フェイズ45
1人の白服の男が議長の部屋に入ってきた。
レオン:「お呼びでしょうか、議長。」
テルミドール:「待っていたよ。
君にはやってもらいたいことがあってね。」
テルミドールは机からメモリーカードを取り出しレオンに近づいていく。
レオン:「何でしょうか?
私に出来ることなら。」
テルミドールは持っていたメモリーカードをレオンに渡す。
テルミドール:「こいつを解析して、対抗できるシステムをデスティニーに搭載しろ。それが君の任務だ。
下がりたまえ。」
レオン:「はっ、了解しました!」
レオンは直ちに部屋を出ていく。
[アプリリウス軍港]
軍港には数隻の艦とフィエルテが待機している。
アレスはテルミドールの指示どうりにフィエルテの前にいた。
アレス:「またこの艦か……」
アレスが嫌そうな顔をしながらゲートの前に立っていると、後ろから聞き覚えのある声がした。
レイン:「どいて!
そんなところに立っていると邪魔よ。」
アレスは右に避けるとその横をスーっと通り過ぎていった。
アレス:「どこかで、聞いたことがあるような………」
同じような声を最近聞いたことがあったため、アレス必死に思い出そうとするが思い出せなかった。
アレス:(気をつけろ。奴はデスティニーに乗っていたパイロット、そして俺と同類の人種だ。)
突如、薬で消していたはずの裏のアレスが脳裏に現れ話しかけてきた。
アレス:「チッ、薬が切れたのか。
で、何故そう言える?」
アレス:(あの時と同じ違和感を感じるんだよ。
とにかく、奴には気をつけろよ。
それじゃ、さよなら……
そうそう、しばらくは大人しくしてやるよ、必要になったら呼びな。)
裏のアレスはいつもと違っていて大人しく、アレスが抵抗することなく消えていった。
アレス:「やけに大人しいな。
薬がそんなに嫌なのか……?
まぁいい、戦闘も激しくなりそうだし、協力してもらうか。」
アレスはフィエルテに乗艦して艦長室に歩いていく。
その頃艦長室では、ヴィンセントと副艦長が次のミッションプランについて話し合っていた。
ヴィンセント:「ありがとう。
下がってくれていい。」
副艦長は敬礼をして部屋を出ていく。
ヴィンセント:「トートゲリープトか………」
ヴィンセントは持っていた命令書を机に置くと「トントン」とノックをする音が聞こえた。
ヴィンセント:「入りたまえ。」
空気圧が抜ける音と共に扉が開きアレスが入ってきた。
アレス:「入ります。
アレス・アーンヴァル大尉は本日をもって、フィエルテに乗艦を命じられました。」
ヴィンセント:「わかった、乗艦を許可する。
それで、そんなことを言いに着た訳じゃないだろ。」
ヴィンセントは見透かした顔でアレスを見る。
アレス:「今のザフトの現状はどうなっている?」
アレスの口調は上からの口調に変わり、話し始めた。
ヴィンセント:「さぁな、俺も知りたいよ。
お前の方が知ってるんじゃないのか?」
アレス:「いや、俺もいっさいの情報が入ってきていない。」
ヴィンセント:「ま、計画の当事者を近くに置いておきたくない気持ちはわかるが……
別に、ザフトがどうなろうとお前には関係ないだろ。」
アレス:「確かにそぉだな、俺はキラ・ヤマトをやれればそれでいい。」
アレスは艦長室を出て行き格納庫に行く。
アレスが艦長室を出て行った後ヴィンセントは引き出しからデュランの個人資料を取り出して手に取る。
ヴィンセント:「デュラン・ローゼン。
まったく、謎の多い男だ。」
[格納庫]
アレス:「こいつか、俺の機体は。」
アレスの目の前にはセイバーが立ち尽くしていた。
アレス:「さて、OSのチェックでもするか。」

つづく
レオン:「お呼びでしょうか、議長。」
テルミドール:「待っていたよ。
君にはやってもらいたいことがあってね。」
テルミドールは机からメモリーカードを取り出しレオンに近づいていく。
レオン:「何でしょうか?
