夫の四十九日を終え

ご両親から
 

「めぐみちゃんのいい人がいれば再婚も…」と言われた。

 

でも、私は迷わず思った
「夫以上の人はいない」と

 

それに、今は子育てと仕事に全力を注ぎたい
だから、再婚は今のところ考えていない

 

だけど——大人の恋愛には興味がある

 

20代の頃に読んだ、

岸惠子さんの小説 「わりなき恋」

 

 

 

 

 

この一冊が、私の恋愛観を揺さぶった。

パリ行きファーストクラスで出会った、
社会的な地位も名誉もある男女が、
 

静かに、でも激しく

惹かれ合い、恋に落ちる。

しかも、この物語が 半自伝 というのだから驚き。


「別次元の恋とは、こういうことを言うのか…!」 

 

と、圧倒されたのを今でも覚えている。

主人公の女性は 69歳、恋人は 58歳
 

2人の恋だけをなぞっていくと

年齢を忘れるほどの純愛

 

 

 

 

だけど、恋人には家族がある

 

30代の今、改めて読み返すと、

当時とは異なる感情がわき上がってきます。

 

結婚して10年以上も恋愛から遠ざかると、

恋や愛、そしてときめきを忘れてしまっていることに気づかされます。

 

それだけに、新しい人と言われても・・・。

というとまどいもあるのかもしれません。

 

先日、独身生活を楽しんでいる友人に会いました。

彼女は最近、新しいパートナーができたそうで、

肌はツヤツヤ、表情はイキイキとしていて、

 

まるで若々しい少女のように美しかった。

 

「恋をすると、人はこんなにも輝くのか…!」と驚かされました。

 

私はもう恋愛をしないつもりなのか?

 

それとも、ただ「しない」と決めつけているだけなのか?

40代の恋愛って、20代のような純粋なドキドキではなく、

人生を重ねたからこそ味わえる、

深くて濃いものなのかも。

 

『わりなき恋』を読んで感じたあの衝撃を、

私は経験することがあるのでしょうか。

 

いつか、パリ行きのファーストクラスに乗ることがあれば、もしかして…?

 

でも、その前にやることが山積みです。

 

人生は、自分の選択次第でどこまでも面白くなる。

 

さて、次はどんな一歩を踏み出そうか。