AG06(03)を使っている人は…/AKG K240Studio届いた | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

 

  最初に謝罪

 

最近、頻繁に話題にしてしまって申し訳ない気持ちで一杯なのだけれど…今回もYAMAHA AG06Mk2とそのバンドルソフトであるCubaseAIのお話。

 

  悩んだのは…

 

AG06Mk2の製品ページでは、説明文に

もちろん従来機の様にLoopbackモードでUSBで接続された機器からの音声を配信音に加えることも可能です。

と明記されているし、図解入りでボイスチャットをストリーミングに加えられる旨を記載している。

(YAMAHA AG06Mk2の製品ページより拝借)

 

そして、多くの先人がこれを使って配信をしているのであれば、それを実現する方法があるはずだ。

 

しかし、私のところでは未だそれが成功していないのが悲しい現実なのだ。

 

問題はこのAG06だけではなく、CubaseAIと言うアプリにもある。

こちらは音を編集するためのアプリなのだけれど、初めて使う私にとっては少なくとも高尾さんより高い障壁になっている。

細かいところまで見出すと、障壁の高さはエベレスト規模になってしまうけれど、最低限、AG06からの音を拾ってwavファイルに落とすまでをすんなりやりたいのだけれど、それがなかなかうまく行かない。

 

 

  問題点

 

問題点を箇条書きにすると

  1. スマホで接続した友人の声は聞こえるけれど、こちらの声が届かない。(AG06の問題)
  2. CubaseAIで録音した音が再生できない(音が出ない)
  3. スマホで接続した友人の声がCubaseAIに入力されない?
  4. スマホで接続した友人のところに
どれも素人丸出しの初歩的な問題なんだ。そうは思うのだけれど、この時点では手も足も出ない。何かをした拍子に一度音が録れたのだけれど、その環境をどう作ったのか分からんかった。
 

 

  調べて理解したつもりになった事…

 

こんな問題で1日以上あれこれ調べて分かった事…
 

 

  CubaseAI

 

順番は前後するけれど、まずCubaseAIと言うアプリ。
このアプリは最初の環境設定で、入力と出力のドライバ指定、サンプリングレートなどの設定を行わないと、正しく設定されていない事もある…実際そうなっていた。
 
(もう一度言っておくけれど、初めて使うんだからね。な~んにも分からない状態で手探りでやっているんだからね)それが解決したら次はどうやればマイクの音を拾うようになってくれるんだ?
これもあれこれ調べて、オーディオトラックを追加しなければならないって事がようやくわかった。
 
と言う事でオーディオトラックを追加した。けれど、VUメータみたいなところに音を拾っている気配は示されるけれど、録音をしてみてもマイクの音が入ってこない…スピーカーのアイコンをクリックしたら入ってきた。録音したらそれっぽい波形が記録されたけれど、再生しても音が出ない。
 
Windowsのシステム設定で音声出力デバイスをパソコン側に切り替えたら再生できるけれど…
 
あれこれ試してみて分かったのは、先のスピーカアイコンは「入力ソースの音」と「出力ソースの音」どちらをモニタするかの切り替えなのね。
昔懐かしいカセットデッキで、3ヘッドデッキなんかだとそんな切り替えがあった。あれと同じなんだな。
黄色く表示されている時は入力ソースの音をモニタする。
色なしで表示されている時は出力ソースの音をモニタする。
そう言う事だ。
 

 

  スマホからの音

 

そして、スマホで接続した友人の声が録音されないのは原因が2つあった。
スマホと書いたけれど、友人との接続に対しては
  1. スマホ(iPadPro)からイヤホン端子を通してAUXへ接続
  2. PCからUSB端子を通して接続
の2種類がある。

 

AUX接続

まず1.のAUXへの接続について。
Mk2になって、AUXがTRS(TipRingSleeve)からTRRS(TipRingRingSleeve)になったという。
つまり、旧製品はスマホなどの端末から音を入力する一方通行だったのに対し、Mk2は出力も可能となったという事。
 