私に出来ることなら。」
テルミドールは持っていたメモリーカードをレオンに渡す。
テルミドール:「こいつを解析して、対抗できるシステムをデスティニーに搭載しろ。それが君の任務だ。
下がりたまえ。」
レオン:「はっ、了解しました!」
レオンは直ちに部屋を出ていく。
[アプリリウス軍港]
軍港には数隻の艦とフィエルテが待機している。
アレスはテルミドールの指示どうりにフィエルテの前にいた。
アレス:「またこの艦か……」
アレスが嫌そうな顔をしながらゲートの前に立っていると、後ろから聞き覚えのある声がした。
レイン:「どいて!
そんなところに立っていると邪魔よ。」
アレスは右に避けるとその横をスーっと通り過ぎていった。
アレス:「どこかで、聞いたことがあるような………」
同じような声を最近聞いたことがあったため、アレス必死に思い出そうとするが思い出せなかった。
アレス:(気をつけろ。奴はデスティニーに乗っていたパイロット、そして俺と同類の人種だ。)
突如、薬で消していたはずの裏のアレスが脳裏に現れ話しかけてきた。
アレス:「チッ、薬が切れたのか。
で、何故そう言える?」
アレス:(あの時と同じ違和感を感じるんだよ。
とにかく、奴には気をつけろよ。
それじゃ、さよなら……
そうそう、しばらくは大人しくしてやるよ、必要になったら呼びな。)
裏のアレスはいつもと違っていて大人しく、アレスが抵抗することなく消えていった。
アレス:「やけに大人しいな。
薬がそんなに嫌なのか……?
まぁいい、戦闘も激しくなりそうだし、協力してもらうか。」
アレスはフィエルテに乗艦して艦長室に歩いていく。
その頃艦長室では、ヴィンセントと副艦長が次のミッションプランについて話し合っていた。
ヴィンセント:「ありがとう。
下がってくれていい。」
副艦長は敬礼をして部屋を出ていく。
ヴィンセント:「トートゲリープトか………」
ヴィンセントは持っていた命令書を机に置くと「トントン」とノックをする音が聞こえた。
ヴィンセント:「入りたまえ。」
空気圧が抜ける音と共に扉が開きアレスが入ってきた。
アレス:「入ります。
アレス・アーンヴァル大尉は本日をもって、フィエルテに乗艦を命じられました。」
ヴィンセント:「わかった、乗艦を許可する。
それで、そんなことを言いに着た訳じゃないだろ。」
ヴィンセントは見透かした顔でアレスを見る。
アレス:「今のザフトの現状はどうなっている?」
アレスの口調は上からの口調に変わり、話し始めた。
ヴィンセント:「さぁな、俺も知りたいよ。
お前の方が知ってるんじゃないのか?」
アレス:「いや、俺もいっさいの情報が入ってきていない。」
ヴィンセント:「ま、計画の当事者を近くに置いておきたくない気持ちはわかるが……
別に、ザフトがどうなろうとお前には関係ないだろ。」
アレス:「確かにそぉだな、俺はキラ・ヤマトをやれればそれでいい。」
アレスは艦長室を出て行き格納庫に行く。
アレスが艦長室を出て行った後ヴィンセントは引き出しからデュランの個人資料を取り出して手に取る。
ヴィンセント:「デュラン・ローゼン。
まったく、謎の多い男だ。」
[格納庫]
アレス:「こいつか、俺の機体は。」
アレスの目の前にはセイバーが立ち尽くしていた。
アレス:「さて、OSのチェックでもするか。」

つづく
フェイズ44
レベッカ:「ねぇ、機体はどうだった?」
格納庫で自分達の機体が正反対の方向にあったため、レベッカはレオハルトがどんな機体に乗っているか聞いてきた。
レオハルト:「俺はストライクだ。
お前は?」
レベッカ:「えッ!
