Bluetoothアダプタ | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

 

  なが~い前置き

 

クラウドファンディングに対して、無責任な評価を上げるのは簡単だけれど、Amazonの中華製品から本当に使える物を見つけ出すのは結構苦労するかも…そう書くと、いかにも中華製品の質が悪いように聞こえる。

 

閑話

1980年代頃までは、ニーズ(Newly Industrializing Economies:1970年代以降に急速に工業化を果たした国(※コトバンクを参照した))製品」と呼ばれるものが出回り始めていた。

壊れやすく、精度も悪いけれど、とにかく安い。

当時は結構流行っていたポータブルCDプレイヤーなども、国産品だと1万円前後していたものが、ニーズ製品だと1,980円と言う値段がついていた。しかし、CDを3回再生したら動かなくなっても「やはりね」と眉1つ動かしてはいけない暗黙のルールになっていた。

ニーズ諸国って言うのは「韓国、台湾、シンガポール、香港」の事であって、その中にはまだ中国は数えられていなかった。その当時にタイムスリップして、現在の状況を教えたらだれが信じてくれるだろうね。

 

電子機器の分野では、結構なシェアを誇り、大手企業も有するようになった韓国や台湾なども、このような背景があるので、日本ではいまいち信頼感が薄い(と思う世代が残っている)のかもしれない。また、そのように歴史が浅いため、品質の信頼性に欠ける部分がまだあるという事実も否めないし、元々が発展途上国であるため、社会的な土台(品質管理、人の意識、それを順守させる仕組み)などもまだ甘い部分がありそう…少なくともそういう偏見を持たれることは否めないかなと思っている。

 

さて、ニーズにも入れなかった中国の急速な発展。それ自体はすごいと思う。が、当然ながら、きれいな部分だけを見れば感嘆しかないけれど、ちょっと表面をめくれば、いい加減なものがすぐに顔を出す。それは様々な製品への評価でも垣間見る事ができるね。

 

私自身、正直な話やはり多少なりとも偏見はある。

電子部品に関して「中国や韓国の製品は使わないで!」と言う事は既に無謀だと理解しているのでパーツとしての製品は何も言わないけれど、製品としての物は中国も韓国もまずは疑ってかかっている。

誤解のないように書いておくけれど、私には中国にも韓国にも友人はいる。別に彼ら彼女らを見下すつもりはない。とても優秀なエンジニアだ。まぁ韓国の人は火病を突然発症する病気を持っている事も彼らで体験できたし、語弊のある言い方だけれど、中国だと人の値段ってすっごく安いんだなって言うのも彼らと知り合ったからこそ実感できた。(←変な意味ではなくて、人って簡単に死んじゃうよね。山賊とか遠慮なく命奪って欲しいもの盗っていくよね…そんな話を淡々と受け止められるかっていうお国柄の違いみたいな感じ。どちらかと言えば、日本が後進国と言うか特異で、海外では死ぬ権利は個人に帰属している(あなたが死ぬと私に責任が降りかかってくるのでぇぇぇと役人が騒いだりしない)し、ハイジャックされて、乗客の命を助ける代わりに凶悪犯、テロリストを開放する…なんて真面目に検討するのは今や世界の中で日本くらいのものだろう(世界の趨勢は、有無を言わせず「乗客ごめん」でハイジャッカー鎮圧だ)。それ位、日本は命に優劣をつけられなくなっているが、他所ではものすごく冷徹に割り切っているって事が実感できたって事)。

 

閑話休題

 

兎にも角にも、それらの国にも友人はいる。けれど、国として、その国の製品として信頼できるかと言ったら、それは友人の質とは別問題だって事だ。

 

大谷翔平さんが在籍した高校だから、そこの野球部選手は皆メジャーリーグに挑戦できるほどの一流選手かと言ったら、残念ながらそうではない…そう言う事だ(ちょっと的がはずれているかもしれないけれど、うまく想像して噛み合わせてくれ)

 

さて、いつもの如く、すごく長い前置きを書いた。

 

 

  (導入の)言い訳

 

うちでは今、3台のスマホ(iPhone13ProMax/Xperia1III/rakutenMini)と数台のタブレット(iPad Pro/kindle/kindle white)そしてデスクトップパソコンなどが所狭しと鎮座して動いている。

その中でも良く使うiPhone13ProMaxとiPadPro、そしてXperia1IIIにはSONYのLinkBuds/WF-1000XM4/Nuarl NT110…3種類のワイヤレスイヤホンを使い分けで接続している。

 

最近…いやかなり前から不便に思っているのは、デスクトップパソコンにBluetooth機能がなくて、ワイヤレスイヤホンを繋げないって事なんだ。

 

