凍ったままの具付麺を、具材を上向きにして透明の袋ごと皿にのせ、電子レンジで右記の通り過熱してください。
袋を開けずに、蒸気口のある面を上にして皿に置き、電子レンジで右記の通り過熱してください。
しかし…
この袋の裏には、ご丁寧にも写真のような注意書きが書かれていた。
他の料理も並行して作りながら、「この手の料理には慣れているから間違いようもなかろうもん」と高を括って(油断して)いた私は、あろうことか、この注意書きのある方が上だと何も疑わずセットして電子レンジをスタートさせた。ほぼ1分が経過したころ、レンジの中から「ボン」と言う嫌な音がした。
レンジを開けてみると、案の定、スープが漏れていた。
ただ、意味も納得せず、とりあえずと袋を皿の上にのせて加熱していたので、多くのスープは皿に残ってくれたので麺をゴミにせず済んだ。もしかしてこういう事態を予測しての予防策なのだろうか…
先ほどの外袋の注意書きを改めて読むと、引用した文章に続き
(蒸気口のある面を下にしますと、中身が出ますので、必ず蒸気口のある面を上にしてください。)
と丁寧にも書かれていた。
麺のようにわかりやすい具材と言うシンボルもなく、間違いやすいから、「裏面にも注意書きを書いて置けば間違う人も減るだろう」と言う親切心なことは明白だ。けれど、「表にはこっちが上と書いてあるけれど、裏には何も書いていないのが当たり前だろう」と思っている人には、なにか書いてあるというだけで、表裏を間違えてしまう、余計なお世話になってしまうのだ。
間違っても今回の私のミスをセブンイレブンのせいだと転嫁するつもりはない。これだけ親切に注意を書いてくれているのを、熟読もせず、勝手に理解したつもりになって、いい加減な確認の元調理をした私が悪い。そこに疑いの余地はない。
単に、フールプルーフとして、これでもか!と頑張った結果が裏目に出てしまう事例もあるという一例なだけだ。
では、どうすればそれをも防げるのか…
先にも書いた通り、どれだけ注意を払っても、トラブルは絶対になくならない。なくならないにしても、少しでも少なくするためには、できる限り分かりやすくすることが大切だ。
今回も、外袋にはきちんと注意書きが書かれているにもかかわらず、スープの袋に表と見紛う注意書きが裏にもあったため、「裏には何も書いていないはず」と思い込んでいて間違いにつながった。妻にもこの話をして袋を見せたところ、「裏にも注意書きが書いてあるなんて想像もしていなかったわ」と同意していた。
ならば、裏と表で注意書きの色を変えるとか、わかりやすい区別の方法を提供し、それを外袋の説明に明記することで今より誤解される機会を減らすことができるのではないだろうか。
そう、日々そんな努力を開発陣は続けているのだ。それでも間違った使い方はなくならなくて、泣きそうになりながら対応の日々…あぁそんな世界から足を洗えて心底ホッとしている。平和な日々っていいなぁww
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