クラウドファンディング考 | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

Makuakeで購入した商品が届いた。

 

ステンレス製のふたで、油跳ねは逃がさないけれど、水蒸気は逃がしますと言っている代物だ。

 

何度か書いているけれど、私が普段料理するところは専用の台所ではなく、寝室の一角にIHヒーターを置いているに過ぎない。なので、専用の換気設備がないんだ。だから、こういううたい文句にグラッと来る。

 

気になる事はあった。

説明文中で「様々なサイズに適応できます」と書いてあるのだけれど、その動画には30cm/28cm/26cmのフライパンが紹介されていた。私のところでは一度捨てるつもりだったけれど保留した26㎝のパンが一番大きく、以下24㎝、20㎝、18㎝となる。本当に使えるのか?

 

まぁ値段がそこまで高価ではないので、いざとなったらなかったことにしようと言う気持ちで購入した。

それが今日届いたんだ。

 

結論

失敗だった。

うちで一番大きな26㎝でも更に大きさを持て余す。

大抵のパンは取っ手が斜め上に向かって伸びて持ちやすくなるよう設計されている。なのでこの一回りも二回りもパンより大きな蓋を載せようとすると、取っ手が蓋がぴったり締まろうとするのを邪魔して斜めにふさぐ形になる。

使って試してはいないけれど、これでは意味がないだろう(この商品の大きさにあったパンなら役に立つかもしれないが、26㎝のパンではちょっと怪しいと思う。24cmでは使えないって感じだ)。たとえ多少隙間があっても効果があるのだとしても、折角小径のパンを買ってコンパクトにした意味が無くなっちゃうっていうのは如何なものか。

 

で、冷静になって「はっ!」とした。思い出しちゃったんだよ。
そう言えば以前にとりに行った時、何かを見つけたぞと。

そう、油跳ね防止ネットって商品を。

 

こっちの方が安いじゃん。

「油跳ね防止」で検索すれば様々な商品がヒットする。

その中には小さなフライパンに対応したものもある。

(上のニトリの油跳ね防止ネットは、店頭で買えば399円で34/30/26/22cmからサイズを選べるようだ)

 

クラウドファンディングを見ていて、かなり高額な商品も出品されている。商品を実際に手に取れるでもなく、説明文といくばくかの写真、そして動画で良し悪しを判断し購入を決めなければならない。

中には「これ本当に買う価値あるの?」と思うものもあるので、「この商品の魅力を教えて」なんて駄文がシリーズ化しちゃうのだけれど、当然、私の目利きが100%正しいなんて事は絶対にない。私が「価値が分からない」と嘆いても、実際にはとても良い商品もあるだろうし、逆に私が良いと思っても、実は駄作って事もあるのだ。

自分が正しいなんて思ってはいないし、(言葉は悪いけれど)

クラウドファンディング

=

どこの誰とも知れない(胡散臭い)企業との取引

=

もしかしたら

良い物を安価で手に入れられる

かもしれない

騙されるかもしれない

という認識を持っている。

だから、使えないものが来たとしても、それを見抜けなかった自分が甘かったというだけなのだという覚悟を持って買ってはいる。(なので、余り高価なものは買わないのだ)

 

今回は、使えるかもしれないし使えないかもしれない。たとえ使えないとしても被害は数千円(それも低い方)。なので残念と言えば残念だけれど、まぁ予定の内と言う事だ。

 

まぁ、そんな感じなので、失敗したという認識はあるけれど「良い経験になりました」と言う事で終わりたい…いや、まずは少し使ってっ見てから最終判断をするんだ。今時点での「失敗」は後ろに「だと思う」がまだついているんだからね。