はんぶるく… | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

 

  

 

もう最近の話題と言えば、YAMAHA AG06Mk2かBRAUN MQ9035かと言う感じで、ご多分に漏れず、今回もMQ9035の話…

 

そう、今日は当初のハンドブレンダー…いや、チョッパーを購入する主目的だった「鶏むね肉(皮なし)をひき肉にする」を実行してみた。

 

鶏胸肉を皮付きのまま調理すると、1gあたり1.980kcalとなるのだけれど、あの薄っぺらな皮を剥がすだけで1gあたり1.080kcalとほぼ半分の熱量、約1/8の脂質になるのだ。

ダイエットをするなら、鶏皮にはごめんなさいと唱えるのが正解だ。

 

うちの材料はハンブルクステーキと言うにはあまりにもシンプル。

玉ねぎと鶏肉に塩コショウを少し、後はかたくり粉と上新粉を混ぜてこねるだけ。パン粉も卵黄も使わない。歯ごたえの足しとなる玉ねぎがあって、肉の塊の様相を呈していればハンブルクステーキと言っていいのだ!と勝手に決めている。よそでは通用しないかもしれないけれど、うちのローカルルールってヤツだ。

 

  レシピ

 

今回は172.2gの玉ねぎが1個、皮を取って237gとなった鶏むね肉、そしてアルペンザルツ(塩)が1g、黒胡椒が0.1g、かたくり粉が8.6g、上新粉が9.0g。それに余っていたラクレットチーズを40g用意した。

 

  うへへ 刻んでやるぜ。覚悟しな!

 

玉ねぎの縦に8等分し、それぞれを3等分くらいに切り分けて、チョッパーの中にいれる。「あっ!」と言う間にみじん切りになった。

多少ムラがあって、うまく刃から逃れている個体もあったけれど、ちょっと本体をもって揺らしてやったらムラがなくなった。

 

スパチュラ(覚えた。ヘラねヘラ)で、玉ねぎを掻きだした写真。

 

次は肉を適当な大きさに切ってチョッパーへ。

先ほどの音を聞きつけて、妻は「面白そうなことをするに違いない」と野次馬にやってきた。そして出来上がった玉ねぎのみじんを見て「へーへーへーへー。買って良かったね」と感心していた。

 

今回も、やる事に夢中で動画や写真を撮る余裕がなかった。

でも、肉を切っているのも玉ねぎを切っているのも感触的に違いがない。

車のアクセルを踏めば勝手に走ってくれるので、そこがどんな上り坂なのかほとんど考えなくて済む…そんなのと同じ感覚だね。

 

何回かゆすってムラを無くすようにしてもさほど時間はかからなかったな。これなら、皮つきのひき肉を泣く泣く買ってくる必要性が全くない。

 

本当、買って良かったよ。

 

 

  捏ねる

 

って事で、出来上がった鶏ひき肉と玉ねぎに前述の材料をラクレットチーズ以外全部載せて、手早く捏ねて、半分料を手に取って空気を抜く。そこに半量のラクレットチーズをのせて、おにぎりの要領で残りの肉玉ねぎをのせて大きな団子にし、改めて空気を抜きつつ、チーズが飛び出ないよう成形したら、φ20cmのフライパンに今日はグレープシードオイルを薄く引いた上にドンと肉塊をのせる。

 

 

  焼く

 

最初は強めの中火(IHなので、強火は滅多に使わない。700w程度にしているはず)で焦げ目をつけた(と思った)ら少し弱火にして、蓋をしてもう少し熱を通してひっくり返す。

串を挿して透明の汁が出てきたら火が通った証拠…とか言うのがあるんだけれど、私は基本自分の勘でやってしまっている。

出来上がったハンブルクステーキを大皿に盛って、ケチャップとソース(リクエストがあれば酢やバルサミコを少し加えて)を使って簡単なソースを作って別皿に持っていく。

そしてハンバーグをテーブルで切り分けて、ソースをかけて「ふふふん。とーちゃんの料理はうまかろう」とマウントを取るのだ。

 

でもね、あのね妻には秘密なんやけどな…ときどき失敗して、中まで火が通っていない事もあるんだ。そんな時は「あははは」と笑いながらラップをして電子連維持で600w2分も過熱すれば大抵ごまかせる。

私が切り分け終わるまでソースをかけないのは、本音を言えば、そうしておかないと、肉が生焼けだった時にごまかしきれなくなっちゃうからなんだよね。絶対他の人に言ったらあかんで。

 

 

  出来上がったもの…

 

今回はその自信がどこから来たのか全く不明なのだけれど、「絶対に中まで火が通っている」と思い込んだ結果、切り分ける前にソースをかけていた。本当成功していてよかったよ。

 

右下に映っている玄米ご飯が150g入った普通サイズのご飯茶碗。左下がレタスなどをぎったもの。それと見比べたらハンブルクステーキのサイズは想像できるだろうか。

2等分して、1人当たり238.5gで241.2kcal 塩分0.6gで、ソースは別で7.4kcal 塩分0.3gと言う計算になっている。

 

先日豚あらびきで作った、同程度のサイズのハンブルクステーキは446.6kcal 塩分0.6gだった。この200kcalの差が脂身の差と言って差し支えないだろう(先にも書いたけれど、鶏胸肉(皮なし)は1.080kcal/g、鶏胸肉(皮あり)は1.980kcal/g、豚ひき肉は2.210kcal/gとなっている。鶏皮があると豚ひき肉とほぼ変わらない熱量だ)

 

  後片付け

 

食後の後片付けでも、チョッパー容器を軽く洗ってから水を入れ、本体を取り付けて少し回して攪拌してやれば、殆どの汚れは落ちてくれる。ただ、水を入れ過ぎると盛大に水漏れが発生するので、その辺りは慣れが必要そうだ。

 

  収納場所

 

幸いな事に、調理場のつい下げ戸棚の中でも結構使い易い位置にブレンダーを置く場所を確保する事ができたので、「使いたいのに取り出しにくいから使うのやめた」とか「片付けるのが面倒で出すのをやめた」とかネガティブな事にはならなくて済みそうだ。