我が家では定番となっているシェーバーの改造後の再改造を実施。
というのも、エボルタやヘタってきたエネループでの使い勝手が悪くなってきたので。
100均のボルケーノNZでは最初からまともに使えないし。
やはり、電池ボックスの配線をもう少し断面積が大きいものに引き直せば良かった、と再改造がとっくに終わった後に考えていたり。
それはともかく、今回の改造内容。
外付けの電池ボックスを追加して並列化。
これまでのニッケル水素充電池1本運用では、電池電圧が1.1Vまで下がると実用に耐え難くなってくる。
他のモーター負荷に短時間接続して活性化を図っていたりしていたが、それも面倒になってきた。
その状態で諦めて充電すると、メモリー効果の影響で使用可能時間が更に短くなる悪循環が発生。
であれば、電池を並列運用してやれば、多少電圧が下がって1本当たりの電流値が下がったとしても全体としては実用上問題のない電流値が流せるはず。
ということで、画像の改造を実施。
最初の電池ボックスはそのままに、持つ時に邪魔にならない場所にもう一つ追加。(この際、見た目は2の次)
その結果、1.1Vまで電圧が下がった電池×2で試運転してみると、いい感じで動いた。
もちろん、1本だけでの単独運用も可能。
ただし、ちょっとした問題点も発生。
電池ボックスのリード線をそのまま使用したので、それによる電圧降下がそれなりにある上に電池ボックスそれぞれの電流の流れ方が異なるというもの。
1本だけ交互に電池を入れたとき、明らかに最初に設置した電池ボックスに電池を入れた時の方が力強く動く。
どうやら、後から追加した電池ボックスのリード線が更に細かった模様(汗
まあ、ほんの少しの違いではあるため、電池の電圧が下がってきた時に同じ電圧表示でも多少は力強く動かせる方を追加した方に装着すれば電流値のバランスが取れるかもしれないと思いつつ。
全く同じ回路抵抗でもほんの僅かな電池電圧及び内部抵抗の違いで流れる電流値が異なってくるので、最初から差が明確な方がいいのかもしれない、という言い訳もありつつ。
とりあえずは、単体ではちょっと使用するのに難が出てきていた1.1Vの電池電圧でも、2本並列運用すればさほど問題なく使用できそうなことが確認出来た。
なお、この運用は、使う度に電池を装着し、使用終了と共に電池を外すという面倒くさい運用が必須。
電池を並列に接続したままだと、その電池間の僅かな電圧差で循環電流が流れ、使ってもいないのに電池容量が減ってしまうという現象が起こるので。
電池を毎回取り外したくないのでスイッチを付けるとするなら、並列接続している各電池毎にそれぞれスイッチが必要となる。
その他、前回の改造時に、シェーバーの刃の駆動部分のパッキンをずれたまま装着していた結果、シェーバー内部に多量のひげの粉が侵入していた。
モーターへの通電時には確実に手に持っているので火災等の発生の危険は無いが、そのままだとモーターの寿命には影響が出そうだった。
よって、パッキンは再組み立て時に入念に装着。
とりあえず、今回の改造によって放電終始電圧までの利用が可能になったはず。
過放電になる危険性はあるが、使ってみて確認する。
また、充電後の初回使用時に過大な電流が流れないかは気になるが、そうなった場合には1本だけ装着してしばらく使えばいいだけのこと。
・・・やはり、リード線を引き直す方が確実だったかな、とも思いつつ。