最近は冬らしい気温が続いていて、昨日は1週間ぶりに日中の気温が10℃を超えた。

 

そして今日、気温は再び一桁代、昨日よりも5℃は低くなっているのに、何故か石巻貝は活発化している。

(本来、石巻貝の適温(水温)は15〜28℃位らしい)

 

ベランダの石巻貝水槽の水温は7.6℃。

しばらくの間、アパートの筐体のコンクリートに接しない方が冷えなくて良いのかと下に発泡スチロールの板を挟み込んでいたこともあったが、むしろ今の時期はコンクリートからの熱が伝わった方が水温が下がらないことに気付いたため、保温対策は水槽の周りに発泡スチロールとビニール袋を巻くのみ。

あまりにも冷え込む日(雪の日)にはまるっとビニール袋をかぶせている。

コンクリートは蓄熱体であるということを再確認。

 

石巻貝は、1週間ほどほぼ動かなかった反動なのか、昨日気温(水温)が上昇した結果何かのスイッチが入ったのか、とりあえず元気で良かった。

 

 

 

それはそうと、金魚水槽の方で実験している藻によるろ過。

 

半日で1/5回転ほどの超低循環量。

 

これだと確かに流量が少な過ぎるみたいで水槽の水は若干濁っているが、金魚の健康状態としては投げ込み式底面フィルターを使っていた時よりも良くなっていることを感じている。

 

水槽から出た水は、浮島とザルで構成された汚れの濃度が高い部分を通って、比較的汚れが薄い部分に入り、最後にザルの隙間に藻が繁茂した部分を通り抜けてバケツに溜まって、金魚水槽へ戻る(手動)というもの。

 

エアホースを使った点滴方式の超低流量なので、細菌や動物性プランクトンが押し流されてはいない様子。

水の汚れが異なるそれぞれの部分でそれぞれの藻が繁茂していたり少なくなっていたりしている。

 

上流部分で細菌が繁殖したとしても、汚れが比較的少ない部分で動物性プランクトンに捕食されたりしている感じで、最終的には多少色は付いているが結構きれいな水になっている様子。

金魚の健康状態が改善されてきているのが何よりの証拠。

 

水換えは1週間に1回程度で、以前からの運用とさほど変わり無い状態。

むしろ、以前ほど水質が悪くなっていないので、心理的に少し楽になった。

以前は、魚臭い臭いがすることもあったが、今は無臭の状態を各水槽で維持出来ている。

 

巷では、回転率が1時間で6回転とか推奨されている?様な話もある。

でもそれって、細菌レベルで見るとかなりの激流。

ほぼ物理ろ過しか出来ていない様な気も。

まあ、上手く行く時は上手く行くのだろうけど。

 

 

今後は、回転率をもう少しだけ(半日で1/3回転くらいに)上げるのと、水槽に戻す手動操作を自動化出来ないかと検討中。

市販の大多数のポンプでは流量が多すぎるので。

エアーリフトで対応出来ないこともないが、水中の細菌を周囲に撒き散らす危険性があるので却下中。

それがエアコンのカビの原因になっていた恐れもある。

 

水槽をもう1段追加して、沈降槽を設定するのもいいな。