私も、ストライクだよ。
外見は変わってるけど、今時ストライクなんて私たちをバカにしてるよね。」
ラインハルト:「こいつをバカにしない方がいいぞ。
さっきも……いや、こいつは本当にすごい機体だ。」
ラインハルトは話をしてるのを忘れ、機体のデータを見ながらブツブツ1人で言い始める。
レベッカ:「ちょっと!私の話聞いてる!?
もぉ、先に帰るからね!」
相手にされなくなったレベッカは怒って通信を切ってしまう。
しかしそのことに気づくことなくラインハルトは機体のデータに見入ってしまう。
[ザフト アプリリウス]
フィエルテは予定どおりにアプリリウスに帰還し、補給及び次のミッションの伝達を待っている。
レオハルトとアレスはデュランに会うため議長の部屋に向かっている。
ザフト兵:「おい!
お前、黒服の試験受けたんだって。
結果はどうなんだ?」
ザフト兵:「俺には無理だな。
あの難しさはハンパなかったな。」
レオハルト達が通路を通りかかるとザフト兵達が黒服の話をしていたため、レオハルトとアレスは少し違和感を感じていた。
アレス:「おい……変だな。」
レオハルト:「あぁ、黒服は存在しない部隊。
それが何故一般兵に……」
それからしばらくして議長の部屋につき、アレスは扉をノックして勢いよく開け部屋に入っていく。
アレス:「デュラン!
これはどう言うことだ!?
何故、黒服のことが一般兵に漏れている?
それも試験とは何だ?」
アレスは近くに寄っていくが椅子は後ろを向いているため、顔は表情は確認できなかった。
テルミドール:「精鋭が集まっても、少数では意味がないんだよ。
アレス・アーンヴァル大尉。」
テルミドールはゆっくりと椅子を正面に向けアレスに顔を見せる。
アレス:「貴様は………テルミドール。
デュランはどうした!?
何故、その席に座っている!」
テルミドール:「デュランは、俺にすべてを任せて死んだよ。
安心しろ、例の物も預かっている。」
アレス:「そうか……ならいい。
では、何故黒服のことを公にした?」
テルミドール:「最初に言っただろ。精鋭でも少数では役にたないんだよ。
多少質は落ちても、普通よりもよければそれでいい。
レオハルトくんもそう思うだろ。」
レオハルト:「はい、私も同意見です。」
テルミドール:「アレス、君にはフィエルテにて新たな任務を付与しておいた。
早く行きたまえ。これ以上ここにいても不愉快になるだけだろ。」
アレスは後ろを向き出て行く。
アレス:「奴め。
何を考えている……?」
テルミドール:「レオハルト。
君には、オーブに行ってもらう。
暁の強奪、スパイの派遣も失敗。オーブの情報は滞っている……」
レオハルト:「つまりオーブにスパイに行けと。」
テルミドール:「そうだ。
あと、暁の強奪もな。
詳細はおって知らせる、それまで休んでいたまえ。」
レオハルト:「了解しました。」
レオハルトも後ろを向き出て行く。
テルミドール:「レオハルトなら大丈夫か。
あとは……クライン派だな。」
テルミドールは内線使いある場所につなぐ。
テルミドール:「俺だ。
明日、黒服の合格者の一部をそちらに受け渡す。
最強の部隊にしてくれ、どんな手を使ってもかまわない。
頼んだぞ、リリウム。」
テルミドールは受話器を置く。
テルミドール:「連合、オーブ、クライン、これを滅ぼせば世界はコーディネーターのもの、新たな世界の始まりだ。
フフハッハッハッ……」
つづく
格納庫で自分達の機体が正反対の方向にあったため、レベッカはレオハルトがどんな機体に乗っているか聞いてきた。
レオハルト:「俺はストライクだ。
お前は?」
レベッカ:「えッ!
私も、ストライクだよ。
外見は変わってるけど、今時ストライクなんて私たちをバカにしてるよね。」
ラインハルト:「こいつをバカにしない方がいいぞ。
さっきも……いや、こいつは本当にすごい機体だ。」
ラインハルトは話をしてるのを忘れ、機体のデータを見ながらブツブツ1人で言い始める。
レベッカ:「ちょっと!私の話聞いてる!?