パソコンにワイヤレスイヤホンを繋ぎたい理由は3つ

  1. パソコンに蓄積している音楽データを深夜や料理を作っている時にも聞きたい。
  2. 机に向かっている時に聞いているソースを、ちょっとトイレと離籍した時にも聞いていたい。
  3. 妻がリビングで私は興味のないテレビ番組を見ている時に、耳を他のソースで塞ぎたい
別にスマホでもある程度間に合う用途ばかりなのだけれど、流石に1のパソコンに蓄積されている音楽データだけはスマホではどうにもならないんだよねぇ。
量的にもかなり大きいので、クラウドドライブに保存し直すっていうのも憚られるしな。
 
そんな訳で、色々吟味してBluetoothアダプタを購入した。
 
買ったのは

  tp-link UB500/A

 

 

パソコンのUSBコネクタに挿すだけの簡単設計で、Bluetooth5.0規格対応で、4.0に比べ接続範囲は広く、オーディオのコーデックも幅が広がっているようだし、値段も手ごろ。

 

注文した物が一昨日着荷。

早速試してみたんだけれどさ…

隣の部屋のコンロ前なら何とか使えるけれど、シンクまで行っちゃうと音は半分程度しか聞こえない。とぎれとぎれで使えた物じゃない。コンロ前でも頻繁にブツブツ途切れるので、これは駄目だ。

コンロ前とデスクトップの距離は2mもない。壁が一つあるけどな。

 

TP-Link UB500は「より広範囲に」とは書いているけれど、具体的な範囲は全く書いていない。

 

申し訳ないけれど、Amazonに確認をして「性能が違っていた」と言う事で返品と相成った。

 

それを踏まえて、改めて選んでみたのが

 

  AefyfのBluetooth5.1アダプタ(名前知らず)

 

 

まず何より、梱包材を開封してみたら、製品の化粧箱に開けた跡(破れ)があった。そして中身もべたべた触って使った跡(指紋や汚れ)があったので、その旨を連絡して有無を言わさず返品決定。

私は中古品を買ったつもりはないからね。

 

手続き後、一応テストだけはしてみた。

最大通信距離が20mと宣伝している効果はあるのか確認したかった。

 

結果…惨敗。

 

信号の到達距離は全然変わらない。

そして、ステレオイヤホンなので左右の耳に装着するんだけれど、モノラル音声再生で、左右の音が微妙にずれる。

コンロ前で途切れる。

これは駄目だ。

正直これならTP-Linkの方が良いね。

 

 

 

さて、ここで問題。

私は次の手をどうするべきだろう。

  1. もう諦める
  2. USBの延長ケーブルを使う
  3. 次の製品を買う
1.は一番簡単だが、負けた気になってしまうのが嫌だな
2.は一応2番目を買う時どちらにしようか迷った物があるので、それを試してみるのはありかもしれない。

 

オープンな場所で100mと言う長距離伝送を公言しているアダプタだ。壁を一枚挟んでいるとはいえ、これくらいの距離を繋ぐための者なら期待できるのではないだろうか。

 

また、もう1つの候補は1Mii B10を買う事。

 

これは、オーディオトランスミッタであって、キーボードやマウスなどの接続はできないが、コーデック対応範囲が広く、通信範囲も汎用が2mに対し、こちらは30mとなっている。しかし価格がががが…

 

3.は、家を建てる時にうっかり階段脇の押し入れに照明をつけるのを忘れていて、対応として以前充電式LEDランプを買ったつもりだったけれど充電式ではなかったので通路を挟んだ向かいの壁のコンセントからUSBケーブルを這わせて電源供給をしたんだけれど、そのランプ(中華製)が1か月で壊れたので、延長ケーブルが余っている。それを回収してパソコンから隣の部屋に向かって這わせた先にBluetoothアダプタを取り付けたら、隣の部屋での環境は改善されるのではないだろうか。多少試す価値はありそうだけれど、問題はその配線を取り外すのに、取っ手も多くの荷物を非難させて…考えただけで「却下」と叫びたくなるくらいだって事だ。

 

今のところ、2.の買い替えを考えてはいる。値段的に最初は100m対応の物を、それでだめなら1Mii B10を買う…かどうかは微妙だな。

 

今回あれこれ説明を読んで改めて思ったけれど、実際には仕様的に実装できない機能も、宣伝効果があるとなれば恥ずかしげもなく記載されていたりするし、全然説明通りの性能を発揮してないじゃんって言う事のてんこ盛り。まぁ「これが中華品質ってものだ」と思えば腹も立たないか…いや、立つ!でもあきらめしかないよな。うまく付き合うしかなかろうって事だね。

 

日本だってmade in occupied Japan(占領下の日本)と言うところから始まって、何十年もかけて品質を上げた。ニーズ諸国と言われる国々は、それらを踏まえて更に速足で時代を駆け抜けて先進国側に到達するのだろうけれど、色々一足飛びにはできない問題もあるのだ。焦らず、あと数十年見栄を張らず、地道に頑張ってほしいものだ。