上部パネルを撤去した後、余計なものが付いていたグリルも撤去。

 

 

上部パネルで隠れていた部分にあったネジを1本外したら割と簡単に外れたので、邪魔板(整流板)部分をニッパーで切り取らなくて良かった。

さすがの無印良品、メンテナンス性もいい感じ。

 

以前分解した海外製の空気清浄機では、グリルを外すのに裏底のネジを外した上に前後外装まで外さなければならなかった。

しかもその際、かなり固くてはめ込み用のプラ爪が割れたりしていた。

 

この製品のプラ爪は割と控え目なので乱暴に扱わなければ破損の心配無し。

 

もっとも、このままでは内部基盤にホコリが付くので、プラダンでカバー。

 

 

ここで試運転。

 

風量は劇的に改善。

 

明らかに、上部パネルを設置していない方が風量が出るのにあえて追加しているのは、デザインのため?

元々のポテンシャルは高いのにもったいない。

 

個人的には性能を犠牲にしてまでやることではないと思うが、それを言い始めたらコンパクトにするために送風ファンも小型化した結果風量を維持するためにその回転数を高める必要があるとか、限られた設置面積でフィルターの性能を確保するためにフィルターの奥行きを厚めに折り込む必要があるとか、色々と無理していたんだなという所ではある。

 

見た目だけで買う人もいるだろうし。

 

そんな設計上のあれこれは全く気にせず、この後煙突状のダクトを追加予定。

 

デザインはガン無視で、もはや素材としか見ていない。

 

フィルターを交換した結果、風量は出たが音が少々うるさくなったので、本体をひっくり返して背面吸気前面(煙突状ダクトの上で)排気の仕様にする予定。

 

とはいえ、グリルを外したら音がかなり静かになった。

 

それに、風も結構上に出る様になったので、暫定的にはそのまま使えそうでもある。

 

その他、LEDによる望まないライトアップの対策もする必要はある。

完全消灯させたら運転しているか判らないということになるのかもしれないが、風が出ていれば判るだろうとも思う。

起動時に最大光量で点灯してその後、減光モードに入るのだから、あとひとつ消灯モードもあれば良かった。

 

あと手を加えられそうにもない所だが、電源入り時のモーターの起動制御には疑問が残る。

 

風量1で停止後起動させても、2以上の勢いで回ってから1に落ち着く。

 

起動時の電流制限とか考えられていないんだろうな。

 

モーター寿命に影響しそうなのだが、基本24時間連続運転予定なのでさほど気にすることでもないか。

 

 

追記。

隙間埋めのプラダンでは当然ながらLEDの光の漏洩を止める事が出来ず、暗闇の中で薄暗く光る不気味なオブジェになってしまった。

そのため、ビニールテープ等を試してみたが、最終的にプラダンの上からアルミテープで覆って一応遮光を達成。