このことについて考えてみたのは、石巻貝をいつ引っ越しさせるかということから。

 

石巻貝の引っ越しなんて水合わせすら必要ないという話もあるけれど、ダメージは少ないに越したことはないので。

 

ということで、普通に検索しても石巻貝を労る情報など出てこなかったので、視点を変えて、月齢リズムから考えるといつが最もダメージが少ない時期になるのかなと。

 

水槽リセットは、その中で生きている生体の生活環境が大きく変わるということ。

 

月齢で考えてみると、その生体活動は満月の時が一番活発に、新月の時が一番沈静化していると捉えている。

 

人間でも、満月のときに手術をすると出血が多目になり、新月の時には少なくなるという話もある。

 

針灸でも、新月の時期には軽めに打つという施術師の方もいるらしい。

生体としては活動を抑制している時期なので、針による活性化効果を控えめにするということなのかと思っている。

 

あと、月齢伐採とか。

新月の時期には根の方に水分が集まっているため、要は葉の方の活性が抑えられていることもあって、建材として水分量が少ない良いものが伐採出来るという話もある。

 

という感じで考えてみると、外部環境とのエネルギー交換が活発化してそれに対応した生体状態となっている満月の時期よりも、沈静化している新月の時期の方が石巻貝の飼育環境を変えるのに適しているのではないかという所。

 

引っ越しは、石巻貝専用の苔水槽から本来の場所である金魚水槽へ。

今月27日頃を予定中。

 

そういえば、昨年夏は藻水槽で水温上昇対策を実施していた苔水槽でさえ石巻貝が1匹☆になったが、その前年は金魚水槽でなんともなかったなということで外気温度を比較してみた所、最高気温が2023年は35℃代、2024年は38℃代だった。

昨年は金魚水槽でも危なかったかもしれない。

今年は金魚水槽で夏を超えさせる予定ではあるが、今年も保冷剤の投入が必要になるかもしれない。

それ以外の水温降下対策も実施予定。