今年の気化冷却装置の理想形は、負圧水槽状態で冷却すること。
現状では、単に大きいペットボトルの中に500mlのペットボトルを固定してキッチンペーパーをかぶせているだけ。
それをもう少し工夫して、負圧水槽の様に内部(上部)に固定する方のペットボトルの内側を満水状態にして、気化時に発生する冷熱を確実に水槽の底面方向に流れる様にしたい。
ということで、現在適当な容器を選定中。
気化用の水と内部の循環用水を完全に分離して中の循環用水に墨汁で色付けし、水槽内の熱をより効率良く吸収・放散させるようにヒートパイプ状態の運用も考えてみたが、水槽底面にそれがある時はともかく、装置の先端に来た時に太陽光の熱を吸収してしまうことを考えると現実的ではない。
しかし、遮光できる容器でそれをやれば、可能かな。
銅は、水棲生物への毒性があるので却下。
アルミなら、加工さえ出来れば、上部はアルミ、下部はガラス?
そうした事も考えつつ、違う材質をつなげた時の止水性能とか、別途必要となる気化用の水の容器の固定方法とか適当な手段が思いつかないので、今年はペットボトルで作る予定。