エアコンフィルターを流用している空気清浄機にプレフィルターを追加設定してみた。

その結果、3週間程度で交換を要する程度の空気流量となっていた状態から、4週間経過してもそれよりも余裕のある空気流量となった。

 

 

設定したのは、プラダンで枠を作って網戸用の26メッシュ(細糸使用)の網を張ったもの。

ある程度動かしたら追加したプレフィルターに捕集されたホコリを掃除機で吸い取る必要があるが、それによって空気流量の低下が抑えられるので投資分は近日中に回収出来る予定。

まあそれよりも、フィルターの交換頻度が下がって良かった。

 

フィルターの密度勾配。

最初に粗めの隙間で大きいホコリを取り、次第にその隙間を小さくしていくことでフィルターの寿命を長くすることが出来る。

HEPAフィルターもその様に作られているので吸気側と出口側を間違えると、フィルターの寿命が著しく短くなる模様。

密度の違いは手触りの違いでも判別出来るが、ザラザラ面ではない密度の小さい側を不用意に触ると簡単に隙間が大きくなってHEPAフィルターの基準を下回る状態になるという話もある。

HEPAの基準はそれほど繊細なものらしいが、フィルターを装着する時点で取付枠との間に隙間がある空気清浄機もある。

安価な家庭用の空気清浄機でHEPAを謳っていても、フィルターを通過した空気はそのレベルであっても、空気清浄機そのものから出てくる空気がHEPAレベルではないということ。

それに、通風抵抗も大きいので空気流量が少ないか、風量を多くしようとすれば騒音が大きくなる。

結局は、どこで妥協するかという所かな。

 

プレフィルターの追加前はフィルターに付着するホコリにムラがあったが、追加後はそれが軽減されているのでそれもフィルター寿命が長くなった要因の模様。

 

 

最近CMでよく見るエアドッグ。

給気口と排気口の位置が離れていて、よく出来ていると思う。

出口側はサーキュレーターの様にもなっているし。(うるさそうではあるが)

フィルター式の「普通」の空気清浄機でも、出口側にダクトを追加することで給気口と排気口の距離を確保出来、ショートサーキットを防止することでエアドッグの様に実質的な捕集効率を上げることが出来るのになと思いつつ。

我が家の空気清浄機では既に実践中。

 

まだまだ改良の余地がある。

次回は、ダクトの出口を門松みたいに斜めにしてみるか。

 

その他、床付近の吸引を重視して庇も追加中。