ベランダの無濾過無給気の金魚水槽(ほぼベアタンク)に浮かべていたタッパーの水切りに藻(苔?)が生えたのでろ過実験を実施。

 

 

要は、隙間が藻で埋まったのでフィルターとして利用できそうなことに気付いたので。

 

ベランダに電源が無く無動力であることと藻の強度が不明である関係上、サイホンを利用して1L/h未満という超低吸水流量運用。(1秒に1滴程度)

出口にはバケツを置いているだけ。

金魚水槽に水を戻すのは朝夕の1日2回。(そのための超低水量運用でもある)

その際、フン掃除も実施。

 

出てくる水に、目に見える固形物はほぼ無い。

ただし、若干緑色がかっている。

 

ただ、これだけではほぼ水槽内の水分を抽出しているだけで相対的に水槽内の懸濁物濃度が上がってしまったので、別の藻水槽も利用。

(若干、通水時に微生物が活動しているとは思うが)

 

 

藻水槽は、金魚水槽の更新を考えて水を先に溜めておいたら糸状藻が発生したもの。

水自体は結構澄んでいる。(若干茶色がかっている)

 

先にこの上澄みを確保してから、懸濁物の濃度が上がった水槽の水をこの中へ投入。

藻の活動の結果、半日後には上澄みは再び透明化している。

 

その後、藻でろ過した水と上記の上澄みを金魚水槽へ。

 

最初からこの藻水槽へ金魚水槽の水を流すことも検討中。

 

今後のクリアすべき条件は、各水槽の配置と日当たりの確保、及び超低流量の送水方法等。

全自動で循環してくれるのが理想。

 

日当たりが良いと苔も発生するが、水質の改善に寄与している面もあるので、それが増えすぎない様に石巻貝も活躍中。

 

 

石巻貝は夏場の高温ダメージから回復してきたので、先日から金魚水槽に合流している。

 

この運用にしてから金魚の調子がかなり良くなった。

投げ込み式底面フィルターを動かしていた時よりも良くなった。