面白い話を発見。
『植食動物の捕食者を利用した藻場回復の可能性と課題について』
https://www.jfa.maff.go.jp/j/seibi/attach/pdf/H30_isoyaketaisakukyougikai-5.pdf
・植食動物 ⇒ ウニ
・植食動物の捕食者 ⇒ 伊勢海老
・ウニは夜行性
・伊勢海老も夜行性
『大型のイセエビが生息する投石礁にはウニはほとんどみられないことが池ノ浦の保護区だけでなく、徳島県日和佐でも観察されている。』
・伊勢海老の保護区に大規模な藻場
『海外で盛んに設定されるようになった全面禁漁の海洋保護区の多くで、ウニの捕食者が増加、大型化すると、ウニの優占する磯焼け状態から藻場が再生するという事実による検証』
『植食動物の捕食には大型の捕食者が必要である。
漁業調整規則により漁獲物の体長制限がなされているが、ウニ捕食の観点からは全く不十分である可能性が高い。』
伊勢海老に限らず、大型の『捕食者』の存在を保全することが磯焼け解決につながる可能性があるらしい。