もぉ、先に帰るからね!」
相手にされなくなったレベッカは怒って通信を切ってしまう。
しかしそのことに気づくことなくラインハルトは機体のデータに見入ってしまう。
[ザフト アプリリウス]
フィエルテは予定どおりにアプリリウスに帰還し、補給及び次のミッションの伝達を待っている。
レオハルトとアレスはデュランに会うため議長の部屋に向かっている。
ザフト兵:「おい!
お前、黒服の試験受けたんだって。
結果はどうなんだ?」
ザフト兵:「俺には無理だな。
あの難しさはハンパなかったな。」
レオハルト達が通路を通りかかるとザフト兵達が黒服の話をしていたため、レオハルトとアレスは少し違和感を感じていた。
アレス:「おい……変だな。」
レオハルト:「あぁ、黒服は存在しない部隊。
それが何故一般兵に……」
それからしばらくして議長の部屋につき、アレスは扉をノックして勢いよく開け部屋に入っていく。
アレス:「デュラン!
これはどう言うことだ!?
何故、黒服のことが一般兵に漏れている?
それも試験とは何だ?」
アレスは近くに寄っていくが椅子は後ろを向いているため、顔は表情は確認できなかった。
テルミドール:「精鋭が集まっても、少数では意味がないんだよ。
アレス・アーンヴァル大尉。」
テルミドールはゆっくりと椅子を正面に向けアレスに顔を見せる。
アレス:「貴様は………テルミドール。
デュランはどうした!?
何故、その席に座っている!」
テルミドール:「デュランは、俺にすべてを任せて死んだよ。
安心しろ、例の物も預かっている。」
アレス:「そうか……ならいい。
では、何故黒服のことを公にした?」
テルミドール:「最初に言っただろ。精鋭でも少数では役にたないんだよ。
多少質は落ちても、普通よりもよければそれでいい。
レオハルトくんもそう思うだろ。」
レオハルト:「はい、私も同意見です。」
テルミドール:「アレス、君にはフィエルテにて新たな任務を付与しておいた。
早く行きたまえ。これ以上ここにいても不愉快になるだけだろ。」
アレスは後ろを向き出て行く。
アレス:「奴め。
何を考えている……?」
テルミドール:「レオハルト。
君には、オーブに行ってもらう。
暁の強奪、スパイの派遣も失敗。オーブの情報は滞っている……」
レオハルト:「つまりオーブにスパイに行けと。」
テルミドール:「そうだ。
あと、暁の強奪もな。
詳細はおって知らせる、それまで休んでいたまえ。」
レオハルト:「了解しました。」
レオハルトも後ろを向き出て行く。
テルミドール:「レオハルトなら大丈夫か。
あとは……クライン派だな。」
テルミドールは内線使いある場所につなぐ。
テルミドール:「俺だ。
明日、黒服の合格者の一部をそちらに受け渡す。
最強の部隊にしてくれ、どんな手を使ってもかまわない。
頼んだぞ、リリウム。」
テルミドールは受話器を置く。
テルミドール:「連合、オーブ、クライン、これを滅ぼせば世界はコーディネーターのもの、新たな世界の始まりだ。
フフハッハッハッ……」
つづく
フェイズ43
乗員を召集させた後、ノクターンはミッションポイントに向け真夏の海に出港した。
出港から数分後、シュバルツはブリッジの艦内放送を使い次の作戦内容を放送する。
シュバルツ:「これより我が艦は第81独立機動群所属になり、ザフト軍大規模軍事基地、トートゲリープト(死んだ恋人)占拠支援に向かう。
以上だ!」
ライネ:「艦長、第81独立機動群てファントムペインじゃないですか!?
