藻でろ過実験の続き。
あの後、記事にはしていなかったが金魚水槽から直接藻水槽へ水を送り込むことに変更した。
ついでに、どうせなら金魚水槽の底面付近から水を取り出した方が効果が高そうだと思った。
ただ、単純にサイフォンの取水口を底面付近にした場合、何らかのアクシデントが起こった時に金魚水槽の水位が下がりすぎることが懸念されたのでちょっと考えてみた。
水槽の水位が下がり過ぎない様に自動停止させる。
要は、設定水位まで下がった時にサイフォンのラインに空気が入り込む様にすればいいだけのこと。
ということで、T型の接続部品を利用してサイフォンのラインの途中にチューブを増設。
増設したチューブの出口は水面より上にすることで、接続部品の所まで水位が下がったらチューブから空気が入ってサイフォンが切れるのでそれが設定水位となる。
呆れる位に単純な構造。
単純にその水位でサイフォンを切りたいだけなら、サイフォンのラインの途中にT型の接続部品を付け加えるだけでも同じことだが、その場合、吸い込まれる水がサイフォンラインの先端である底付近ではなく接続部品の所からになるのでその加工をした意味がない。
その部分にサイフォンのラインの先端を持ってくるのと同じことになる。
改めて再度サイフォンを作動させたい場合には、水位を接続部品の位置以上に上げてから動作させればいいだけのこと。
なお、エアチューブを使った簡易的なものでは上手く行ったが、サイフォンで吸い込む水量や流速及び使用する配管のサイズの比率等によってはまともに動かないこともありえる。
作成した画像等は、気が向いたら掲載するかもしれない。
と言っても、
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単に、これだけなのだが。
ろ過実験自体は順調だと思う。
太陽光が秋の日差しになったのでアオコの発生そのものが抑えられているので、アオコが大発生する時期に有効な方法なのかどうかは来年の話。
なお、水中の懸濁物(微小浮遊物)はさほど減っていないので今回底面付近より取水することにした次第。
より深い位置の方が濃いはずなので除去しやすいのではないかという希望的観測から。