ComicWalkerで「数字で救う!弱小国家( 25話)」を読んでいたら、手書き文字でこんなのがあった。
問題おおありだよー!
なんだけれど、そう言えばR.A.Heinleinの「月は無慈悲な夜の女王」も、(少なくとも初版の頃は)この「間題」と言う誤植が大量にあって、「これは私が無知なだけで、何かこういう言葉があるのだろうか?」と辞書を幾通りか調べてみた記憶がある。よもや集英社様ともあろう大企業が誤植なんて…と考えるより、自分が無知だったと考える方が容易いもんな…嫌味じゃなく、その当時の私は素直にそう思ったんだよ。
これね、実は私も間違えた事がある。
何度か「問題」って書いている内に、つい勢いで「問」に一本入れて「間」にしてしまうのかなとも思ったのだけれど、後で見返すと最初の「問」から「間」に書き間違えている。
つまりは、「問」と言う字より圧倒的に「間」と書く事の方が多いので、門構えを書いて、口を書こうと2画書いて最後に下を閉じようとする頃に、ついついいつもの癖で間にもう一本引いてしまっている…そんな感じなのかな。
頭では「もんだい」って書いているつもりなのだけれど、手が勝手に「間」にしてしまっているという事だ。
今回のマンガのそれも多分に手書き文字だから似たような状況なのだと思う(*1)けれど、「月は無慈悲な~」の写植についてはどうなんでしょうね。手で書く訳じゃないから、こんなミスをする方法が私には思い浮かばないんだ。
今時なら、「スキャナで原稿を読み取った時、スキャナが字を間違えました」って言い訳が一番説得力がある気がするんだけれど、この「月は無慈悲~」の時代はそんなセットがある時代ではないし…となると、写植担当が寝ぼけて?でも、それを校閲する人も寝ぼけていた?
どうやって潜り抜けられたのかミステリー小説にならないかなと興味津々…とはいっても、結構誤植って出回っているので、結局校閲とかって「私完璧ざぁーます!」ってイメージがあるんだけれど、実は結構ユルユルなのかなぁと。
おじさん、その落差にどきっとしちゃいそうだよドキドキ。
*1:2021/08/28 20:34 追加
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