それも目標がトートゲリープトなんて死にに行くようなものだわ。」
副艦長のライネがシュバルツに怒りながら聞いてきた。
シュバルツ:「安心しろ、昔のファントムペインとは違う。
今は、連合の部隊だ。
それに、トートゲリープトに行くのは我々だけじゃない。
それなりに集まっているはずだ。」
ライネ:「そう言われても、いい気はしませんね。」
ライネは自分の席に戻った。
シュバルツ:「私はしばらく自室にいる。
後は任せたぞ、ライネ少佐。」
ライネ:「了解しました。」
シュバルツはブリッジを出て行く。
[食堂]
食堂には多数の乗員とラインハルトとレベッカが暇をつぶしていた。
レベッカ:「ほんとに戻らなくてよかったの?」
レベッカは、目の前でコーヒーを飲んでいるラインハルトに心配そうな顔で問う。
ラインハルト:「いいんだよ。
あんな奴のいる所に戻りたくない。」
ラインハルトは聞かれたくなかったことだったので、不機嫌そうに返事をした。
レベッカ:「そんな、怒らなくていいじゃない……
ところで、私達の機体を見に行かない?
システムの設定は終わってると思うけど、出撃前に自分の機体は見ていた方がいいと思うの。」
ラインハルト:「そうだな。
俺の機体はナチュラル用のシステムじゃ動かしづらいから、変えておく必要もあるしな。」
2人はカップを捨てると格納庫に歩いていく。
[ブリッジ]
連合兵:「少佐、空中空母の話し知ってますか?」
突如1人の兵士が話しかけてきた。
ライネ:「知ってるわよ。
なんでも、MSを100機近く搭載できるとか言うやつでしょ。」
連合兵:「はい。
その空母って本当に存在するんですかね?」
ライネ:「あるわけないでしょ!
そんな物あったら地球上からザフトを全部追い出せてるわ。」
連合兵:「やっぱりそうですよね………」
連合兵は話をやめて、仕事に戻る。
[格納庫]
ラインハルト達は格納庫につくと、作業をしている整備兵を呼び止めて自分達の機体がどれかを聞いて、自分の機体に歩いていく。
ラインハルト:「マジかよ……
いまどきストライクなんて、連合も終わってるな。」
ラインハルトは自分の機体が旧式のストライクだと知って絶望していた。
すると、遠くの方からエドが何かを叫びながら2輪車で近づいてきた。
ラインハルト:「広いとは言え、あんな物を使うか?」
エド:「そのストライクをバカにするな!
そいつは、アクタイオン社が今までのGの戦闘データ分析し最初から造り直した最高のストライク[名称:ストライクE2]なんだぞ!」
しかし、ラインハルトはエドの話も聞かずにコクピットに乗り込んでいた。
エド:「俺の話を聞け!
(くそぉ、これだからパイロットってやつは。)」
エドは喋るのを諦め、エレベーターを使ってストライクのコクピットにあがる。
ラインハルト:「おい、こいつはバッテリーの他に何を積んでいるんだ?」
ラインハルトは機体の映し出されているパネルのバッテリーの横を指さしエドに聞く。
エド:「あぁ、こいつは核だ。
しかし、本体にキャンセラーがないから使えないがな。」
エドは小声で答える。
ラインハルト:「何で使えない物を積んでるんだ?
使えないなら外せよ。」
エド:「まぁ、最後まで話を聞け。
キャンセラーは各パックに内蔵されていて、バックパックを装備すれば核が使えるようになる。」
ラインハルト:「何でそんなめんどくさいことを?」
エド:「やられたとき、バックパックを外せば核爆発が止められるだろ。」
ラインハルト:「くだらない理由だな。」
エド:「そう言うな。
それじゃ、俺は他にもやることがあるんで失礼するよ。」
エドはエレベーターでコクピットから下に降りて2輪車に跨る。
エド:「言い忘れていたが、俺はエド・トリウムだ宜しくな!」
エドは走り去っていく。
エドが行った後、レベッカから通信が入る。
つづく
出港から数分後、シュバルツはブリッジの艦内放送を使い次の作戦内容を放送する。
シュバルツ:「これより我が艦は第81独立機動群所属になり、ザフト軍大規模軍事基地、トートゲリープト(死んだ恋人)占拠支援に向かう。
以上だ!」
ライネ:「艦長、第81独立機動群てファントムペインじゃないですか!?
