれど、このTOS製品も、「高性能」をうたい文句に、高価な値段設定をしていたのに、「遅くて動かん」「バッテリーが1日持たん」と散々な製品だったなぁ…懐かしか!
初めてコメダ珈琲に入ったのもこの年だった
名古屋の美人に誘われて、ちょっとオフ会に参加。
美女2人と初めてのひつまぶし、そしてシロノアール。
シロノアールは素直にその大きさにびっくりして、おいしいねと言えたけれど、ひつまぶしは「え…うん…うまいね」だったことは秘密だ。
当時乗っていたマツダのMPV(GF-LW5)がこの年、漸く(購入6年目で)10万キロを超えた。
鳥取や福井への出張などが続いて、購入して半年で5万キロを走った車なので、その後の5万キロが長かったな。結局、この車は2009年に今のインサイト(ZE2)に乗り換えるまで13.8万キロ走ってくれた。
後ろのサスペンションが客室優先で変な構造になっていて、でこぼこ道を走ると縦にではなく斜めに揺れるのには閉口したけれど、それ以外は燃費も優秀だしとても気に入っていた車だった。
子供のころ夢中になってみた「U.F.O」や「サンダーバード」の食玩を買ってしまったのもこの頃。
インターセプターやスカイダイバー(スカイ1)の造形は美しいけれど、エリス中尉の再現性は微妙…
サンダーバードは本当に美しいねぇ。
眺めてうっとりしてしまう。