なので、ここに今回購入したAG06セットの中に入ってきたTRSケーブルをつないでも向こう側の音を入力する事はできるけれど、音が返って行かない。行くはずがない。
これを解決するためにはTRRSケーブルを買うしかなかろう。と言う事でこれは今日注文した。
 

 

USB接続

そして2.のUSB接続について。
こちらはiPhoneをUSB3 カメラコネクタとUSB-typeCケーブルを経由してUSB端子に接続し、STREAMING OUTを「LOOPBACK」にすれば会話はできる。が、私にはわからないのだけれど、ここで会話をしつつ、録音も行うのだろうか。
第一、私は録音はPCでCubaseAIを使って行う予定でいた。
なので、USB接続をiPhoneに限定されてしまうのは心外だ。
 
先にも書いたようにTRRSケーブルが手元に来れば、状況が変わるのかもしれない(実際には、TRRSケーブルを使って、どんなデータが無効にわたるのか一切分かっていないのだけれどね)
 
もっと言うなら、AUXがTRSの旧機種を使っている人たちは、スマホの電話やチャットアプリでつないだ人たちとリモート接続して配信をするって時にはどんな接続のしかたをしていたのだろう。
 

 

ZOOM P4なら…

こういうところで苦労をすると、「こんな場合はZOOM P4が良かったな」と切に思うんだよね。
P4ならスマホは3ch、PCは4chに接続されると明確に決まっているので、理路整然としている。何も迷うことなく、1つのトラック(チャンネル)データとしてマイクから入力されるか、スマホやPCから入力されるかだけの違い…いや、そうじゃないな。
 
AG06のAUXがどのトラックに振り分けられる音声か不透明なのは間違いないけれど、ミックスダウンする物と思えば、兎に角入力としてあるのは間違いない。P4とそこまでは変わらない。
 
 

 

  分からないのは…

 

私が分からないのは、マイク/スマホ/PCでつながる入力がある。そして、これをミックスしてL/R2chデータとしてUSBへ出力する機能がある。
その出力されたデータを使って、すぐに生配信するか、音声データとして編集アプリに渡すかは自由だ。
問題は、
 

スマホやPCと接続してチャットアプリなどで参加している人たちに、ここでミックスした音声をどうやって届けるんだろう?

 

って事だね。

 

USB接続をしてSTREAMING OUTをLOOPBACKにした場合、その接続されている人たちにも音声が流れるのだろうか。だとすると、STREAMING参加者は、必ずUSB接続機器でつながなければならないという事なのか?
 
ページ最初にヤマハのページから拝借した図は、STREAMINGへの出力の他、Voice Chat Appからの入力とVoiceChatAppへの出力もしているように矢印が書かれている。
それはどうやって実現しているのだろうかと言う事だ。
 
では、VoiceChatApp接続をUSBで行うとしたら

 

AUXの役割とは何?

 

BGMのようなフィードバックが不要のデータ入力用端子(旧機種の場合)と言う事か。

 

Mk2になってTRRSとなって、何ができるようになったのか?

 

 
もし、TRRSケーブルを使って、ここに繋いだスマホからストリーミングしている相手にも音をフィードバックできるのであれば、先日購入した(明日配達予定の)ステレオミニ(TRS)-標準フォン端子×2のケーブルはゴミになってしまうか…いや、今PCに繋いでいるアクティブスピーカー(ものすごく古い奴だけれど)はinputが2系統ある。これに繋ぐのが正解だな。ゴミにはしないぞ。
 
時間はかかるけれど、のんびり楽しく実験をしつつ実用にしていく。
 
ついでだけれど、今日先日購入したヘッドホン、AKG K240STUDIOが届いた。
期待通りのスカッと抜けた音に安心した。
そして、ちょっと使用しただけで汗がこもる(セミオープンとはいえ)オーバーイヤータイプ。これからの季節が思いやられるね。