それも目標がトートゲリープトなんて死にに行くようなものだわ。」
副艦長のライネがシュバルツに怒りながら聞いてきた。
シュバルツ:「安心しろ、昔のファントムペインとは違う。
今は、連合の部隊だ。
それに、トートゲリープトに行くのは我々だけじゃない。
それなりに集まっているはずだ。」
ライネ:「そう言われても、いい気はしませんね。」
ライネは自分の席に戻った。
シュバルツ:「私はしばらく自室にいる。
後は任せたぞ、ライネ少佐。」
ライネ:「了解しました。」
シュバルツはブリッジを出て行く。
[食堂]
食堂には多数の乗員とラインハルトとレベッカが暇をつぶしていた。
レベッカ:「ほんとに戻らなくてよかったの?」
レベッカは、目の前でコーヒーを飲んでいるラインハルトに心配そうな顔で問う。
ラインハルト:「いいんだよ。
あんな奴のいる所に戻りたくない。」
ラインハルトは聞かれたくなかったことだったので、不機嫌そうに返事をした。
レベッカ:「そんな、怒らなくていいじゃない……
ところで、私達の機体を見に行かない?
システムの設定は終わってると思うけど、出撃前に自分の機体は見ていた方がいいと思うの。」
ラインハルト:「そうだな。
俺の機体はナチュラル用のシステムじゃ動かしづらいから、変えておく必要もあるしな。」
2人はカップを捨てると格納庫に歩いていく。
[ブリッジ]
連合兵:「少佐、空中空母の話し知ってますか?」
突如1人の兵士が話しかけてきた。
ライネ:「知ってるわよ。
なんでも、MSを100機近く搭載できるとか言うやつでしょ。」
連合兵:「はい。
その空母って本当に存在するんですかね?」
ライネ:「あるわけないでしょ!
そんな物あったら地球上からザフトを全部追い出せてるわ。」
連合兵:「やっぱりそうですよね………」
連合兵は話をやめて、仕事に戻る。
[格納庫]
ラインハルト達は格納庫につくと、作業をしている整備兵を呼び止めて自分達の機体がどれかを聞いて、自分の機体に歩いていく。
ラインハルト:「マジかよ……
いまどきストライクなんて、連合も終わってるな。」
ラインハルトは自分の機体が旧式のストライクだと知って絶望していた。
すると、遠くの方からエドが何かを叫びながら2輪車で近づいてきた。
ラインハルト:「広いとは言え、あんな物を使うか?」
エド:「そのストライクをバカにするな!
そいつは、アクタイオン社が今までのGの戦闘データ分析し最初から造り直した最高のストライク[名称:ストライクE2]なんだぞ!」
しかし、ラインハルトはエドの話も聞かずにコクピットに乗り込んでいた。
エド:「俺の話を聞け!
(くそぉ、これだからパイロットってやつは。)」
エドは喋るのを諦め、エレベーターを使ってストライクのコクピットにあがる。
ラインハルト:「おい、こいつはバッテリーの他に何を積んでいるんだ?」
ラインハルトは機体の映し出されているパネルのバッテリーの横を指さしエドに聞く。
エド:「あぁ、こいつは核だ。
しかし、本体にキャンセラーがないから使えないがな。」
エドは小声で答える。
ラインハルト:「何で使えない物を積んでるんだ?
使えないなら外せよ。」
エド:「まぁ、最後まで話を聞け。
キャンセラーは各パックに内蔵されていて、バックパックを装備すれば核が使えるようになる。」
ラインハルト:「何でそんなめんどくさいことを?」
エド:「やられたとき、バックパックを外せば核爆発が止められるだろ。」
ラインハルト:「くだらない理由だな。」
エド:「そう言うな。
それじゃ、俺は他にもやることがあるんで失礼するよ。」
エドはエレベーターでコクピットから下に降りて2輪車に跨る。
エド:「言い忘れていたが、俺はエド・トリウムだ宜しくな!」
エドは走り去っていく。
エドが行った後、レベッカから通信が入る。
つづく