今日の記事です。(読売新聞 2009年8月21日)
大手出版社「集英社」(東京都千代田区)が
東京国税局の税務調査を受け、
08年5月期までの5年間に約5億円の所得隠し
を指摘されていたことが分かった。
・・・・(中略)
追徴税額は重加算税を含め約2億円。
すでに修正申告しているという。
出版社の場合、
編集のための座談会、
作家や漫画家との著作に関する
打ち合わせのための飲食、
取材旅行
などの、取材に要する支出については、
「取材費」として、費用(損金)計上が認められている
のですが(租税特別措置法施行令)、
今回のケースでは、
社員同士の飲食
作家の家族が同伴する
私的な意味合いの強い旅行
も、「取材費」として計上していたそうです。
その額なんと5億円!
最初、1年でかとおもって驚いちゃいました
が、
5年間でだそうです。
税金を減らす手段として真っ先に思いつきそうな
初歩的
な方法だなぁ、という印象を受けました。
ちょっとぐらいなら・・・とか、
皆やってるし・・・・、
なんてところからはじまり、
習慣になってしまっていたのでしょうか。
内容をひとつひとつ検討せず、
おおざっぱに処理していた可能性もあります。
いずれにせよ、
知らなかった、
では通らないでしょう。
中には本当に"取材費"
と認められてもよかったものが、
支出の内容が不透明だったために
損金性を否定されてしまったものも
あるかもしれません。![]()
きちんと理解した上で行動すること
そして、
きちんと行動していることを
第三者
がみてもわかるようにしておくこと。やはり、基本が大事です。
今回のように、いつ見られるかわかりませんし。
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さっそく、集英社の財務状況などを調べよう
と思ったのですが、上場
していないので、
すぐには詳細な財務情報をとれませんでした。
そういえば、集英社って、
小学館から分離独立した企業なんですよね。
後ほど、四季報や帝国データなどで調べてみます。
なければ財務局に行くという手もありますが(笑)。
ちなみに、
売上高は約1,400億円、
資本金は1億円(2008年度)
でした。